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企画展「138億光年 宇宙の旅」展示紹介⑤

  • 企画展「138億光年 宇宙の旅」展示紹介⑤

木星探査機ジュノーは2016年7月に木星の北極と南極を周回する極軌道に投入されました。木星を南極から撮影したのはジュノーが初めて。木星の1日は約10時間。巨大な天体が高速で自転することでジェット気流が発生しています。ジュノーのグランドフィナーレまであと5か月、活躍は続きます。

 

2021.02.12:denkoku:[博物館情報]

企画展「138億光年 宇宙の旅」展示紹介④

  • 企画展「138億光年 宇宙の旅」展示紹介④

私たちは天の川銀河のどこにいるのでしょうか? 日常では考えもしないことにハットする「銀河系中心領域」。私たちの住む天の川銀河の中心が写し出されています。太陽系から中心までの距離は2万5800光年。そこには超大質量のブラックホールがあります。

2021.02.11:denkoku:[博物館情報]

企画展「138億光年 宇宙の旅」展示紹介③

  • 企画展「138億光年 宇宙の旅」展示紹介③
  • 企画展「138億光年 宇宙の旅」展示紹介③

企画展「138億光年 宇宙の旅」、今日もご来館ありがとうございます。大雪後、今日の青空は目に沁みます。太陽の光で見えませんが、この青空にも星は輝いています。さらに高い地球の大気圏では、不思議な現象が起こっています。それをとらえた写真が第3章にある「メキシコ北西部上空を通過中の国際宇宙ステーションから見た景色」です、地平線近くに見える赤い光は、「スプライト」と呼ばれる放電現象。持続時間がミリ秒単位で地上からも宇宙からもまれにしか観測されません。「スティーヴ」と呼ばれるオーロラに似た発光現象とともにまだまだ謎に包まれています。本物を見てみたい・・・

 

2021.02.10:denkoku:[博物館情報]

企画展「138億光年 宇宙の旅」展示紹介②

  • 企画展「138億光年 宇宙の旅」展示紹介②

今回は土星の衛星エンケラドスの写真を紹介します。

土星には現在82個の衛星が発見されており、太陽系で最も多くの衛星を持っています。エンケラドスはそのうちの1つ、8番目の衛星。今回展示しているのは2009年に土星探査機カッシーニが撮影したもので、土星のリングを背景にエンケラドスがシルエットになっています。エンケラドスの南極付近から噴き出す間欠泉も逆光に散乱して見えています。エンケラドスは表面が氷で覆われていますが、その地下には全休的に海が存在するといわれています。その奥に写る衛星パンドラもお見逃しなく。

 

【お問い合わせ】

 米沢市上杉博物館  0238-26-8001

2021.02.10:denkoku:[博物館情報]

企画展「138億光年 宇宙の旅」展示紹介

  • 企画展「138億光年 宇宙の旅」展示紹介
  • 企画展「138億光年 宇宙の旅」展示紹介

今回は展示の最初と最後をご紹介します。展示の一番最初「宇宙背景放射」は宇宙の成り立ちに迫ろうと2001年に打ち上げられたWMAP衛星がとらえた宇宙の最果てからの電磁波を表したものです。ビッグバンの名残の電波が138億光年の彼方から地球に届いている証拠です。

そして展示の最後には国立天文台のすばる望遠鏡のハイパー・シュプリーム・カム(HSC)がとらえた宇宙の画像に、その観測データをもとに作られたダーク・マターの分布地図を重ね合わせた「ダークマターの地図」。望遠鏡ではみることができない正体不明の物質のありか・・・ビッグバンから始まった宇宙の膨張と深くかかわっているらしい・・・・

そんなまだまだ謎だらけの宇宙に自分も住んでいると思うと、太陽系と地球に守られている幸せを感じます・・・地球万歳!

 

【お問い合わせ】

 米沢市上杉博物館  0238-26-8001

2021.02.10:denkoku:[博物館情報]