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震災から9年

  • 震災から9年

まずは、先の震災で命を落とされた方々に謹んでご冥福をお祈りいたします。

 

 

この9年の間に、広島の土砂災害、岡山の台風被害、熊本地震、大阪、千葉、福島・宮城・

岩手の台風被害、そして新型コロナウィルスと、休む暇がないほどの災害に見舞われてきました。

 

かつて大平首相が、「我が国は災害多発国であるからこそ、いつもそれを乗り越えて

強くなってきた」と語ったように、先進国でダントツの災害多発国です。

 

気候変動に伴って災害が大規模化していると言われて久しいですが、まさにその通り。

そんな中、今回のコロナはまだまだ不透明ですが、やはり東日本大震災は別格です。

 

死者行方不明者震災関連死を含め、2万2千人という尊い命が亡くなりました。

しかもその大半が東北地方東海岸部。

 

機会あるごとにその復興の様子を眺めてきました。

町は確かに新しくなり、見かけの復興は進んでいますし、先進的な人たちは、

むしろ新しい時代の到来という流れに乗り、イキイキと活動しています。

 

その一方で、海が変わってしまった、という声を聞きます。

ワカメがおかしい、ウニ(まともな)が採れない、いずれも磯焼けに起因するものの

ようです。海水温の上昇が大きく影響を及ぼしていると思われます。

 

設備投資をはじめ、漁業をとりまく経営のむずかしさが今ほど感じられる時は

ないのかもしれません。がんばろう宮城、がんばろう東北、がんばろう日本。

2020.03.15:yoshihiro:コメント(0):[コンテンツ]

バランスと調和

  • バランスと調和

まずもって、前回の自分のブログ「コロナよもやま考」についてお詫びします。

とりあえずいったんメモ的に書いて、後で読み返して修正したり追記しよう、と、

そのままになっていました。

 

しかし、今となっては、そのときどういう話の展開にしようと思っていたのかを

思い出すことができず修正不能です。

お恥ずかしいことながら、あのまま放置させていただきます

 

さて、今日の話。以下は、ある雑誌の記事を抜粋したものです。

 

バランスと調和は似て非なる概念です。

前者は、得失や長期・短期など対立するものの均衡を図ることです。

後者は、両者共通の利益を見出し、ともに実現することです。

一見対立構造の中にあるように見えるものでも、共通の利益を見つけ出すことで

対立を打破することができます。

 

この記事では、ワークラーフバランスを例にとり、単に時間の均衡を図るのではなく、

ワークにもライフにもどちらにもいい影響を与える時間の使い方を追求していくことが

より重要だ、としていました。

 

確かにその通りですね。ワークはワーク、ライフはライフ、という考え方も確かに

成り立ちますが、1+1=2の関係でしかありません。バランスは足し算、調和は

掛け算のように思います。

 

1+1と1×1はどちらも1。2+2と2×2もどちらも4。

でも3+3=6だけど、3×3=9。4+4=8、4×4=16!

事が大きくなればなるほど、結果に差が出るわけです。

 

弊社の社是は「ハーモニーのあるコミュニティづくり」

ハーモニーはもちろん調和のこと。

記事で言うところの共通の利益は会社においてはどんなことでしょうか。

 

人と人との関係の中で、お互いを認め合い、それぞれの良いところを持ち寄って、

会社を良くしていこう、社会を良くしていこう、企業理念の旗印のもと、自らを高め、

貢献していこう、という機運が一致したとき、掛け算がピタッとはまっていくと信じます。

 

ピータードラッカーは次のように述べています。

 

組織の文化とは、仲良くやっていくことではない。大切なことは、仲の良さではなく、

仕事ぶりの良さである。そもそも、仕事から得られる満足や、仕事上の関係から得られる

調和に基づかない人間関係は、うまくいっているように見えても貧しい関係であって、

組織の文化を腐らせる。

 

仲のいいことはもちろん大切ではあるけれど、ハーモニーを意識した関係性でないと、

ちぐはぐになってしまうのです。

 

その根底には、愛があり、献身があり、もっと良くなりたい良くしたい、という

成長意欲貢献意欲が大切だと思っています。

2020.03.08:yoshihiro:コメント(0):[コンテンツ]

