HOME > 博物館情報

新型コロナウイルスに関する対応について

【新型コロナウイルスに関する対応について】

 感染予防・拡大防止のため、3月15日(日)までの期間、催事の中止および展示の一部休止をさせていただきます。

 

詳細は以下をご覧ください。

http://www.denkoku-no-mori.yonezawa.yamagata.jp/COVID-19.htm

 

【お問い合わせ】

米沢市上杉博物館  0238-26-8001

 

2020.02.28:denkoku:[博物館情報]

上杉文華館 米沢初入部250年記念 「上杉家文書」に見る上杉鷹山

2019年度の上杉文華館は「米沢初入部250年記念「上杉家文書」に見る上杉鷹山」と題して、館蔵の国宝「上杉家文書」に伝えられた文書や、ほかの館蔵資料を通して鷹山の人生の一コマを紹介していきたいと思います。

 

【展示期間】2020年1月21日(火)~2020年3月20日(金・祝)

 

《大名として》

 2019年度の上杉文華館は「米沢初入部250年記念「上杉家文書」に見る上杉鷹山」と題して、館蔵の国宝「上杉家文書」に伝えられた文書や、ほかの館蔵資料を通して鷹山の人生の一コマを紹介していきたいと思います。

 鷹山は、宝暦元年(1751)7月20日、高鍋藩主秋月種美の二男として江戸に生まれました。母方の祖母が4代米沢藩主上杉綱憲の娘でした。宝暦10年10月19日、8代米沢藩主上杉重定の養子として上杉家の江戸上屋敷桜田邸に移りました。そして、明和4年(1767)4月24日、上杉家の家督を継ぎ、数え年17歳で9代藩主に就任しました。ここに財政難に苦しむ米沢藩の再建が若き藩主に委ねられました。その2年半後、明和6年(1769)10月、鷹山は初めて領地米沢に足を踏み入れました。

 次期藩主となる大名の子息は、江戸藩邸に暮らすことが決まりでした。国元で生まれても幼いうちに江戸へ上ります。家督を継いで大名となり、将軍から暇を得て帰国しますが、藩主として初めての帰国は特別のことでした。藩士らにとっての新しい主人であり、新しい関係の始まりでした。例年行われる行事でも、この時ばかりは特別の次第で行われるものが少なくありませんでした。

 2019年度第6回は「大名として」をテーマにします。江戸時代は由緒が重んじられた時代でした。それを証明する中核に古文書が位置していました。そして、系図もまた家の歴史を証明する重要な存在でした。今回はそれをめぐる鷹山の一面を見てみます。

 上杉文華館では、「国宝上杉本洛中洛外図屏風」(複製)も公開しています。今回は1995年制作の複製です。現状に忠実に複製したものです。

 

▼ コレクショントーク

 2020年2月2日(日)                  上杉家文書を中心とした解説

 2020年3月1日(日)                  洛中洛外図屏風の解説

 時間:14:00~14:30

 場所:常設展示室 上杉文華館

 ※入館料が必要です。

 

皆さまのご来館を心よりお待ちしております。

 

【お問い合わせ】

米沢市上杉博物館  0238-26-8001

2020.01.21:denkoku:[博物館情報]

【次回展示予告】コレクション展「米沢藩 武士のお仕事 ~戦士・役人・芸達者~」

1月11日(土)よりはじまるコレクション展のお知らせです。

コレクション展「米沢藩 武士のお仕事 ~戦士・役人・芸達者~」

 

 戦いがほとんど無くなり、平和が続いた江戸時代。米沢の武士たちは、どんな仕事をしていたのでしょう。

 一口に米沢藩士といっても、奉行(家老)から足軽以下まで階層があり、身分に応じて役目が決められていました。戦士としての軍事組織(番方)を基本としながらも、領内の統治や主君・上杉家に奉仕するため様々な役職(役方)に就きました。警備や消防、参勤交代の御供も戦に準じた武士の役割でした。また、医師・絵師・諸職人といった技芸を専門とする者も召し抱えられていました。中・下級藩士や陪臣の場合は、乏しい俸給を補うため内職も盛んでした。

 本展示では、実に多彩な米沢藩士の仕事を紹介し、時にサラリーマンにもたとえられる、江戸時代の武士の多様な生きざまを探ります。

 

【期間】2020年1月11日(土)~2020年3月22日(日)

【休館日】毎週月曜日(祝日の場合はその翌日)

【開館時間】9:00~17:00(チケット販売は16:30まで)

                ※2月8日(土)・9日(日)は雪灯篭まつりに合わせ19:00まで開館(入館は18:30まで)

【入館料】 一般 210円(160円) / 高大生 110円(80円) / 小中生 50円(40円)

                ※( )は20名以上の団体料金

 

【ギャラリートーク】当館学芸員による展示解説

 日 時 : 1月11日(土)「展覧会の見どころ」

       2月1日(土)「米沢藩士の調べ方」

       3月7日(土)「藩士の仕事百景」

                     ※いずれも14:00より開始いたします。

 担当学芸員 : 佐藤 正三郎

 場 所 : 米沢市上杉博物館 企画展示室

                     ※コレクション展の入館料が必要です。

 

詳しくは当館ホームページをご覧下さい。

http://www.denkoku-no-mori.yonezawa.yamagata.jp/114shigoto.htm

 

皆様のご来館を心よりお待ちしております!

 

【お問い合わせ】

 米沢市上杉博物館  0238-26-8001

2020.01.07:denkoku:[博物館情報]

【データベースに新規資料を追加公開】

市立米沢図書館と当館の所蔵資料を一括で検索できる「文化財総合データベース」に、新たな資料が追加されました。

歴史関係としては
・三潴式部宛 直江兼続書状 (A1967-216)
・雲井龍雄日記屏風 (A1991-005)
・町奉行所同心日記 (A2006-032)
といった資料を追加しました。

これらの資料は、いずれも1月11日からはじまるコレクション展「米沢藩 武士のお仕事」で展示いたします。

また、美術資料として
嘯虎図 (A1955-003) などを追加しました。

過去の収集品を含め、随時情報と写真が揃ったものから追加していきます。

ぜひ、ご覧ください。

データベースはこちら
 

コレクション展「米沢藩 武士のお仕事」はこちら

 

【お問い合わせ】

米沢市上杉博物館  0238-26-8001

2020.01.04:denkoku:[博物館情報]

【データベースに新規資料を追加公開】

市立米沢図書館と当館の所蔵資料を一括で検索できる「文化財総合データベース」に、新たな資料が追加されました。

・鉄錆色塗腰紺色糸威二枚胴具足 (芋川家伝来)(A1993-027)

・米沢藩大工支配頭覚留帳(A2000-0270-1)
は、次回展覧会「米沢藩 武士のお仕事」(1/11~3/22)で展示予定です。

この他、
・(年未詳)正月27日上杉景勝宛 武田勝頼書状(A2013-030)

・戊辰戦争時軍装(A2018-023)
 ※昨年度の特別展「戊辰戦争と米沢」で展示後、寄贈を受けたもの

といった資料も収録しました。

資料情報が整ったものから、定期的に資料を追加していきます。


http://www.denkoku-no-mori.yonezawa.yamagata.jp/togodb/index.html

ぜひ、データベースをご利用ください

【お問い合わせ】
米沢市上杉博物館  0238-26-8001

2019.11.29:denkoku:[博物館情報]