HOME > 博物館情報

上杉文華館 ~コレクショントーク~

  • 上杉文華館 ~コレクショントーク~
上杉博物館の常設展示室上杉文華館では3月7日(日)まで『上杉謙信の重臣、直江景綱』をテーマに展示をしております。
今年のコレクショントークでは、上杉文華館にて、国宝上杉本洛中洛外図屏風(複製)とともに、直江兼続とその時代周辺について当館学芸員が解説いたします。
画像は先日、2月20日(土)に行われたコレクショントークの様子です。
丁寧な解説で、頭の中にスッと入ってくる分かりやすいコレクショントークでした。
解説を聞くと、展示品に対する見方が変わってくると思います。例えば国宝上杉本洛中洛外図屏風!「あ!ここはそういう意味だったのか!!」と、新たな知識をもってもう一度屏風を見るとまた違った見方が出来てもっともっと屏風に興味・関心をもっていただけるかと思います。
国宝上杉本洛中洛外図屏風をご覧いただく機会がありましたらぜひ隅々までじーっくり見ていただきたく思います。(*・_・*)じー・・・
屏風に秘められた意味合いを知ること・謎解きをするのはとても面白いですよ

次回コレクショントークは3月20日(土)の14時からです!お楽しみに

次回コレクショントーク
 日時:3月20日(土)
 時間:14時~
 場所:上杉文華館
 ※コレクショントークをお聞きいただくには常設展チケットが必要です。

常設展示室上杉文華館
平成22年3月9日(火)~3月27日(土)
『直江家と与板衆』

 ●常設展入館料
  一般:400円(320) 高・大学生:200円(140) 小・中学生:100円(60)
  ( )内20名以上の団体料金

<お問い合わせ>米沢市上杉博物館:0238-26-8001
2010.02.22:denkoku:[博物館情報]

コレクション展~米沢藩のお抱え絵師~開催中

  • コレクション展~米沢藩のお抱え絵師~開催中

ただいま米沢市上杉博物館コレクション展にて『米沢藩のお抱え絵師-目賀多家-を開催しています。
今回は、「目賀多家粉本 上杉本洛中洛外図屏風写」を紹介いたします。
狩野派の教育方針は「臨写を以て始め臨写を以て終る」というもの。師匠や先人の残した手本をもとにした徹底的な模写教育がなされました。模写は筆遣いを学ぶには大変有効な教育法であり、このような学習過程においてなくてはならないのが「粉本」と呼ばれるものです。「粉本」は絵画制作における手本、下絵、模写等の総称で、狩野派においては非常に重要視されました。
目賀多家にも数多くの粉本が伝わっております。これはその内のひとつです。当館所蔵の狩野永徳筆、上杉家伝来「洛中洛外図屏風」を目賀多の絵師が模写したものです。線描のみですが原本に忠実に写し取られています。古画学習の一環ともとれますが、絵師たちもこの屏風を目にする機会があったことがわかり、非常に興味深いものです。(展示解説を基に作成)

なお、2月13日(土)ギャラリートークがあります(要コレクション展入場料)。コレクション展示室内にて14時より当館学芸員による展示解説を行いますので『コレクション展をもっとよく知りたい!』という方、ぜひご参加ください。
また、2月13日(土)・14日(日)は第33回上杉雪灯篭まつりが開催されます。今年は比較的雪が多いので美しい雪灯篭の灯りが目の前いっぱいに広がると思います(*'▽'*)わぁ♪
上杉博物館もこの2日間は19時まで開館延長いたします。(入館は18時30分まで)
当館は、上杉雪灯篭まつり開催地の目の前に位置していますので、お近くにお立ち寄りの際はぜひ見にいらしてください。


コレクション展『米沢藩のお抱え絵師-目賀多家-』
 【会 期】~3月7日(日) 
 【休館日】毎週月曜日(祝日の場合は翌日)
 【入館料】一 般   200円(160円)        
        高・大学生 100円( 80円)
        小・中学生  50円( 40円)
 ※( )内20名以上の団体料金

【お問い合わせ】米沢市上杉博物館 0238-26-8001 
2010.02.03:denkoku:[博物館情報]

コレクション展 『米沢藩のお抱え絵師 -目賀多家-』

  • コレクション展 『米沢藩のお抱え絵師 -目賀多家-』
明日、1月30日(土)より米沢市上杉博物館コレクション展にて『米沢藩のお抱え絵師-目賀多家-』を開催いたします。

