7月12日、校外からもたくさんの先生方をお招きし、今年3回目の校内授業研究会が行われました。
まずは1年生。おおきさくらべの勉強です。
「どちらの鉛筆が長いでしょうか?」先生の発問に、ぐぐっと引き付けられる1年生。
早速、自分の鉛筆を使って、まずは一人で長さの比べ方を考えます。
机に置いたり、手で持ったり・・・
子供たちの様子を見ていると、実にいろんな考え方がありました。
電子黒板を使いながら、調べたことの発表です。
はしをそろえて2本並べると、長さ比べができることに気づいたようです。
さあ、今度は、ぐるぐる巻かれている紙テープの長さを比べる問題です。ピンと伸びている鉛筆とは勝手が違います。
ピンと伸ばしてから比べることに気づき、隣の友達と協力して問題解決に挑みました。
代表のお友達が、みんなの前でその比べ方を説明しました。協力しながら、自分たちの堂々と発表していました。
最後は、これまで勉強してきたことを使いながら、自分のリボンと同じ長さのリボンを持つ友達を見つける活動です。
「はしをそろえて・・・」「ピンと伸ばして・・・」学習したことが生かされています。
最後まで意欲的に勉強することができました。頼もしい1年生。力がついてきました!!
もう一つの授業は6年生。
分数の割り算を使って、割合を求める歯ごたえのある授業でした。
まずは、自分ができそうな方法を使って、自分の力で解いてみます。真剣さが伝わってきます。
自分が考えた方法を班の友達にわかりやすく説明していました。さすが6年生です。
発表者は自分の考えをわかりやすく伝えようと、自分のノートを友達の方に向けて話していました。
聞いている人は、発表者の話にしっかり耳を傾ける姿勢があり、相手を大事にする心が育っていることを実感しました。
6年生も1年生の授業と同じように、電子黒板を使い、
話している箇所を指さしながら、ていねいに説明することができました。
また、別の問題では黒板の前に立ち、聞き手がわかりやすいように確認しながら発表できる一っ子もいました。すばらしい力をもっている6年生がたくさんいて、うれしくなりました。
難し問題でしたが、これまでの学習を振り返りながら、みんなで問題解決できた1時間になりました。
1学期の研究の成果と課題を明らかにしながら、「主体的に考え、学び合う子供」の育成を目指して、日々の授業に生かしてまいります。
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