瀬戸内寂聴の新潮文庫「夏の終り」に収められている5つの作品は、「新潮」「小説中央公論」発表されたものである。この中の「夏の終り」で瀬戸内寂聴は女流文学賞を受賞している。
瀬戸内寂聴の私小説といわれ、南陽市が生んだ作家小田仁二郎との愛とその別れを描いている。小説では「知子」と「慎吾」という二人の人物が織りなす物語である。
「知子」の「慎吾」への熱い思いと「慎吾」のやさしさが描かれている。小田仁二郎については全く知らなかったが、その人間性の一端を感じることができた小説である。
今年で2年目となる「大人の論語教室」の学級びらきが行われ、4回にわたる教室がスタートした。
講師は前年度に続き、山形大学地域教育文化学部の三上英司教授で、第1回のテーマは『孔子は「徳」の磨き方をこそ弟子に伝えた』
様々な事例や自らの生活体験を交え、90分があっというまの時間で、充実したひと時となった。
次回は9月26日(水)。たくさんの参加をお待ちしています。