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Cafeといろいろ

毎週水曜日「七色」は
いつもひっそり営業中でーす。


畑と飲食店を繋ぐ場所として
Farmommy'sをオープンさせたわけですが、
昨年から営業していて、
この場所で
これまで得られた
予想外の収穫といえば、
行政や街づくりの人たちとの深い関わりです。


個人としては
いろんなプロジェクトにちょこちょこ顔を出し
雑用なりお手伝いをしながら
自分も楽しんだり勉強したりしているのですが
このところは
それらがだんだん密接に関わりを持ち出して
一つの輪のようなものに
なってきている感覚があります。

工房、
廃校、
飲食店、商店街、
アグリと名の付くいろんな集まり。

手仕事をしていると
クリエイター的な人たちと出会う機会も多く
いい刺激の多い毎日です。


今日はアグリウォーカーズという組織のつながりで
最上地方で「よみがえりのレシピ」を
上映するための実行委員会が開かれました。

初顔合わせは「七色」にて。


いろんなところで行商してるのもよいですが、
「場」になるということが
自分の中で新鮮です。

会議の場所、というだけでなく。

自分から新たな繋がりが生まれたり、
出来事が生まれたり。


おもしろいことだらけの毎日ですが
それを記録する時間の方が足りないのが現状です。


そしてまた、
facebookがメインになってきてしまい
こちらのブログにはなかなか書けず。

しかし本来
自分はブログ向きだと思うので
ちゃんとした形で続けていきたいです。

近年SNSも盛り上がり
サービスも多様で
どれを使ったらいいのか迷いますが
私は
ブログ→facebookですね。

twitterとmixiは、
現在、自分の中で
使い方が見えなくなりつつあります。

使い分けられる人はすごいです。。


しっかりと何かを主張したいときや、
工房や個人として大きく動いたには
ブログ記事を書き、
(防備録の意味もある)
日々の雑事や報告は
手っ取りばやく人と繋がれるfacebook
という感じで
現在は使っております。

焼き物体験in薫風窯(舟形)

  • 焼き物体験in薫風窯(舟形)
舟形の薫風窯にて
人生初の焼き物づくり体験をしてきました。

作りたいものを自由に作れるので
土の種類も釉薬も好きなものを選べます。

焼き物体験といえば
プレート作り、とかカップ作り、とか
決まっているものだと思っていたから
自由度の高さが嬉しい。

頭に描いたようなものを作れるかどうかは
技術次第として、
いずれこんなものを作りたいな! と
通う楽しみもできました。

一面雪景色の中にある建物。
2階はコテージなんだそうで。

外観と看板の写真をうっかり撮り忘れ。
(焼きあがってきたときにでも)
看板も素敵。

教えてくれる金(こん)寛美さんは
私から見ると
もう本当にものづくりのスペシャリスト!

焼き物はもちろん、
書や和紙漉きなど、
なんでもやっちゃうバイタリティ溢れた人。
(そして何でも簡単そうにやっちゃう。すごい)

淹れてくれた自家焙煎珈琲もまたおいしい。

いずれ自分で作ったカップに
自家焙煎珈琲なんて素敵!
絶対にやります。
「七色」でもいずれ。


今回、私はスープカップを作りました。

といっても、作っている間に
スープカップとはいえないものになってきてしまい…笑

できあがったときにまたアップします。


土は600gの中で
好きなものを3つまで作ってよいとのことでした。

その量でカップ一つと
箸おきが二つ作れました。

数が多すぎると
焼き上がりまでの保管の手間をかけてしまうし、
次回は
「今日はこれを作る!」というテーマを決めて
一つのものを作ろうと思いました。

出来上がりが楽しみです。

受け取るときにまた
もう一つ作ってこようっと。


冒頭の写真はお買い上げしてきた
「祈(いのる)」ちゃん。

小さな手で祈ってます。。
ピンクのお洋服もいました。

我が家にも一人、連れてきました。
2012.01.28:asuka:コメント(0):[■取材日記]

