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 うらやましい~っ!原本展示「国宝 上杉本洛中洛外図屏風」!と展示替え上杉文華館(鷹いろいろ)

 えっ!?なんで「うらやましい~っ!」の?…
まずは、ブログを読んでください。
今回は、すごいです!!
ぜひ、米沢市上杉博物館にお越しいただくことをおすすめします☆

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いよいよ、待望の原本展示!
国宝「上杉本 洛中洛外図屏風」
原本展示10月12日(金)~11月8日(木)
※期間中10月24日(水)は休館日なのでご注意!

今回、見逃したら次は、来年になります。
みなさん、
しっかり手帳にメモしておいてください~( ..)φ
うっかり、わすれないようにして下さい。
がっかり!原本がみたくて来館したのだけれど、
期間外だったなんてことがないようにして下さい。
(休館日の10月24日(水)と11月9日(金)に原本
みたいといわれても、みれません!)
そして、ちゃっかり、博物館のミュージアムショップでショッピング!!
おみやげに洛中洛外図のミュージアムグッツをどうぞ!!
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さて、今回の上杉文華館は、

「鷹いろいろ」
展示期間は、9月27日(木)~10月23日(火)まで。
関連情報として、担当学芸員が展示解説を行います。
コレクショントークは、
9月29日(土)14:00~(上杉文華館内、入館料 有)

ぜひ、お越しください。
 第17回目は「鷹いろいろ」です。鷹は、古代以来権威の象徴であり、
鷹による狩りは一部権力者の特権でした。戦国時代、鷹狩は武士に好
まれ、優れた鷹が広く求めれました。秀吉が天下統一を進めていく中
で鷹の所有や鷹狩は、秀吉を頂点とする秩序を維持する役割を担うよ
うになっていき、その役割は江戸幕府へ継承されていきました。この
ような中で鷹をめぐる贈答もまた重要な意義を持つようになっていっ
たのです。(展示目録より)
【今回の展示資料】

国宝「上杉本洛中洛外図屏風」(複製)  
9月27日(木)~10月11日(木)
 国宝「上杉本洛中洛外図屏風」(原本) 
10月12日(金)~11月8日(木)

 国宝「上杉家文書」
うらやましい~っ! (年未詳)10月21日長尾顕景書状
鷹を求めて     (大永4年)10月9日斯波政綿書状
鷹狩を許す     (元和元年)11月20日江戸幕府年寄衆連署奉書
ほか


●うらやましい~っ!
国宝「上杉家文書」長尾顕景書状●


(年未詳)一〇月二一日
三〇.八×三一.二㎝
米沢市上杉博物館


〔翻刻〕
就沼田之一義、先度令啓候き、?骨肉
事候上、於今度者、中務大輔越度之儀
無之候、発智越前守連々対中務大輔
慮外之義共、無其隠候、何篇可然様
御刷、於元昶可忝存候、仍平五所ヘ給候
大鷹、如御書中逸物候、早々雁二三合
申候、羨由申迄候
、将亦、為鷹狩奥口へ御
越之由承及候、加用之時分参、致御供
度念願候、委曲期後音候、恐々謹言
       知龍斎
  十月廿一日   源昶(花押)
  長尾信濃守殿
〔解説〕
 上野国惣社(群馬県前橋市)の長尾顕景から長尾為景
(謙信父)への書状。近隣領主の紛争解決の仲介を為景に依
頼しています。
また、為景が息子孝景に贈ってきた大鷹(平五所ヘ給候大鷹
について、お手紙通り優れ(如御書中逸物候)、早速鷹狩
をして雁二、三羽を仕留めた(早々雁二三合申候)ことに、
うらやましいかぎりだ(羨由申迄候)と述べ、大絶賛してい
ます。為景の鷹狩にお供したいとも述べ、鷹狩が好きでたま
らないという心情が強く感じられます。
 鷹狩は南北朝期である一三世紀半ば頃から流行し、優れた
鷹が人気でした。そのような鷹を入手する機会の一つが贈答
で、戦国時代には盛んに行われ、上杉氏関係の文書にも数多
く見られます。「うらやましい」という表現には、優れた鷹
への渇望が率直に示されていると思われます。



今回、入口のパネルに洛中洛外図屏風からピックアップ
した場面は、鷹狩の一行です。


原本展示のときに凝視してください。

なるほど~。優れた鷹がうらやましかったのですね!

