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★山形の宝もの展★

●『山形の宝もの』開催予定 ●
山形県内の博物館・美術館所蔵品による県内5会場で庄内地区をはじめとし、巡回展示しております。当館は巡回展最終地区となります。
置賜地区では、3月13日(土)~27日(土)の期間、伝国の杜・米沢市上杉博物館で開催されます。
本展は、な・なんと!入場無料!!Σ(・ω・ノ)ノビックリ!! 
山形の宝ものが一堂に集まる展示を無料でご覧いただける貴重な機会です。
当館で展示されるのは、『上杉謙信書状〔当館所蔵〕』や米沢にゆかりのある椿貞雄の『牡丹花籠図〔山形県立博物館所蔵〕』などなど
これを機に少しでも山形の宝ものについて知っていただければ幸いです。
山形宝ものの世界へどうぞお入りください

『山形宝もの展』の入館料は無料!ただし常設展は有料です
常設展大人400円 高・大学生200円 小・中学生100円 
また、3月7日(日)までコレクション展米沢藩のお抱え絵師-目賀多家-』開催中です。会期終了間近ですのでこちらもお見逃しなく!
コレクション展入館料 大人200円 高・大学生100円 小・中学生50円 

【お問い合わせ】米沢市上杉博物館 0238-26-8001 
2010.03.02:denkoku:[博物館情報]

『コレクション展 米沢藩のお抱え絵師』会期終了迫る!

  • 『コレクション展 米沢藩のお抱え絵師』会期終了迫る!
米沢市上杉博物館にて開催中のコレクション展米沢藩のお抱え絵師-目賀多家-』会期終了がだんだん近付いてまいりました。
3月7日(日)まで開催していますので見応えあるこの展示をぜひご覧いただきたいと思います。
さて、今回は展示している「目賀多家粉本 屏風絵」の一部分をピックアップしてご紹介します。
こちらは前回もご紹介しました「粉本」(下絵などの総称)です。
本間屏風(基本的なサイズの屏風)のほぼ原寸大に人物や建物が精緻に描かれ、「白」「地金」「アサキ(浅葱)」など色の指示書も入れられています。
今回はこの色の指示に注目し、画像に載せてみました



コイアサキ(濃い浅葱)」と太字で書いてある右隣にうっすら衣裳の上に何か書いてあるのがうっすらと見えるかと思います。(「コイアサキ」と書いてあるのですがこの画像だとかなり小さいのでよーーっく目を凝らしてみていただかないと見えづらいです)他にも色を指示する文字が周りに見られます。
大作の場合はこのような原寸大の粉本が必要であったと考えられますし、「伺下絵(うかがいしたえ)」と呼ばれる下絵を持参し注文主の指示を仰ぐこともあり、この粉本もそのような制作の過程で作られたものと考えられます。(展示解説を基に作成)
たくさんの下絵を描いたり、模写したり・・、絵師の努力と大変さが見て取れます。でも難しい絵ばかりではなく、庶民的な絵も描いていたようで、なんだか身近な感じがする可愛らしいものもあるんですよ♪
残念ながら絵が小さくてブログに乗せられなかった作品も多々ございます。気になった方はぜひ直接いらして、じっくり細かいところまでご覧ください!面白い発見があるかもしれません(*´∇`*)ノ

 コレクション展『米沢藩のお抱え絵師-目賀多家-』
 【会 期】~3月7日(日) 
 【休館日】毎週月曜日(祝日の場合は翌日)
 【入館料】一 般    200円(160円)        
        高・大学生 100円( 80円)
        小・中学生  50円( 40円)
 ※( )内20名以上の団体料金

【お問い合わせ】米沢市上杉博物館 0238-26-8001 
2010.02.22:denkoku:[博物館情報]

上杉文華館 ~コレクショントーク~

  • 上杉文華館 ~コレクショントーク~
上杉博物館の常設展示室上杉文華館では3月7日(日)まで『上杉謙信の重臣、直江景綱』をテーマに展示をしております。
今年のコレクショントークでは、上杉文華館にて、国宝上杉本洛中洛外図屏風(複製)とともに、直江兼続とその時代周辺について当館学芸員が解説いたします。
画像は先日、2月20日(土)に行われたコレクショントークの様子です。
丁寧な解説で、頭の中にスッと入ってくる分かりやすいコレクショントークでした。
解説を聞くと、展示品に対する見方が変わってくると思います。例えば国宝上杉本洛中洛外図屏風!「あ!ここはそういう意味だったのか!!」と、新たな知識をもってもう一度屏風を見るとまた違った見方が出来てもっともっと屏風に興味・関心をもっていただけるかと思います。
国宝上杉本洛中洛外図屏風をご覧いただく機会がありましたらぜひ隅々までじーっくり見ていただきたく思います。(*・_・*)じー・・・
屏風に秘められた意味合いを知ること・謎解きをするのはとても面白いですよ

