毎年、山形市七日町にあります山形銀行本店をお借りして、白鷹町の紅花に関連した展示をします。
本日は前日準備ということでしたが、梅雨空で雨が...。
今年もまた素晴らしい展示が揃いました!
白鷹町の山形銀行展は明日7月4日~7日まで行います。
明日のお披露目式では、白鷹町の美味しい銘菓、紅花関連商品の販売などもございますのでぜひお立ち寄りください。
先週お伝えしました、「杉沢観音」の仁王門わらじの掛け替えが、6月10日~11日に予定通り行われました。
2日間かけて1から巨大わらじ1足分を作っていくのですが、ほとんど全てが手作業によるもの。
藁の葉をとり、藁打機に通して加工しやすく、叩いてさらに柔らかくし、藁で覆った竹枠に巻き付けて約2mのわらじを作っていきます。
捻じりながら巻き付けていくのですが、力もさることながら経験がものをいう作業のため、職人のなせる業なのだと感じました。
こうして約2mにもおよぶ巨大わらじが作られ、足腰が強くなるように、よく治るようにという信仰から仁王門に奉納されます。
地区の方々が一生懸命繋いできた杉沢観音のわらじ。
また気持ちも新たに見守ってくれることでしょう。
置賜三十三観音の1つ。
白鷹町の畔藤 杉沢地区にある観音様です。
白鷹町には九つの札所観音がありますが、仁王門を備えるのはこの杉沢観音だけなんですね。
その仁王門に奉られているのが1足の”わらじ”。
この”わらじ”の掛け替えが10年に1度の周期で行われるのですが、なんと今年の6月10日、11日にその掛け替えが行われます!
約1.5メートルにもおよぶ大きな”わらじ”。
地元の方々を中心に作成され奉納されます。
この機会を逃すとまた10年待たないと見られません。
白鷹町の歴史・文化を感じに来てみてはいかがでしょうか。