小寒から大寒へ

一月になり
寒さも冬のど真ん中ですね~。


我が家の二階に上がる階段に
西向きの窓があるのですが
いつもそこから
晴れていれば鳥海山が見えます。

しかし目の前の車庫に
雪が1m以上積もってくると
景色は全く見えなくなります。

今年もそんな季節です。

寒さよりも積雪で感じる新庄の冬。

晴れた日は
雪下ろしのために
街中のいたるところで人の姿を見かけます。

夏には見られない活気。
楽しくてやっているわけではないのですけれどね。


「晴れた日は救急車が大活躍だな」と
義父さんが呟いたりします。

ようは、雪下ろしによる事故が増えると…。
確かにそうなのです。
みなさん、お気をつけ下さい。


久々に家族全員が風邪を引きました。

やはり最初は三女。
まんまとうつってしまうと悔しいです。

それでも今年は保育所を休んだ日はそれほどなく
子供たちの体が
だんだん丈夫に、
強くなってきているのを感じます。
長女なんてほとんど風邪をひきません。
今回も一人だけケロリとしていました。


2月ともなると
日も長くなり
凍てつく空気も緩み始め…。

そうなるとあっという間に春ですね。

どんなに長くても冬は必ず終わる。

真冬のどん底から少しずつ春の兆しを感じるこの季節、
実は少し好きだったりします。

夏から冬になるような物悲しさとは違い
厳しい季節の中にも
上昇というか再生の喜びみたいなものがあるので…。

灯台下暗し

わからないことは誰かに聞けばいいんだよと、
人には言いつつ、
自分が一人でドツボにハマっていました。
調べるのが好きだから、
孤独にもくもくとやる癖が未だに抜けない。


来年の計画のひとつを立てていました。
これは、いろんな人を巻き込んでやりたいことの方。

でも、責任の所在がどこにあるのかわからないような状況ではなく、
あくまで自分がちゃんと仕切ってやろうと思っていること。


思えばこれまでは
自分が関わることで相乗効果を生めることは
いろいろやってきたけれど
自分で何かを、人に見える形で
作り上げようとしたことはありませんでした。


イベントをやりたいです。
詳細はまだ決まっていないので
決まり次第、今回はちゃんと大々的に告知をします。

自分の知り合い全てを呼んでも
恥ずかしくないようなものにしたいです。

友人はもちろん両親も呼んで
「これが私のやっていることだよ」と
胸を張れるような。


そして実は、
私がやろうとしていることは、
昔まさに両親がやっていたことのひとつでもあり。

この計画は一週間ほど前からたてていたのに、
今、気づきました。

カフェを始めたときもそうだった。
ランチ店の営業がどういうものかもわからず飛び込んで、
考えてみたら
両親が喫茶店をやっていたことを思い出し、
そのときの様子を聞いたり、
使っていたお皿などを借りたり。


両親がやめた理由も知っているけど、
別の形で、私なりに再現してみるのもいいな、
と思いました。
イベントに絡めて。


お正月、両親と話をする酒の肴が増えました。

自分も含め
おしゃべりな家族じゃないから
なかなか互いのことを話すことはありません。

しかし両親とゆっくり話を出来る時間が
この先どれほどあるのか。
(両親は普通に健康です)