次回コレクショントークは3月20日(土)の14時からです!お楽しみに

次回コレクショントーク
 日時:3月20日(土)
 時間:14時~
 場所:上杉文華館
 ※コレクショントークをお聞きいただくには常設展チケットが必要です。

常設展示室上杉文華館
平成22年3月9日(火)~3月27日(土)
『直江家と与板衆』

 ●常設展入館料
  一般:400円(320) 高・大学生:200円(140) 小・中学生:100円(60)
  ( )内20名以上の団体料金

<お問い合わせ>米沢市上杉博物館:0238-26-8001
2010.02.22:denkoku:[博物館情報]

コレクション展~米沢藩のお抱え絵師~開催中

  • コレクション展~米沢藩のお抱え絵師~開催中

ただいま米沢市上杉博物館コレクション展にて『米沢藩のお抱え絵師-目賀多家-を開催しています。
今回は、「目賀多家粉本 上杉本洛中洛外図屏風写」を紹介いたします。
狩野派の教育方針は「臨写を以て始め臨写を以て終る」というもの。師匠や先人の残した手本をもとにした徹底的な模写教育がなされました。模写は筆遣いを学ぶには大変有効な教育法であり、このような学習過程においてなくてはならないのが「粉本」と呼ばれるものです。「粉本」は絵画制作における手本、下絵、模写等の総称で、狩野派においては非常に重要視されました。
目賀多家にも数多くの粉本が伝わっております。これはその内のひとつです。当館所蔵の狩野永徳筆、上杉家伝来「洛中洛外図屏風」を目賀多の絵師が模写したものです。線描のみですが原本に忠実に写し取られています。古画学習の一環ともとれますが、絵師たちもこの屏風を目にする機会があったことがわかり、非常に興味深いものです。(展示解説を基に作成)

なお、2月13日(土)ギャラリートークがあります(要コレクション展入場料)。コレクション展示室内にて14時より当館学芸員による展示解説を行いますので『コレクション展をもっとよく知りたい!』という方、ぜひご参加ください。
また、2月13日(土)・14日(日)は第33回上杉雪灯篭まつりが開催されます。今年は比較的雪が多いので美しい雪灯篭の灯りが目の前いっぱいに広がると思います(*'▽'*)わぁ♪
上杉博物館もこの2日間は19時まで開館延長いたします。(入館は18時30分まで)
当館は、上杉雪灯篭まつり開催地の目の前に位置していますので、お近くにお立ち寄りの際はぜひ見にいらしてください。


コレクション展『米沢藩のお抱え絵師-目賀多家-』
 【会 期】~3月7日(日) 
 【休館日】毎週月曜日(祝日の場合は翌日)
 【入館料】一 般   200円(160円)        
        高・大学生 100円( 80円)
        小・中学生  50円( 40円)
 ※( )内20名以上の団体料金

【お問い合わせ】米沢市上杉博物館 0238-26-8001 
2010.02.03:denkoku:[博物館情報]

コレクション展 『米沢藩のお抱え絵師 -目賀多家-』

  • コレクション展 『米沢藩のお抱え絵師 -目賀多家-』
明日、1月30日(土)より米沢市上杉博物館コレクション展にて『米沢藩のお抱え絵師-目賀多家-』を開催いたします。

ん?お抱え絵師?目賀多(めがた)??
 ↓    ↓    ↓    ↓    ↓
お抱え絵師とは、幕府や藩からの命を受けた、公的な仕事をする人のことです。
そのお抱え絵師として、代々狩野派に学び、米沢藩に仕えていたのが今回のコレクション展でご紹介する「目賀多家」です。
目賀多家は狩野探幽を祖とする鍛冶橋狩野家に入門するのが習わしでした。
(探幽は当館所蔵の国宝上杉本洛中洛外図屏風を描いた狩野永徳の孫にあたります)

今回の展示に、目賀多の粉本(下書き・模写の総称)も多数含まれています。絵師の作品制作の過程が見え、大変興味深いものとなっています。
知られざる目賀多家の姿・絵師たちの日常に興味がある方、必見です!そうでない方もこれを機にぜひ見にいらしてください。

 コレクション展『米沢藩のお抱え絵師-目賀多家-』
 【会 期】2010年1月30日(土)~3月7日(日) 
 【休館日】毎週月曜日(祝日の場合は翌日)
 【入館料】一 般   200円(160円)        
       高・大学生 100円( 80円)
       小・中学生  50円( 40円)
 ※( )内20名以上の団体料金

【お問い合わせ】米沢市上杉博物館 0238-26-8001
2010.01.29:denkoku:[博物館情報]