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上杉文華館 「謙信を生んだ一族・長尾氏⑩」

上杉文華館 「謙信を生んだ一族・長尾氏⑩」古志長尾氏

 

2016年度の上杉文華館は「謙信を生んだ一族・長尾氏」をテーマにゆかりの文化財、貴重な史料をご覧いただきたいと思います。

平成28年度、第10回目のテーマは… 「古志長尾氏」 です。

 

【展示期間】 平成28年12月23日(金)~1月29日(日)  

 

 長尾氏は桓武平氏の一族で、相模国鎌倉郡長尾郷(横浜市戸塚区)を名字の地とし、三浦氏や梶原氏、鎌倉氏、大庭氏、などが同族です。後三年合戦に活躍した鎌倉権五郎景正や、源頼朝に仕えた梶原政景らは一族です。しかし、鎌倉時代の長尾氏の動向はよく分からないことが多いのが実情です。宝治元年(1247)に執権北条時頼によって滅亡に追い込まれた有力御家人三浦氏に味方していたことから没落し、その後鎌倉幕府6代将軍に就任した宗尊親王に従って、京都から鎌倉に下向してきた上杉氏の家臣になったと考えられています。鎌倉幕府が滅び、室町幕府が開かれると、その重要メンバーであった上杉氏の活躍によって、その家臣である長尾氏も確かな記録にその名をみせるようになりました。

 謙信は越後府中を拠点とした「府中長尾氏」と呼ばれる一族の出身です。この長尾氏は越後守護代を代々務めてきました。謙信もまた家督継承とともに越後守護代に就きました。

2016年度第10回目の上杉文華館は、「古志長尾氏」と題し、越後守護代長尾氏一族として、守護上杉氏のもと、また戦国大名化していく守護代長尾氏のもとで重要な役割を担った古志長尾氏について紹介します。上杉家文書の成り立ちの一端も明らかにします。

「上杉本洛中洛外図屏風」は、1995年に制作した複製Aです。

狩野永徳が描いた際を想定された複製です。

 

▼ コレクショントーク

 「謙信を生んだ一族・長尾氏  古志長尾氏」

平成29年1月7日(土)14:00~

場所: 常設展示室 上杉文華館

※入館料が必要です。

お問い合わせ 米沢市上杉博物館 0238-26-8001まで

皆さまのご来館を心よりお待ちしております。

 

お問い合わせ 米沢市上杉博物館 0238-26-8001まで

皆さまのご来館を心よりお待ちしております。

 

2016.12.23:denkoku:[博物館情報]

「上杉鷹山と学びの時代」好評開催中

12月21日(水)のNHK山形放送局さんのニュースで、

コレクション展「上杉鷹山と学びの時代」の情報を取り上げていただきました。

 

↓リンク:NHKニュースウェブ 山形県のニュース 「上杉鷹山と学びの時代」展

http://www3.nhk.or.jp/lnews/yamagata/6025437971.html

 

≪年末年始の開館情報≫

博物館は12月26日(月)から31日(土)まで休館となります。

 

来年は1月1日(日)から開館いたします。

上杉神社へ初詣のあとは、ぜひ博物館にお立ち寄り下さい。

2016.12.21:denkoku:[博物館情報]

講演会のお知らせ

当館では開館15周年記念コレクション展「上杉鷹山と学びの時代」を開催中です。

記念講演会のご案内です。

『上杉鷹山の改革と学び―「富国安民」論とはなにか―』

講師:小関悠一郎氏(千葉大学准教授)

場所:伝国の杜2階大会議室 入場無料

時間:14時~16時

公益財団法人山形県生涯学習文化財団「平成28年度地域生涯学習活性化支援事業」

 

江戸時代中期、困窮を極めた米沢において、第9代藩主上杉鷹山のもと、農業・産業・財政・教育など諸分野の改革が行われ、全国的にも注目を集めました。

本講演会では、鷹山が打ち出し、藩士や領民とともに共通の目標とされた「富国安民」の思想に注目し、藩政改革の実践、全国的な広がりについて、歴史学の立場からお話しいただきます。

みなさまのご参加をお待ちしております。

 

国宝「上杉家文書」上杉鷹山書状(「なせばなる」部分)

 

