ゴールデンウイーク期間中は大変多くのお客様においでいただき、ありがとうございました。なかでも国宝上杉本洛中洛外図屏風原本はやはり人気があり、展示ケースの前には多くのお客様が集まられていました。
「天地人コレクション」コーナーは5月16日(土)より五回目の展示替えとなります。
今回のテーマは「重鎮景勝のもとで」6月12日(金)までの開催となります。
豊臣秀吉のもとで上杉景勝は、五大老の一人に名を連ね、関東・東北地方支配の抑えとなる会津一二〇万石の大大名にまでなりました。このような急成長には、秀吉の天下統一における景勝の活躍があったからに他なりません。そのような景勝の活動およびその中での兼続の役割や位置付けなどを紹介し、秀吉のもと、天下統一のもとでの景勝・兼続の動向を具体的にみていきます。
今回の武具は景勝が秀吉から拝領したと伝わる「鑓 銘 城州埋忠作 文禄二年十二月日」(上杉神社蔵)を展示いたします。また兼続は景勝の出世に伴い正式に山城守に任命されますがその任命書である「後陽成天皇口宣案」(国宝「上杉家文書」当館所蔵)も紹介いたします。
大河ドラマでも次回の放送から上杉家が秀吉と関係を深めていくようですが、今回の展示からも秀吉政権の中で活躍していく景勝・兼続の姿がわかります。是非お越しください。
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「天地人コレクション」展示替え
2009.05.16:denkoku:[博物館情報]
国宝「上杉本洛中洛外図屏風」原本展示
そして「天地人コレクションコーナー」では現在国宝「上杉本洛中洛外図屏風」の原本展示を行っております。5月10日(日)までの展示となっております。
上杉本洛中洛外図屏風は狩野永徳が今から450年ぐらい前の室町時代の京都の様子を描いた屏風絵で、当博物館を代表する収蔵品の一つです。織田信長が上杉謙信に贈ったとされ、NHK大河ドラマ「天地人」にも登場しました。資料保存のため、普段は複製の展示となりますが、年に2回決められた期間で原本を展示しており、今回の展示はその内の1回です。
屏風の中には当時の京都の人々の生活が細かく描かれており、1日中見ていても飽きない程です。
5月10日までの期間は直江兼続ゆかりの文化財とともに、洛中洛外図屏風の原本を見ていただける、非常に恵まれた内容となっております。是非この機会に足をお運びください。
※ゴールデンウイーク期間中、当館は混雑が予想されます。国宝「上杉本洛中洛外図屏風」原本をじっくりご覧いただきたい方はお早目のご来館をお勧めいたします。
上杉本洛中洛外図屏風は狩野永徳が今から450年ぐらい前の室町時代の京都の様子を描いた屏風絵で、当博物館を代表する収蔵品の一つです。織田信長が上杉謙信に贈ったとされ、NHK大河ドラマ「天地人」にも登場しました。資料保存のため、普段は複製の展示となりますが、年に2回決められた期間で原本を展示しており、今回の展示はその内の1回です。
屏風の中には当時の京都の人々の生活が細かく描かれており、1日中見ていても飽きない程です。
5月10日までの期間は直江兼続ゆかりの文化財とともに、洛中洛外図屏風の原本を見ていただける、非常に恵まれた内容となっております。是非この機会に足をお運びください。
※ゴールデンウイーク期間中、当館は混雑が予想されます。国宝「上杉本洛中洛外図屏風」原本をじっくりご覧いただきたい方はお早目のご来館をお勧めいたします。
2009.04.30:denkoku:[博物館情報]
天地人コレクション 「北へ~越後統一と庄内支配」
「米沢 愛と義のまち 天地人博2009」の「天地人コレクション」コーナーではテーマに沿って直江兼続に関する文化財を紹介しております。
5月15日(金)までのテーマは「北へ~越後統一・庄内支配」。今回で4回目の展示となります。
新発田城(現新潟県新発田市)主・新発田重家の乱への対応を通じて、景勝・兼続は本庄繁長・色部長真等、下越の有力武将との関係を強化していきます。そして景勝の支配は下越およびその北の出羽庄内地方へも及んでいきます。今回は北へのびる景勝・兼続の活動について関連の文化財を通して紹介していきます。
今回は山形県庄内地方、そして新潟県下越地方と米沢から比較的近い地域が舞台となっております。
また外交の舞台で活躍する兼続の姿がわかる文書も紹介しております。
毎回人気の高い甲冑類については、今回は本庄繁長所用の兜「六十二間筋兜(村上市郷土資料館蔵)」を展示しております。最上氏との庄内を巡る戦いで実際に刀傷を受けたとされる痕が残っている兜です。
