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明日も明るく。

何か今頃嫌なニュースばっかりで気が重くなるが、あんまりといおうか全然世の中と関わっていないので、自分のインド料理を作ってる自分としてはあんまり影響はないし、自分だけのインド料理を作ってるだけでしかなく、日本中で20人くらいしか認めてくれなくてもいいやと思ってる。

20人でも毎月ジャイの日の料理をとってくれてるので、ありがたい話でしかない。

これでまた生きていける。
明日も明るく。
2021.07.08:jay:[今月のジャイ]

インド料理、カリー。

インド料理というとカリーしか知らない人々のあまり多いこと。

昔、20数年前、ある出版社から本を出さないかという話があり、初級インド料理講座ということで原稿を書きました。

初めの部分に「インドというとカリーだと思ってる人が多いが、カリーだけではなくこんな美味しい料理がいっぱいあるのだ」と初級48種書いたけど、出版社の人に「まずインド料理講座という題がまずい。カレーという名前がついてないと本は売れない」と言われ、「『あまねきカリー料理』としてくれ」と言われ、「じゃ誰をまねこうか」ということで友達とインドの知り合いになった御夫婦、子供の友達の親とかいろいろ考えてるうちに出版社の人が病気で喪くなり、その話もぽしゃっちゃった。
2021.07.07:jay:[インド料理のあれこれ]

ごはん料理。

インドのごはん料理はどんなものがあるかというと、

1.プラオ
炊き込みご飯でラクノウの人達はデリーのビリヤーニーよりラクノウのプラオの方が美味しいと言ったという話もあります。

2.チャーワル
ごはん料理のことでベンガル地方のパンチプーラン(5種の香り高いスパイス)入りは、あまりにも有名。

3.バート
西インドや南インドの炊き込みご飯で、トマトのバートは西インドで有名。
南インドではヴァンギィー(茄子)バートなど、バートにもいろいろあります。

4.キチリ
ダール入りごはん

等があります。

今はビリヤーニー流行らしいが、ビリヤーニーじゃないごはん料理でも、美味しい料理がいっぱいあります。
2021.07.06:jay:[インド料理のあれこれ]

似たりよったり。

この前まで南インドの”ミールス”がブームで、ミールスだけだと野菜だけなので”ポークビンダルー”をつけて、その前から”スパイスカレー”というものもあり、そして”ビリヤーニー”なのかね。

”ビンダルー”はゴア地方の料理でポルトガル系の料理なので、ポークも使うのです。
ビンダルーにも鶏やエビもビンダルーもあります。
でも、どこでもポークビンダルーばっかり。

そしてここんとこは”ビリヤーニー”。
ビリヤーニーだけしか出さないのではなく、その他の料理も出すのならいいけど。

テルグ語の山田先生の話では、ハイダラバードでは初めにビリヤーニーを出し、それからハイダラバード料理をだしていくそうなので、ビリヤーニーだけで商売するなんて……。
インドのことを知らなすぎる。

でもインド人でも”アルジラ”なんて出してるから、似たりよったりかな。
2021.07.05:jay:[インド料理のあれこれ]

流行(はやり)なの、ビリヤーニー。

あちゃーるさんにこの前、秋田でビリヤーニーの店を出すという女性が来たとのこと。

あちゃーるさんは”ビリヤーニーだけなの?”と言ったら”マトンのビリヤーニーが一番美味しいから、それを作るんだ”ということで。
あちゃーるさんは、”ビリヤーニーだけじゃなくプラオもあるし、バートもあるし”と言ったら”他の料理は食べたこともないし、知らない”とのことで。
それをいろいろ知ってて、ビリヤーニーの店をやるのかなと思ってたのに、知らないとは……。

昔デリーでもビリヤーニーが美味しいというのを聞いたラクノウの人が食べて、デリーのビリヤーニーよりラクノウのプラオの方が美味しいという話もあります。
もちろん、ラクノウのにもビリヤーニーもあります。

プラオもバートも、インドのご飯料理です。
2021.07.04:jay:[インド料理のあれこれ]