お問合せ 米沢市上杉博物館 0238-26-8001

 

2016.12.14:denkoku:[博物館情報]

ギャラリートークのお知らせ

12月10日(土)からは、開館15周年記念コレクション展「上杉鷹山と学びの時代」がオープンします。

米沢藩第9第藩主上杉鷹山は、江戸時代中期、困窮していた米沢藩の改革にあたった人物として有名です。

本展覧会では、鷹山の事績と江戸時代中~後期の米沢について「学び」をキーワードにご紹介します。

 

オープニングギャラリートークのご案内です。

展覧会初日の12月10日(土)14時から、

企画展示室にて「展覧会のみどころ」をテーマに、当館学芸員による展示解説を行います。

みなさまぜひご来館ください。

上杉鷹山書「思無邪」

 

~開館15周年記念コレクション展「上杉鷹山と学びの時代」~

【期間】

2016年12月10日(土)~2017年2月12日(日)

休館日:毎週月曜日(祝日の場合は翌日)

12月26日(月)~31日(土)

※1月1日(日)~3日(火)は開館

【時間】

9時~17時(チケット販売は16時30分まで)

【料金】

一般 200円(160円)高大生 100円(80円)小中生50円(40円)

※()は20名以上の団体料金

【ギャラリートーク】

12月10日(土)「展覧会のみどころ」

1月14日(土)「上杉鷹山と読書」

2月4日(土)「学びと改革」

※各回14時から

※企画展入館料が必要です

【記念講演会】

◇12月17日(土)

『上杉鷹山の改革と学び―「富国安民」論とはなにか―』

講師:小関悠一郎氏(千葉大学准教授)

場所:伝国の杜2階大会議室 入場無料

時間:14時~16時

 

お問合せ 米沢市上杉博物館 0238-26-8001

2016.12.08:denkoku:[博物館情報]

次回展覧会のご案内

次回展覧会のご案内です。

12月10日(土)から、

開館15周年記念コレクション展「上杉鷹山と学びの時代」を開催します。

米沢藩第9第藩主上杉鷹山は、江戸時代中期、困窮していた米沢藩の改革にあたった人物として有名です。

鷹山は複数の師から教えを受け、読書によって知識を得るなど、生涯を通じて領主としての人格形成に努め、隠居後は上杉家の人々の教育にも力を注ぎました。一方、藩校・興譲館や留学制度、他地域からの技術導入、武芸や文芸の習得など、豊かな国を目指して藩士や領民も学ぶことにより、改革が進められました。

改革が一定の成果をあげるなか、鷹山の業績や言動は、写本や儒学者によって全国に広まり、各地からの視察も相次ぐなど、学ぶ対象となっていき、鷹山の事績を学ぶ対象とすることは、時代に応じてテーマを変えつつ、現代まで続いています。

本展覧会では、このような動向について、当館所蔵の国宝「上杉家文書」や藩士の家に伝わった新収蔵品、平成28年7月に開館した新図書館(ナセBA)所蔵資料を中心に展示し、鷹山の実績と江戸時代中~後期の米沢について「学び」をキーワードにご紹介します。

 

 

開館15周年記念コレクション展「上杉鷹山と学びの時代」

【期間】

2016年12月10日(土)~2017年2月12日(日)

休館日:毎週月曜日(祝日の場合は翌日)

     12月26日(月)~31日(土)

     ※1月1日(日)~3日(火)は開館

【時間】

9時~17時(チケット販売は16時30分まで)

【料金】

一般 200円(160円)高大生 100円(80円)小中生50円(40円)

※()は20名以上の団体料金

【ギャラリートーク】

12月10日(土)「展覧会のみどころ」

1月14日(土)「上杉鷹山と読書」

2月4日(土)「学びと改革」

※各回14時から

※企画展入館料が必要です

【記念講演会】

◇12月17日(土)

『上杉鷹山の改革と学び―「富国安民」論とはなにか―』

千葉大学准教授 小関悠一郎氏

場所:伝国の杜2階大会議室 入場無料

時間:14時~16時

公益財団法人山形県生涯学習文化財団「平成28年度地域生涯学習活性化支援事業」

お問合せ 米沢市上杉博物館 0238-26-8001

 

2016.12.02:denkoku:[博物館情報]