蒸し暑い日が続いていますね。風があるのとない日の体感温度差が激しいです(-_-;)
梅雨明けが待ち遠しいですね パタパタ((Q(・ω・`υ)
ただいま常設展示室内、上杉文華館では『珍しきもの~特産品』をテーマに展示しております。
物を贈り、贈られる。これは社会の成立以来みられる人間関係の一つと考えられます。
贈答からは様々な人間の動きを見出すことができます。
その中から今回は『「国宝 上杉家文書」の北条氏政書状』』を取り上げてみたいと思います♪
●領国自慢の産物●
同盟中の北条氏政が謙信にミカン1箱と江川酒1樽を送ってきた書状です。このお酒は伊豆国江川(静岡県伊豆の国市)で作られていたものでした。戦国時代にすでに銘酒として全国的に知られており、北条氏の国元における自慢の一品でであったと思われます。
弘治2年、下総結城(茨城県)を拠点とした結城政勝は分国法である「結城氏新法度」を制定し、その中で家臣らの酒宴について規定した箇所に他家や他所からの客人をもてなす銘酒の事例として天野酒、菩提山、江川が挙げられて言います。江川酒が贈答品にふさわしい銘酒であったことがわかります。(展示解説より)
『珍しきもの~特産品』は7月26日(火)までです!
ぜひぜひ、ご覧ください♪
■観覧料:一般400(320)円・高大生200(140)円・小中生100(60)円
( )内20名以上の団体料金
お問い合わせ 米沢市上杉博物館 0238-26-8001
HOME > 博物館情報
上杉文華館の展示品紹介
2011.07.07:denkoku:[博物館情報]
企画展 展示品紹介
☆『開館10周年記念企画展 サントリー美術館名品展 -花鳥風月-』ただいま開催中です☆
6月28日より後期の展示が始まりました。
後期展示品の一部をご紹介いたします♪
まず『能装束 紫陽花模様縫箔』。
こちらは、梅雨から盛夏を象徴する紫陽花は花の色が変化することから様々な表情を見せ、「移り気」などの花言葉を持つ一方、幾重にも重なってたわわに咲くふくよかで豊かなイメージも持ち合わせています。非対称で大ぶりな文様は寛文年間(1661~73)の流行を思わせます。縫箔とは刺繍と、金や銀の箔を糊づけして模様をあらわす摺箔を併せて用いる技法、あるいはこの技法が施された装束をいいます。(展示解説より)
続きまして~♪
こちらは『秋草海松貝蒔絵香炉』です。
竹の幹を摸した形に平蓋を添えた香炉。梅雨の散る秋草と弁柄地絵梨地の洲浜に海松貝(みるがい)が描かれています。海松貝とは海草(海松)に貝を組み合わせた意匠で、蒔絵、染織品の文様として用いられました。(展示解説より)
『サントリー美術館名品展』は7月18日まで開催しております。
みなさんどうぞ博物館に足をお運びくださいヽ('∀'*)ノ
お問い合わせ 米沢市上杉博物館 0238-26-8001
6月28日より後期の展示が始まりました。
後期展示品の一部をご紹介いたします♪
まず『能装束 紫陽花模様縫箔』。
こちらは、梅雨から盛夏を象徴する紫陽花は花の色が変化することから様々な表情を見せ、「移り気」などの花言葉を持つ一方、幾重にも重なってたわわに咲くふくよかで豊かなイメージも持ち合わせています。非対称で大ぶりな文様は寛文年間(1661~73)の流行を思わせます。縫箔とは刺繍と、金や銀の箔を糊づけして模様をあらわす摺箔を併せて用いる技法、あるいはこの技法が施された装束をいいます。(展示解説より)
続きまして~♪
こちらは『秋草海松貝蒔絵香炉』です。
竹の幹を摸した形に平蓋を添えた香炉。梅雨の散る秋草と弁柄地絵梨地の洲浜に海松貝(みるがい)が描かれています。海松貝とは海草(海松)に貝を組み合わせた意匠で、蒔絵、染織品の文様として用いられました。(展示解説より)