コロナよもやま考

  • コロナよもやま考

世の中コロナ一色に染まっています。

ウィルスのこと、対策のこと、その他、直接の情報はTV新聞を中心とした報道に任せる

として、いつ収束するかによって、抜き差しならぬ状況が訪れる可能性があります。

 

大自然の本質は、万物の生成発展。

ここでこけてしまうものは、大自然から賛同されないもの、と受け止めたほうがいい

のかもしれません。

 

つまり、本当にいい方向に向かうための一時的な後退。

ホンモノだけが残るふるいにかけられているのかもしれない、ということ。

 

しかし…。

 

本来、人は人とつながって、お互いが仲良く協力し合って、ものごとを創造し、

また課題解決にいそしむようになっていると思われます。

 

それなのに今、人と人のつながりがウィルスによって遮断されようとしているわけで、

これの意味するところをどう読み解いたらいいのか、考えてみました。

 

その1:WEB上でのコミュニケーションの活発化

その2:直接会って

2020.03.01:yoshihiro:コメント(0):[コンテンツ]

顔のシワをとっちゃう技術

  • 顔のシワをとっちゃう技術

娘がタブレットを使って何やら顔写真をいじって遊んでいました。

ホラ、こうやるとシワが消えるんだよ、と。

 

確かにずいぶん前からそういう技術は存在していましたね。

Adobe社のPhotoshopというソフトで、実際に自分の顔をやったこともありました(笑)。

 

しかし、そういう専門的なソフトではなく、誰でも気軽に簡単にできるのが

普及しているのが今の時代。

 

娘に、じゃあ、この写真、やってみて、と依頼したら・・・。

 

最初、あまりにやり過ぎの画像が送られてきました。

これじゃ赤ちゃんレベルでしょ!

 

 

もうちょっと手加減してみて、と頼んだら、なかなかのが送られてきました(笑)。

 

 

このくらいであって欲しい、という願望の写真です。

実際はコチラ。

 

 

現実はキビシイ(笑)。

2020.02.23:yoshihiro:コメント(0):[コンテンツ]

日本人の四つの美徳

  • 日本人の四つの美徳

イエローハットの創始者で、日本掃除に学ぶ会創設者である鍵山秀三郎氏。

氏の講演DVD「日本人の美徳」の中で、氏が若い頃出合った本に紹介されていた

4つの「日本人の美徳」について、紹介させていただきます。

 

それは、「忍耐心」「謙譲」「調和」「勇気」の4つだそうです。

 

その本の著者とは、「次郎物語」の著者下村湖人です。

下村氏は明治17年生まれで昭和30年に亡くなっています。

 

一方、鍵山氏は昭和8年生まれ、現在86歳で諸活動に奔走されていらっしゃいます。

下村氏が生き抜いてきた日本と鍵山氏が見てきた日本、重なる部分もありますが、

変わってしまった部分も相当にありそうです。

 

単純に考えると、すべて、日本人の美徳から消えてしまった、と言う人さえ出てきそう。

それがそうではない、と日本人自らが気づいたのが東日本大震災でした。

 

やはり、長い歴史の中で沁みついてきたものは、簡単には剥がれ落ちず、奥深くに

しっかりと根付いているものなのですね。

しかし、安閑としていていいというものでもなさそうです。

 

ところで、鍵山氏の紹介によると、その4つの美徳は、実は根底に”ある基本的なもの”

があることが前提であり、その基本的な土台がなくなる、あるいは弱くなると、

途端に次のような「悪徳」に変わってしまうのだ、と。

 

「忍耐心」⇒「怨恨(えんこん)の源」

「謙譲」⇒「卑屈」

「調和」⇒「安易な妥協」

「勇気」⇒「粗暴」

 

なんとなくわかりますね。

では、その基本的なものとはいったい何なのか?

 

それは、相手への思いやり、愛、だそうです。

愛のないイデオロギーは危険なナイフに早変わりする、ということと共通で、

いろいろなことに置き換えられそうな話ですね。

 

弊社の新7つの行動指針の6番目は、「お互いを思い気遣いONE TEAM」。

本当は1番目にしたほうが良かったのかもしれません。

 

2020.02.16:yoshihiro:コメント(0):[コンテンツ]