ん?お抱え絵師?目賀多(めがた)??
 ↓    ↓    ↓    ↓    ↓
お抱え絵師とは、幕府や藩からの命を受けた、公的な仕事をする人のことです。
そのお抱え絵師として、代々狩野派に学び、米沢藩に仕えていたのが今回のコレクション展でご紹介する「目賀多家」です。
目賀多家は狩野探幽を祖とする鍛冶橋狩野家に入門するのが習わしでした。
(探幽は当館所蔵の国宝上杉本洛中洛外図屏風を描いた狩野永徳の孫にあたります)

今回の展示に、目賀多の粉本(下書き・模写の総称)も多数含まれています。絵師の作品制作の過程が見え、大変興味深いものとなっています。
知られざる目賀多家の姿・絵師たちの日常に興味がある方、必見です!そうでない方もこれを機にぜひ見にいらしてください。

 コレクション展『米沢藩のお抱え絵師-目賀多家-』
 【会 期】2010年1月30日(土)~3月7日(日) 
 【休館日】毎週月曜日(祝日の場合は翌日)
 【入館料】一 般   200円(160円)        
       高・大学生 100円( 80円)
       小・中学生  50円( 40円)
 ※( )内20名以上の団体料金

【お問い合わせ】米沢市上杉博物館 0238-26-8001
2010.01.29:denkoku:[博物館情報]

「天地人博2009」閉幕

米沢市上杉博物館20092010年1月11日(月・祝)にて終了となりました。
大河ドラマ『天地人』の反響大きく、『天地人博2009』開催期間、県内・県外問わず多くの方々にご来館いただき、例に見ない大賑わいな年となりました!!
昨年は「天地人博2009」50万人突破と、当館創立から入場者100万人達成という1年間にいくつもの偉業を達成することが出来ました。
これもご来館下さった方、ご支援賜りました多くの方々によるものです。心より御礼申し上げます。
天地人博終了後も引き続き置賜の史実を後世に伝えていくべく更なる努力をしてまいりたいと思います。
これからも米沢市上杉博物館をよろしくお願いいたします!!

さて、さっそくですが次回のコレクション展は『米沢藩のお抱え絵師目賀多家-』です。
米沢藩には「目賀多」という絵師がいた事が知られています。目賀多家は代々狩野派に学び、その技術をいかして米沢藩に仕えていました。目賀多家は南北の二家に分かれており、その系図には不明な点も少なくありません。しかし、残された資料からは絵師たちの興味深い日常をうかがい知ることが出来るのです。本展覧会では当館所蔵の作品と粉本から知られざる目賀多家の姿を紹介します。
 会 期:2010年1月30日(土)~3月7日(日) 
 休館日:毎週月曜日(祝日の場合は翌日)
 入館料:一 般   200円(160円)        
     高・大学生 100円( 80円)
     小・中学生  50円( 40円)
    [常設展とのセット]
     一 般   400円(320円)
     高・大学生 200円(160円)
     小・中学生 100円( 80円) 
  ※( )内20名以上の団体料金 
 ギャラリートーク:1月30日(土)14:00~  2月13日(土)14:00~  
       解説 当館学芸員 沖田友紀
 ※当初予定と会期・ギャラリートークの日程が若干変更となりましたのでご注意ください。また、ギャラリートークは企画展示室内での開催となるため、お聞きいただくには企画展入館料が必要となります。

常設展示室内「上杉文華館」では、上杉本洛中洛外図屏風(複製)を展示しています。
 コレクショントーク:2月20日(土)14:00~  3月20日(土)14:00~
解説 主任学芸員 角屋由美子
 ※コレクショントークは常設展示室内での開催となるのでお聞きいただくには常設展入館料が必要となります。
 
ギャラリートーク・コレクショントークはどなたでも参加できます。ぜひ、聞きにいらしてください。    
 
2010.01.12:denkoku:[博物館情報]

天地人コレクション部分展示替え

部分展示替えをしました》 その一部を紹介します。

国宝「上杉家文書」直江兼続書状(当館所蔵)

息子景明の具合を心配し、湯治を勧めています。父としての兼続の姿が垣間見られますね(^^)
国宝「上杉家文書」上杉景勝書状・上杉景勝条書(当館所蔵)

景勝の遺言で毎年の命日の供養についてと景勝墓所の高野山における法要について指示したものです。

約1年間直江兼続をテーマに、さまざまな視点で展示を展開してまいりましたがいかがでしたか?
天地人博2009』も残りわずか!みなさんお見逃し無く!!
2009.12.26:denkoku:[博物館情報]