以上、今回も見どころの多い展示内容となっております。
5月15日(金)までのテーマは「北へ~越後統一・庄内支配」。今回で4回目の展示となります。
新発田城(現新潟県新発田市)主・新発田重家の乱への対応を通じて、景勝・兼続は本庄繁長・色部長真等、下越の有力武将との関係を強化していきます。そして景勝の支配は下越およびその北の出羽庄内地方へも及んでいきます。今回は北へのびる景勝・兼続の活動について関連の文化財を通して紹介していきます。
今回は山形県庄内地方、そして新潟県下越地方と米沢から比較的近い地域が舞台となっております。
また外交の舞台で活躍する兼続の姿がわかる文書も紹介しております。
毎回人気の高い甲冑類については、今回は本庄繁長所用の兜「六十二間筋兜(村上市郷土資料館蔵)」を展示しております。最上氏との庄内を巡る戦いで実際に刀傷を受けたとされる痕が残っている兜です。
以上、今回も見どころの多い展示内容となっております。
2009.04.30:denkoku:[博物館情報]
「天地人コレクション」~秀吉と景勝・兼続~
はずかしながら久し振りの更新となります。
「米沢 愛と義のまち 天地人博2009」の「天地人コレクション」コーナーではテーマに沿って直江兼続に関する文化財を紹介しております。
現在4月17日(金)までのテーマは「秀吉と景勝・兼続」 景勝・兼続に大きな影響を与えた豊臣秀吉とその関係を古文書の内容や書き方を通してみていきます。そしてその背景に存在した、景勝と周辺大名との関係を佐々成政および徳川家康との関係に見ていきます。そのような中で外交の要であった兼続に関する問題を指摘していきます。
古文書というと難解なイメージを持たれるかたもいらっしゃいますが、内容だけでなく、その形や紙質の違いからわかる歴史も多いのです。是非そういった視点から見ていただくと面白いと思います。また、今回も古文書だけでなく、真田昌幸所用と伝わる「昇梯子文二枚胴具足」 真田幸村所用と伝わる「刀 無銘」 (どちらも真田宝物館蔵)など、米沢では展示されることがめったにない武具も展示しております。
ぜひお越しください。
「米沢 愛と義のまち 天地人博2009」の「天地人コレクション」コーナーではテーマに沿って直江兼続に関する文化財を紹介しております。
現在4月17日(金)までのテーマは「秀吉と景勝・兼続」 景勝・兼続に大きな影響を与えた豊臣秀吉とその関係を古文書の内容や書き方を通してみていきます。そしてその背景に存在した、景勝と周辺大名との関係を佐々成政および徳川家康との関係に見ていきます。そのような中で外交の要であった兼続に関する問題を指摘していきます。
古文書というと難解なイメージを持たれるかたもいらっしゃいますが、内容だけでなく、その形や紙質の違いからわかる歴史も多いのです。是非そういった視点から見ていただくと面白いと思います。また、今回も古文書だけでなく、真田昌幸所用と伝わる「昇梯子文二枚胴具足」 真田幸村所用と伝わる「刀 無銘」 (どちらも真田宝物館蔵)など、米沢では展示されることがめったにない武具も展示しております。
ぜひお越しください。
2009.04.05:denkoku:[博物館情報]
まもなく展示替え 「天地人コレクション」~危機への対応~
「米沢 愛と義のまち 天地人博2009」の「天地人コレクション」コーナーではテーマに沿って直江兼続に関する文化財を紹介しております。
3月20日(金・祝)まで「危機への対応」をテーマに、上杉家と織田信長軍との戦い、そしてその中で直江兼続が次第に上杉家中を統括する第一歩を踏み出していく姿を紹介しております。
真田昌幸所用と伝わる甲冑「啄木糸威伊予札胴具足(上田市立博物館所蔵)」、「賤ヶ岳合戦図屏風(馬の博物館所蔵)」等、米沢ではなかなかお目にかかることのできない資料も多く、見ごたえのある内容となっています。間もなく見納め。是非お見逃しないよう、よろしくお願いします。
3月20日(金・祝)まで「危機への対応」をテーマに、上杉家と織田信長軍との戦い、そしてその中で直江兼続が次第に上杉家中を統括する第一歩を踏み出していく姿を紹介しております。
真田昌幸所用と伝わる甲冑「啄木糸威伊予札胴具足(上田市立博物館所蔵)」、「賤ヶ岳合戦図屏風(馬の博物館所蔵)」等、米沢ではなかなかお目にかかることのできない資料も多く、見ごたえのある内容となっています。間もなく見納め。是非お見逃しないよう、よろしくお願いします。
2009.03.18:denkoku:[博物館情報]