最後に、ショップで販売している図録の中には、
上杉文華館で紹介した文書は、全部載っていません。
ということは・・・
上杉文華館でしか、まず、みれない文書もあります。
ということは・・・
博物館に来てくださいということです!
ぜひ、お越しください。
では、また(・◇・)/








お問い合わせ 米沢市上杉博物館 0238-26-8001まで

2012.09.27:denkoku:[博物館情報]

包むこころ ふろしき

  • 包むこころ ふろしき
募集制ワークショップのお知らせです
包むこころ ふろしき
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風呂敷でおしゃれ上級者になっちゃいましょう(○´3`○)ノ♪゚+。

開催日はH24年 9月21日(金)で、時間は19:00~20:30頃まで
参加対象者は高校生以上です。
参加費は一人500円
ただいま申込受付開始しております!
参加ご希望の方は、米沢市上杉博物館 教育普及担当 0238-26-8001までお電話下さい。
定員は20名程度なのでお申し込みはお早めにどうぞ⊂(´・v・`○)
2012.08.27:denkoku:[博物館情報]

展示替えしました。これは読んでおけ 上杉文華館

 おあつうございます。毎日、きびしい残暑ですね。
上杉文華館展示替えしました。
今回は、
「教養を広げるために」展示期間は、8月23日(木)~9月25日(火)まで。
関連情報として、担当学芸員が展示解説を行います。
コレクショントークは、
8月25日(土)14:00~(上杉文華館内、入館料 有)

ぜひ、お越しください。
第16回目は「教養を広げるために」です。戦国大名は武力だけ
ではなく、文化的な素養を重視しました。文芸はその一つでした。
和歌や漢詩文、『源氏物語』のような古典作品に対する興味関心
は高く、それらの理解を深めるための努力を惜しみませんでした。
文学作品をめぐる贈答も少なからずみることができます。今回は
教養を広げるための贈答をめぐる諸相について国宝「上杉家文書」
から紹介していきます。


【今回の展示資料】
「国宝上杉本洛中洛外図屏風」(複製)
 国宝「上杉家文書」
お望みの歌書   (永禄2年)5月15日西洞院時秀書状
写し間違えました (永禄2年)近衛稙家書状
これは読んでおけ (年未詳)4月13日上杉景勝書状  ほか



●これは読んでおけ
国宝「上杉家文書」上杉景勝書状●

(元和六年ヵ)四月一三日
三四.一×四七.八㎝
米沢市上杉博物館
〔翻刻〕(黒字→紫字の順で読む)
 返々、路次中き
 けんよく、爰元ヘ
 つき候間、可心安候、
態申越候、仍
其元ニてやくそく
候間、朗詠さし
こし候、是おも
よミ候て、可然候、
重而何にても
用候ハゝ申越候、以上
  四月十三日
   千徳殿
        参
〔解説〕
 米沢の景勝が江戸の息子千徳(上杉定勝)へ『和漢朗詠集』
(朗詠)を贈った際の書状。追伸部分で江戸から米沢の道中に
ついて述べているので、米沢に着いてさほど時間の経っていな
い時に出されたとみられます。四月半ば頃まで景勝が米沢入り
したのは元和六年が該当し、これが正しければ定勝は数えで一
七歳です。
 『和漢朗詠集』は和漢の漢詩文および和歌の名作を集めて、
平安時代中ごろに藤原公任が編纂しました。中近世を通して子
供の教科書として利用されていましたが、当時の一流の文化人
も手元に置いており、幅広い関心と受容がうかがわれます。
 定勝が一〇代後半に達していたとすれば、和漢の名文やそれ
に関わる故事などを学ぶ必要から景勝が贈ったものとみられます。



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さて、ここで大切なお知らせです。
いよいよ来月、待望の原本展示!
国宝「上杉本 洛中洛外図屏風」
原本展示10月12日(金)~11月8日(木)