顔を合わせたときくらい、
じっくり話をしたいものです。

冬至を過ぎて

先週あたりからすごい雪ですね。
昨年ほどの雪を見ることはしばらくないと思っていましたが、
もしかしたら今年も…。

これからが冬本番と言うところですが、
私は冬至というと
実は少しほっとします。

底にきた、という感覚があるのは
日の出とともに生活している人に
共通の感覚かもしれません。

これから半年も、
毎日、日の長くなっていく朝を過ごせるのが
嬉しいのです。

毎年たぶん同じことを書いていますね。

逆に夏至はちょっと淋しい日なのです。
それからが夏本番だというのに、
毎日少しずつ、日が短くなっていくのです。

早起きは好きなのですが、
日の出前に起きると
上手に体が目覚めないので
日の出時刻にはけっこう敏感です。


年末を迎えて、
ようやく自分の身の回りが片付いてきました。

忙しさが一段落しても、
何かとすることが多かったです。
いかに多くのことを先延ばしにしてきたか
まざまざと実感させられました。

家の中も片付かず、
パソコンみたいに
モノがいっぱいあると動作が鈍い感じです。

畑も一段落し、
人と関わる仕事も一段落し、
再び内にこもる冬の始まりです。

冬はじたばた動かないことにしています。
どこかに出かけるといっても
せいぜい実家に行く程度でしょうか。

手仕事が大好きな私としては
たとえ何ヶ月でも家の中にこもっていられる自信があります。
(実際には外に出ないとおかしくなると思いますが)

家の中に、
私を待っていたシゴトたちがたくさん!
わくわくが止まらない~。


夫の転職やら
環境の変化もいろいろありました。
現在は生活ペースを立て直しているところです。

夫の休日が減り
出勤時間が早くなった分
家事育児負担もほとんどが自分にかかってきます。

これはしばらく
フルタイムで働いたりするのは不可能かな、と思いつつ
やりたいことは我慢できないので
いかに効率的にやるか考えます。
(そういう時間が大好き)

そんな思索の時間がまた
仕事にもつながったりして。
(「暮らし」に関わることをしていると一石二鳥ですね)

いい仕事をするには
結局、自分の足元がしっかりしていないと
全部が中途半端になると思っています。

ときには息抜きもしつつ、
というか、全てのことが息抜きでもあるという
なかなかおもしろい(そしてありがたい)状況です。

そんな恵まれた環境にいて
家の中のことをおろそかにしておく気にはなれません。


今年は余裕がなくて
仕事や子供たちのことを優先するあまり
自分の生活そのものや夫のことに
目を向ける時間が少なかったので
そこは反省点だと思っています。

余裕がなくては、これまたいい仕事も出来ない。


小さくまとまる、というのではなく、
もっと地盤を固めるために
内に向けるためのパワーを
使いたいと思います。


来年はもっと
完成度の高い何かを
表現できればと思っています。

まずは畑ですが、
植えるものもぼちぼち決まってきました。


カフェに使う食材は
パートナー家族と一緒に。

そして綿花。面積を増やします。
同時に染色に使う作物も育てます。
まずは日本の三大色素、
藍、紅花、紫を柱にいくつか。

ラズベリーを女性メンバーで一緒に育てます。
(一緒に管理してくれる方、募集中♪)
↑主婦の方など大歓迎。


個人としてはカフェを、
「あすか工房」としては
綿花とラズベリーに力を入れていきます。


ワークショップ形式にしていくか
ゆるい家庭菜園形式にしていくか
冬の間に構想を練ろうと思っています。


そのほか、いくつかのプロジェクトに混ぜてもらっているので、
一緒に何かをおもしろいものを作り上げていきたいです。


そして最後に一つ。

イベントか何かをやろうかな、と思っています。

今までのように
人を助けるといえば聞こえはいいけれど
人に寄りかかってやっていた何かではなく
自分が主導で背水の陣を敷いて
本気で何かを体現すること。

人に寄りかかること、
人に寄りかかられることの心地よさをあえて捨てて、
全ての責任を自分でとる。

しかし一人で全てを作り上げるのではなく、
いろんな人に関わってもらい、
ちゃんと自分で陣頭指揮をとる。


今まで、自分の全てを出し切ることを
躊躇してしまうことが多かったけれど、
誰にも遠慮せず、
しかし納得してもらえるものを作る。


今年もらった嬉しい言葉の中で
よく覚えているのが
「あなたはもっと好きなことしていていい」
「自分からおさえずに出し切れ」

よく聞いてみると
なよなよな私に喝を入れる言葉かもしれませんが。


こだわりが強い(強すぎる)と
よく言われるので
人を遠ざけてしまわないように
無意識に抑えることはよくありました。

(でもブログとかにはたまにぶつけてますね)

こだわりすぎて
一人でがんじがらめになることが、
昔からよくあったので
自分なりの処世術だったのかもしれませんが
来年はリミッターはずしていきたいものです。