3~5歳児の幼児組さんは、とってもパワフル、元気いっぱい!
天気の良い日は朝から園庭に出て、虫探しや鬼ごっこなどを楽しみ、採ってきた幼虫を飼い始めました。また、室内では広告紙や折り紙でいろいろなものを作ったりブロックを組み立てたりするほか、お遊戯室ではボールや縄跳び、音楽を流してダンスなども楽しんでいます。
今年度初めての手作り弁当も、仲良しのお友だちと一緒においしそうにほおばっていた子どもたちです。
今日はお釈迦様のお誕生日『降誕会』の集会がありました。
朝からちょきグループのお友だちがお団子を作ってお供えし、林泉寺の副住職様が、お釈迦様が誕生されたときの掛け図を見せながら2つのことを話されました。
ひとつめは、「降誕会では小さなお釈迦様の像に甘茶を掛けます。お釈迦様が生まれたとき、空からお茶の雨が降ったということから、お釈迦様の像に甘茶を掛けながら、お釈迦様のように頭が良くなりますように、そして、風邪などひかず、元気な体でいられますようにとお願いしましょう」というお話でした。
そして、ふたつめは『慈しみの心』を持ちましょうという内容です。今、ウクライナで起きている戦争のこと、どう思う?という問いかけに、子どもたちからは「かわいそう!」などという言葉が聞かれました。「なんとかしてあげたい」と他者を思いやる心が慈しみの心であるという話を、子どもたちは真剣に聞きました。そして、お釈迦様の像に優しく甘茶をかけていました。
その後、甘茶を味見した感想は・・・?「甘い?…にっが!!!」ですって(笑)。
今日はお釈迦様がお悟りを開いた日とされる「成道会」の集会が行われました。
年長さんによる献灯でお釈迦様のろうそくに火を灯し、林泉寺の副住職様から成道会の意味についてお話をいただきました。
苦しんでいる人を苦しみから救うため、様々な苦行を乗り越え、お悟りを開いたお釈迦様。「苦しみをなくす方法とは、周りの人に優しくすること。周りの人を幸せにする心遣いややさしい気持ちを『悟り』という」というお話を真剣な表情で聞いていた子どもたちは、周りのお友だちが泣いていたり、落ち込んでいたら「だいじょうぶ?」とやさしく声をかけてあげることなどを学んだようです。