今回、見逃したら次は、来年になります。
みなさん、手帳にメモしておいてください~( ..)φ
うっかり、わすれないように☆
以上、国宝が展示される期間の情報でした。
「これは、読んでおけ!」という思いをこめて…♥
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では、今回のパネルの紹介です。

今回の教養を広げるにちなんでこの場面を選びました。
二条殿の場面です。二条家は和歌がさかんでした。
この長い髪の女性が、雰囲気でていますね。



みなさん、上杉文華館にお越しください。そして、教養を広げて下さい。
でも、「文華館に、そう簡単に行けないわ~」とがっかりしている方は、
ブログだけでもチェックしておいて下さい。
わりと情報を載せています(^u^)
これは読んでおけ!ということですね。(ーへー)

では、また!
お問い合わせ 米沢市上杉博物館 0238-26-8001まで

2012.08.23:denkoku:[博物館情報]

色であそぼう スパッタリング

  • 色であそぼう スパッタリング
まだまだ残暑が続いていますが、夜になると秋の涼しい風が入ってくるようになりました♪立秋も過ぎ、どんどん秋らしくなってきますね☆
さて!ただいま体験学習室では”スパッタリング”を体験いただけます。

①好きな型紙を切り、
②それを画用紙の上にのせ、
③好きな色の絵の具をブラシにのせ、カナアミでこすります。
④細かなしぶきで切り抜いた紙の形が浮かび上がります。

かき氷や金魚など夏らしい型紙や、ぷち・はなの可愛い型紙、「愛」の型紙もご用意しております

体験はびっくりおどろき無料です!
ステキな作品に仕上がるので、残暑お見舞いとしてこれを使ってみてはいかがでしょうか?(*^∀^*)カワユイヨ♪
8月23日(木)まで開催しております。
お気軽に体験学習室にいらしてください。

お問い合わせは 米沢市上杉博物館 0238-26-8001まで☆
2012.08.12:denkoku:[博物館情報]

次回の企画展

  • 次回の企画展
7月16日で「日本近代洋画への道」は会期終了いたしました。
ご協力いただきましたみなさま、足を運んでくださったみなさま、ありがとうございました。

さて、お待ちかねの展示がいよいよ始まります!
「安部朱美創作人形展 昭和の家族 きずなが、7月28日(土)から9月30日(日)までの期間開催いたします。
楽しみにしてくださっている方も多いようで嬉しいかぎりです♪^▽^

本展では、人形作家・安部朱美さんの石粉粘土から生み出される創作人形の世界を通じ、今伝えるべき日本の心を、そしてそれを伝承していくことの大切さを「家族」という強く素晴らしいきずなをテーマに、約170体の人形で昭和の人々の生活風景を再現します。

今回、安部朱美トーク&サイン会が7月28日(土)にございます!
詳細は コチラ↓↓↓

時間 ①11:00~、②14:00~
会場 企画展示室
*マイクを使用し、移動しながら解説します。
*事前申込は不要ですが、企画展示室入館料が必要となります。
*出演者やイベントの内容が変更、または中止となる場合がございますので、予めご了承ください。
*サインは当日、会場でお買い求めいただいた公式図録のみといたします。
*各回先着50名まで。写真撮影はご遠慮ください。

かわいい人形たちが展示室に並ぶのが楽しみです♪ワクワク
゚.+ε(・ω・`*)з゚+.゚ε(・ω・`*)з゚+.゚ε(・ω・`*)з゚+.゚ε(・ω・`*)з゚+.゚

人形を見ていると(*^▽^*)ニパッ と、気づけば笑顔になってますよ☆
きっと癒しの空間になることでしょう。・:*:
みなさまのご来館、心からお待ちしております

『安部朱美創作人形展 昭和の家族 きずな』
【 期 間 】7月28日(土)~9月30日(日)
【休 館 日】8月22日(水)、9月26日(水)
【開館時間】9:00~17:00(入館は16:30まで)
【 料 金 】一般400(320)円 高大生300(240)円 小中生200(160)円

お問い合わせ 米沢市上杉博物館 0238-26-8001まで
2012.07.17:denkoku:[博物館情報]