12月5日、米沢市上杉博物館の学芸員、遠藤友紀様、菊池優希様をお招きし、6年生の洛中洛外図屏風学習会が行われました。昨日持ってきていただいたのは当然レプリカですが、本物は国宝に指定されているとても貴重なものです。建築様式の変化により、現在は日常生活で屏風を目にすることはほぼなくなったように思います。今回は、日本古来からの宝物であるその屏風を間近に見る機会に恵まれました。しかも、国宝に指定されるほどの屏風の詳細を学習することができるとあり、6年生の目はキラキラと輝いていました。屏風の仕組みや数え方、描かれている人物や情景、そして金色のもくもくしたものの役割など、丁寧にわかりやすく教えていただきました。一っ子たちは日本の文化に触れ、時代背景だけでなく、今の自分達とのかかわりや職人技の素晴らしさも実感することができたようでした。ちなみに、国宝の洛中洛外図屏風(本物)は、2025年の春に、米沢市上杉博物館で展示されるそうです。お出かけしてみてはいかがですか?
正しい歯磨きの仕方わかったぞ!~ブラッシング教室より~
12月3日、「正しい歯磨きの仕方を学び、う歯(虫歯)や歯周疾患を予防する」ことをねらいに、ブラッシング教室を行いました。山形県歯科衛生士会から3名の先生方をお招きし、時間をずらしながら、全学年で実施することができました。まず最初に、歯科衛生士の先生から、歯磨きの大切さや歯ブラシの選び方、歯磨きの仕方など、大変わかりやすく教えていただきました。そのあと、正しく歯磨きができているかどうかを、染め出し(※専用の液を歯に塗ってうがいをすると、磨き残しの部分が赤く染まります。)を通して確認しました。一っ子たちは、朝磨いてきたつもりでも、意外と赤くなっている自分の歯を見て、驚いているようでした。その後、正しい歯の磨き方について教わり、丁寧にブラッシングしていました。そして大事なのは、大人の方からの仕上げ磨きであることを教えていただきました。高学年になると、大人の方からの仕上げ磨きをしてもらっている人の人数は少なくなる傾向があります。しかし、少なくとも小学生のうちは、1日1回、仕上げ磨きをしていただければと思います。歯は本当に大事です!ご指導いただいた参考資料も掲載しましたので、どうぞ参考になさってください。
【参考資料:汚れをきれいに落とすポイント】
【参考資料:磨く順番】
ドッジボール大会開催中!~楽しみながら健康で丈夫な体づくりをめざして~
児童会体育委員会主催のドッジボール大会が今日から始まりました。初日は1年生から4年生。どの学年も単学級のため、チーム編成は工夫して行われました。1年生と2年生は、それぞれの学年を紅白2チームに分け、縦割り班での合同チーム同士で戦いました。また、中学年の方は、3年生対4年生。人数の関係上、それぞれの学年を2チーム(仮AチームとBチーム)に分け、Aチーム同士、Bチーム同士で対戦しました。どちらのブロックも大変白熱し、勝利を目指して、協力して運動する姿がありました。本校は、今年の体力テストの結果から、投力が課題の一つとわかりましたので、このドッジボール大会は、その課題を解決するための取組の一つとなりました。楽しみながら、つけるべき運動能力が身につけられるよう、これからも様々な取組にチャレンジしてまいります。ちなみに結果は、1,2年生は、赤白1対1の引き分け。中学年は、3年生が勝ちました。
できる楽しさを実感!~飯豊中学校出前授業終わる!~
11月28日、飯豊中学校の体育の先生方から、出前授業を行っていただきました。この取組は、近い将来の義務教育学校開校を見据え、それまで学校間の連携を深め、子供たちが不安なく学校生活を送ることができるようにすることを目的としています。今日は、体育のマット運動を教えていただきました。マット運動に苦手意識を持っていた一っ子達ですが、いざ授業が始まるととても積極的に運動する姿がありました。中学校の先生方はさすが専門性が高く、子供の意欲や実態に応じて、一人一人にきめ細やかな指導をしてくださいました。また、模範演技を取り入れながらの指導でしたので、とても分かりやすく納得しながら技に挑戦することができました。たった1時間でしたが、本当に貴重な時間でした。義務教育学校が開校すれば、このような機会が増えていきます。そう考えると、子供たちもより意欲的に学習に向かっていくのだろうと期待せずにはいられませんでした。