『サントリー美術館名品展』は7月18日まで開催しております。
みなさんどうぞ博物館に足をお運びくださいヽ('∀'*)ノ
お問い合わせ 米沢市上杉博物館 0238-26-8001
2011.07.01:denkoku:[博物館情報]
企画展 サントリー美術館名品展 -花鳥風月-
6/11(土)より『開館10周年記念企画展 サントリー美術館名品展 -花鳥風月-』好評開催中★
見どころ満載の本展覧会♪この展覧会を心待ちにされていた方は多いのではないでしょうか?(*´▽`*)ノ
今回はその展示品の一部をご紹介いたします☆
まずは『色絵椿文皿』。
椿は日本人の最も好む花の一つで常緑の葉が吉祥として様々な形で美術工芸品に取り入れられてきました。本作は木の幹と葉の一部に用いられた染付の濃み(ダミ)と赤いふっくらとした花弁のコントラストが見事で、幹を左に寄せたことで生まれる余白も構図を引き締め、最盛期の鍋島焼の充実した作風を示しています。(展示解説より)
もう一つは『薩摩切子 藍色被蓋付壺』。
薩摩切子は薩摩藩11代藩主、島津斉彬の代、藩の殖産興業の一環として生産されたカットガラスで、カットの文様は江戸切子をはじめイギリス、アイルランド、ボヘミアガラスの造形からも影響を受けているとされます。献上品などに用いられたが斉彬の急死、薩英戦争による工場の破壊などで急速に衰退する。生産のピークはわずか7年間ほどです。本作は茶心壺(ちゃしんこ:煎茶道具の一種。茶葉を一時保管するための容器)の形状で頸部にも猪口大の蓋を被せる構造になっています。(展示解説より)
薩摩切子、藍色が美しいですね(´ー`*)
手彫りによるこの技術には驚かされます。
じっくりご覧いただきたいものばかりです。
ぜひ博物館に見にいらしてください♪
お待ちしております!!
『 開館10周年記念企画展 サントリー美術名品展 -花鳥風月-』
<期 間>前期:2011年6月11日(土)~6月26日(日) 後期:6月28日(火)~7月18日(月祝)
<観覧料>一般400(320)円・高大生300(240)円・小中生200(160)円
( )内20名以上の団体料金
<休館日>6月22日(水)
<展示替>6月27日(月)
お問い合わせ 米沢市上杉博物館 0238-26-8001
見どころ満載の本展覧会♪この展覧会を心待ちにされていた方は多いのではないでしょうか?(*´▽`*)ノ
今回はその展示品の一部をご紹介いたします☆
まずは『色絵椿文皿』。
椿は日本人の最も好む花の一つで常緑の葉が吉祥として様々な形で美術工芸品に取り入れられてきました。本作は木の幹と葉の一部に用いられた染付の濃み(ダミ)と赤いふっくらとした花弁のコントラストが見事で、幹を左に寄せたことで生まれる余白も構図を引き締め、最盛期の鍋島焼の充実した作風を示しています。(展示解説より)
もう一つは『薩摩切子 藍色被蓋付壺』。
薩摩切子は薩摩藩11代藩主、島津斉彬の代、藩の殖産興業の一環として生産されたカットガラスで、カットの文様は江戸切子をはじめイギリス、アイルランド、ボヘミアガラスの造形からも影響を受けているとされます。献上品などに用いられたが斉彬の急死、薩英戦争による工場の破壊などで急速に衰退する。生産のピークはわずか7年間ほどです。本作は茶心壺(ちゃしんこ:煎茶道具の一種。茶葉を一時保管するための容器)の形状で頸部にも猪口大の蓋を被せる構造になっています。(展示解説より)
薩摩切子、藍色が美しいですね(´ー`*)
手彫りによるこの技術には驚かされます。
じっくりご覧いただきたいものばかりです。
ぜひ博物館に見にいらしてください♪
お待ちしております!!
