5月31日、専門の講師の先生をお招きし、1回目の授業研究会が行われました。
最初の授業は、2年生の算数、「図を使って考えよう」でした。テープ図を使いながら、問題を解いていきます。
まずはみんなで、動作化しながら、どのようにしたら解けそうか、見通しを持ちました。
次に自分の力で考えてみます。一人一人真剣に問題と向き合っていました。
次に、自分の考えを友達に説明し合い、交流しました。
この説明がなかなか難しい。それでも最後まで頑張って伝えようとする姿がありました。
ペアで確認し合ったことを、今度は全体の前で発表します。どのようにして答えを導き出したのか、テープ図を使いながらしっかり発表できました。一人一人が十分に脳みそを働かせ、分かったことが実感された素晴らしい授業でした。
もう一つの授業は、3年生の算数、繰り下がりのある計算の仕方を考える勉強でした。
まずは、自分が選んだやり方で問題解決に挑みました。(このお子さんは自分で数え棒を選んで、計算の仕方を考えています。)
2年生と同じように、自分の考えを隣の友達に伝える活動です。自分の考えが深まったり、新しい考えを知ったり、発表する自信がついたりと、とてもいい時間になりました。
3年生も、電子黒板を使いながら、自分が考えたことについて全体の前で、堂々と発表していました。考えたことを目で見ながら話が聞けるので、とてもわかりやすかったです。
また、黒板に、解き方を自分で話しながら、その計算過程を順序良く発表している一っ子もいました。素晴らしいです!繰り下がりのある計算の仕方を自分なりの方法で考え、しっかりと身につけた1時間となりました。
今年度はこの研究を積み重ね、11月に、町内の全小中学校の先生方に成長した一っ子の姿を見ていただく機会があります。日常から、難しい問題でも粘り強く考え、自分の言葉でわかりやすく説明できる一っ子を目指してまいります。
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