昨日はJ1セカンドステージ第9節が行われました。
モンテディオ山形はアウエーで松本山雅FCと対戦し、2-2で引き分けました。
年間総合順位は18位です。
J1残留に向けて降格順位にいるチーム同士の戦い。その一戦の重みをみな感じているのだろう、最高なスタジアムの雰囲気となった。
先に主導権を握ったのは松本。
オビナ、工藤、キムらが絡んで山形ゴールに迫る。そして、キムがボールを持ち、前にドリブルしていくと、タイミング良く、ゴール前に飛び出してきた岩上にスルーパスを送る。そのボールからシュートを放つと、DFがブロックするもゴールに吸い込まれ、失点。
さらに松本は山形ゴールに迫り、シュートチャンスを作る。山形はボールを持つも、松本の守備に阻まれ、チャンスを作ることができない。そんな松本ペースで進んできた試合もひとつのプレイが試合の流れを変える。CKから相手DFのファウルを受け、倒されるとPKをゲットする。
そのPKをNO.11ディエゴ選手が落ち着いて決めて同点。
ここから一気に流れが山形に傾き、松本ゴールに迫るも前半終了となる。
後半開始直後から前半終了間際の勢いそのままに松本ゴールに迫るもセットプレーも活かせず、決定的なチャンスを作ることができない。松本もセカンドボールが拾えず、お互い膠着状態が続く終盤、山形がカウンターから右サイドでボールを運んでいくと、逆サイドを走っていたフリーのNO.22キムボムヨン選手にロングパスを送る。それをトラップし中央に入ってきて、シュートを放つと、それが松本ゴールに突き刺さる。
最高の瞬間だったね。しかし、その歓喜も続かず、あっという間に同点にされてしまう。それでも、あとワンチャンスくらい作れるかなと思っていたが、そこからは追いついた勢い、ホームの勢いそのままに一気に逆転しようとする松本の猛攻が始まり、防戦一方。危険なシーンもあったが、なんとか守りきることしかできず、試合終了となった。
ものすごく熱い試合だったが、勝ちたかった試合だった。粘りきれず、最後失点したのは痛かったね。
あとはものすごく客観的にみると、引き分けでも仕方ない内容だったともいえる。PKを得るまではもう一点から取られてもおかしくない内容だったし、攻め手が全然なかった。PKで流れを変えることができたのは幸運だった。やはり最初から自分たちのペースで戦えるようにしていかないと最後の相手の勢いも受け止められないだろう。
順位的に厳しくても今までプレーオフでJ1に上がってきたチーム達が簡単に降格決定したようにはならず、最後の最後まで粘ってほしいね。J2の厳しいプレーオフを勝ち抜いてきた意地を見せてほしい。
次の試合は26日(土)、ホームでベガルタ仙台との対戦です。
このタイミングでみちのくダービーということで絶対に勝たないといけない。ここで、しっかり開幕戦のリベンジを果たしてほしいぜ。
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