『 開館10周年記念企画展 サントリー美術名品展 -花鳥風月-』
<期 間>前期:2011年6月11日(土)~6月26日(日) 後期:6月28日(火)~7月18日(月祝)
<観覧料>一般400(320)円・高大生300(240)円・小中生200(160)円
( )内20名以上の団体料金
<休館日>6月22日(水)
<展示替>6月27日(月)
お問い合わせ 米沢市上杉博物館 0238-26-8001
2011.06.14:denkoku:[博物館情報]
次回は☆サントリー美術館名品展☆
開館10周年記念特別展「上杉氏のルーツ-関東管領上杉家-」は6/5で終了いたしました。
展示を見にいらしてくださったみなさま、ありがとうございますm(_ _)m
*・:..。o¢o。..:・*・:..。o¢o。..:・*・:..。o¢o。..:・*・:..。o¢o。..:・*・:..。o¢o。..:・
次回は☆開館10周年記念企画展 サントリー美術館名品展 -花鳥風月-☆です
こちらは6月11日(土)からはじまります。
本展覧会は、今年開館50周年を迎えるサントリー美術館の全面的なご協力により、室町時代から江戸時代までの絵画、漆工芸、染織、陶磁器、ガラス等の名品を多数ご覧いただけるまたとない貴重なものです。日本人が培ってきた美意識と伝統に裏打ちされた日本美術の世界をぜひご堪能ください♪
●開館10周年記念企画展 サントリー美術館名品展 -花鳥風月-●
<期 間>前期:2011年6月11日(土)~6月26日(日) 後期:6月28日(火)~7月18日(月祝)
<観覧料>一般400(320)円・高大生300(240)円・小中生200(160)円
( )内20名以上の団体料金
<休館日>6月22日(水)
<展示替>6月27日(月)
*ギャラリートーク*
6月11日(土)14:00~
当館学芸員 ※企画展示室観覧料が必要です。
*講演会*
6月18日(土)14:00~ 2階大会議室
サントリー美術館学芸部長 石田佳也氏
「サントリー美術館コレクションに見る花鳥風月」
入場無料 申込不要
*募集制ワークショップ*
7月8日(金)19:00~
「ナイトツアー ようこそ夜の博物館へ サントリー美術館のコレクションを味わう」
対象:高校生以上 参加費:500円 ※申込開始6月1日(水)
お問い合わせ 米沢市上杉博物館 0238-26-8001
展示を見にいらしてくださったみなさま、ありがとうございますm(_ _)m
*・:..。o¢o。..:・*・:..。o¢o。..:・*・:..。o¢o。..:・*・:..。o¢o。..:・*・:..。o¢o。..:・
次回は☆開館10周年記念企画展 サントリー美術館名品展 -花鳥風月-☆です
こちらは6月11日(土)からはじまります。
本展覧会は、今年開館50周年を迎えるサントリー美術館の全面的なご協力により、室町時代から江戸時代までの絵画、漆工芸、染織、陶磁器、ガラス等の名品を多数ご覧いただけるまたとない貴重なものです。日本人が培ってきた美意識と伝統に裏打ちされた日本美術の世界をぜひご堪能ください♪
●開館10周年記念企画展 サントリー美術館名品展 -花鳥風月-●
<期 間>前期:2011年6月11日(土)~6月26日(日) 後期:6月28日(火)~7月18日(月祝)
<観覧料>一般400(320)円・高大生300(240)円・小中生200(160)円
( )内20名以上の団体料金
<休館日>6月22日(水)
<展示替>6月27日(月)
*ギャラリートーク*
6月11日(土)14:00~
当館学芸員 ※企画展示室観覧料が必要です。
*講演会*
6月18日(土)14:00~ 2階大会議室
