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特別展 上杉鷹山の財政改革

追悼 特別展示「米沢が生んだ日本画の巨星 遠藤桑珠と福王寺法林」は、4月8日(日)に終了いたしました。ご来館くださいました皆さま、ありがとうございます。
 次回は4月14日(土)から特別展 上杉鷹山の財政改革 ~国と民のしあわせ~』が始まります!
 財政難に苦しむ米澤藩の改革を成功に導いた九代藩主上杉鷹山について、博物館の常設展示室でも多くのスペースとさまざまな手法を用い概要紹介をしています。このたびの展覧会では概括的な展示から、テーマを掘り下げてその実像に迫れるよう、財政改革に焦点をあててご紹介いたします。誰のための改革かを念頭におき、危機への備えと対応、産業の創出と流通、豪農・商人の力、養老と養育の時代等の内容で、鷹山の取り組みを検証していきます。

『特別展 上杉鷹山の財政改革 ~国と民のしあわせ~』
< 期 間 >4月14日(土)~6月3日(日)
<休 館 日>5月23日(水) ※4月25日は開館予定
<開館時間>9:00~17:00(入館は16:30まで)
<入 館 料(企画・常設展示室一体型)>
 一般600(480)円 高・大学生400(320)円 小・中学生250(200)円 ()は20名以上の団体料金

そして、なんと!!
4月21日(土)から5月22日(火)までの期間

国宝上杉本洛中洛外図屏風の原本を展示いたします!!!

”国宝”が展示される貴重な機会をお見逃しなく!!

お問い合わせは米沢市上杉博物館 0238-26-8001まで
2012.04.12:denkoku:[博物館情報]

上杉文華館「贈り物が必要なとき」

  • 上杉文華館「贈り物が必要なとき」
3月27日(火)からの展示テーマ『贈り物が必要なとき』です。
戦国時代や近世の贈り物はどのような機会になされたのでしょうか・・(?_?)
今回ご紹介させていただきますのは、「国宝 上杉家文書 山内重俊書状」!
 越後の武士山内重俊が訴訟を春日山に仲介した長尾房景に送った書状。訴訟の結果、重俊は二ヶ所の所領を獲得しました。房景は上条兵部と長尾為景にこの件を託しました。この二人が取次として春日山での所領給付の決定に大きな役割を担ったことは間違いありません。訴えの実現は取次の働きに大きく左右されたからです。このような二人に対して、重俊は御礼を申し入れると房景に述べています。おそらく物品も贈られたと思われます。訴訟に際して、その関係者に物品を贈ることは、判決(決定)以前であっても、中世社会においてはよくみられます。現代では賄賂として禁止されていますが、中世では権利として認められていたのです。それだけ日本人は贈り物をごく自然な行為とみなしていたと思われます。(展示解説より)

他にも具体的な機会とそこに見られる贈答の時代的特徴や機能について、国宝「上杉家文書」から紹介しております。

コレクショントーク3月31日(土)です♪
コレクショントークをお聞きになる際は常設展示室のチケットが必要となります。
[常設展] 一般400(320)円・高大生200(140)円・小中生100(60)円

当館学芸員による解説をぜひぜひ聞きにいらしてください☆
お待ちしております( '-' )( ,_, )( '-' )( ,_, )

お問い合わせ 米沢市上杉博物館 0238-26-8001
2012.03.28:denkoku:[博物館情報]

「追悼 特別展示」展示品紹介

  • 「追悼 特別展示」展示品紹介
追悼展を3月10日より開催しております。
こちらは追悼展が始まるまでの準備風景です。

二枚を合わせて・・・


ガッシーン!Σヽ(゚Д゚○)ノ


一枚の「ヒマラヤの朝」に!
 
法林はこの作品を描く3年前の1974年に初めてヒマラヤへの取材旅行を行いました。それ以降毎年ヒマラヤをテーマにした作品を発表しています。この作品はヒマラヤの険しい岩肌と雪の白のくっきりとした対比が特徴的で、ヘリコプターからのスケッチによってとらえられたヒマラヤの骨格がよく表されており初期のヒマラヤを代表する作品です。(展示解説より)
。.。:+£ ゜ ゜゜ £+:。.。:+£ ゜ ゜゜ £+:。.。.:+£ ゜ ゜゜ £+:。.。:

続きまして(_´゚∀゚`)シ

「谷地小路風景」


終戦後、米沢に戻っていた桑珠は、昭和25年東京板橋にアトリエを求め移り住みました。この年本作が日展の特選となりその後の長い日展での活躍の足掛かりとなります。当時の米沢工業高校の講堂を描いた作品で、当時の作品評では「落ち着いた中間色を用い、洋画的な主題を巧みにこなしている。」と評されています。30代前半の作者の西洋的主題への憧れも見て取れます。(展示解説より)


追悼 特別展示「米沢が生んだ日本画の巨星 遠藤桑珠と福王寺法林」は、4月8日(日)まで開催いたします。(3月は毎週月曜日休館、4月は無休)
入場無料です。
ぜひ、両氏の作品をご覧に博物館に足をお運びください。

お問い合わせ 米沢市上杉博物館 0238-26-8001
2012.03.13:denkoku:[博物館情報]

本日開幕 追悼特別展示 

追悼 特別展示
「米沢が生んだ日本画の巨星 遠藤桑珠と福王寺法林」  

会期 平成24年3月10日(土)~4月8日(日)  
休館日 3月12日(月)、19日(月)、26日(月)
料金 入場無料

15点の作品と共に両氏を偲びます。
入場無料ですので、ぜひご来場ください。
 

2012.03.10:denkoku:[博物館情報]

上杉文華館 ~身近な贈り物~

  • 上杉文華館 ~身近な贈り物~
本日28日から『身近な贈り物』というテーマで上杉文華館の展示を展開しております。
 戦国時代や近世初頭の贈答には、現代の我々にとっても生活に欠かせない品物が見られます。そのような贈答について国宝「上杉家文書」から紹介しております。
 画像はその中の一つ、『黒金景信書状』です。
 上杉景勝の家臣黒金景信が景勝に泉沢久秀を介して、景勝の近況を見舞い、また領国の無事や警護に関して報告した書状です。当時景勝は上洛の途に着いており、景信は春日山に留守居として留まっていました。景信はあわせて蝋燭100挺を贈っています。蝋燭は中世における越後の特産品とされ、上杉氏から京都などへの贈答品としてよく見られる品物です。これらの蝋燭を上洛した景勝が、贈答に使用した可能性も否定できませんが、この場合は景勝自身や家臣たちが日常で使用した可能性も高いと思われます。景勝らは、毛利輝元の上洛を待っての儀式などを経て、八月に帰国します。その間、秀吉から京都一条に戻り橋下に屋敷を与えられます。長引く京都滞在の中でこの蝋燭が景勝らの生活を照らしていたかもしれません。(展示解説より)
「身近な贈り物」は3月25日(日)までの展示となります。

3月3日(土)にコレクショントークを行います
コレクショントークをお聞きになる際は常設展示室のチケットが必要となります。
当館学芸員による解説をぜひ聞きにいらしてください♪∩`・◇・)

お問い合わせ 米沢市上杉博物館 0238-26-8001
2012.02.28:denkoku:[博物館情報]