サントリー美術館学芸部長 石田佳也氏
「サントリー美術館コレクションに見る花鳥風月」
入場無料 申込不要
*募集制ワークショップ*
7月8日(金)19:00~
「ナイトツアー ようこそ夜の博物館へ サントリー美術館のコレクションを味わう」
対象:高校生以上 参加費:500円 ※申込開始6月1日(水)
お問い合わせ 米沢市上杉博物館 0238-26-8001
2011.06.06:denkoku:[博物館情報]
上杉文華館展示替え
【上杉文華館】~特権の見返り 太刀・馬・鳥目~
展示替えを行い、本日5月26日より「特権の見返り 太刀・馬・鳥目」をテーマに展示を展開しております。
●戦国時代に使われていたお金『銅銭』●
鍵の根付に通された銅銭。江戸幕府が鋳造した「寛永通宝」八枚と、戦国期に国内で流通していたとみられる銭九枚からなります。銅銭を色合いから青銅、中心に穴が開けられた家たちが鳥の目に似ていることから鳥目、鵞眼などと呼んでいます。
日本では七世紀の富本銭以来、天徳二(958)年の乾元大宝に至るまで銅銭が鋳造されて流通しましたが、その後は流通のための銅銭鋳造は江戸時代の寛永十三(1636)年、寛永通宝が発行されるまで確認できません。この間、中国から銅銭が輸入されて国内で広く流通しました。唐や宋、明の数多くの種類の銅銭が確認されています。
ここにはその代表的な銅銭がみえます。明の時代に鋳造された永楽通宝、洪武通宝、宋代である元豊元年に鋳造された元豊通宝、古くは武徳四年に唐が発行した「開元通宝」などです。これらは発掘などによって出土する銭貨の中でも比率が高く、広く流通したとみられています。(展示解説より)
『特権の見返り 太刀・馬・鳥目』は6月21日(火)までとなります
コレクショントークは5月28日(土)です☆
ぜひ聴きにいらしてください!お待ちしております♪
■観覧料(常展と一体型):一般600(480)円・高大生400(320)円・小中生250(200)円
( )内20名以上の団体料金
お問い合わせ 米沢市上杉博物館 0238-26-8001
展示替えを行い、本日5月26日より「特権の見返り 太刀・馬・鳥目」をテーマに展示を展開しております。
●戦国時代に使われていたお金『銅銭』●
鍵の根付に通された銅銭。江戸幕府が鋳造した「寛永通宝」八枚と、戦国期に国内で流通していたとみられる銭九枚からなります。銅銭を色合いから青銅、中心に穴が開けられた家たちが鳥の目に似ていることから鳥目、鵞眼などと呼んでいます。
日本では七世紀の富本銭以来、天徳二(958)年の乾元大宝に至るまで銅銭が鋳造されて流通しましたが、その後は流通のための銅銭鋳造は江戸時代の寛永十三(1636)年、寛永通宝が発行されるまで確認できません。この間、中国から銅銭が輸入されて国内で広く流通しました。唐や宋、明の数多くの種類の銅銭が確認されています。
ここにはその代表的な銅銭がみえます。明の時代に鋳造された永楽通宝、洪武通宝、宋代である元豊元年に鋳造された元豊通宝、古くは武徳四年に唐が発行した「開元通宝」などです。これらは発掘などによって出土する銭貨の中でも比率が高く、広く流通したとみられています。(展示解説より)
『特権の見返り 太刀・馬・鳥目』は6月21日(火)までとなります
コレクショントークは5月28日(土)です☆
ぜひ聴きにいらしてください!お待ちしております♪
■観覧料(常展と一体型):一般600(480)円・高大生400(320)円・小中生250(200)円
( )内20名以上の団体料金
お問い合わせ 米沢市上杉博物館 0238-26-8001
2011.05.26:denkoku:[博物館情報]