あけましておめでとうございます。本日より業務開始です。
今年は子年。ネズミは繁殖力が強いことから「繁栄の象徴」と言われますが、果たして景気の回復はあるのだろうか。製造業は昨年より低空飛行状態だが、今年は消費増税から1年経過することに加え、5Gの本格始動、東京オリンピックや米国大統領選挙などイベントが続く。書籍やネットを見ていると「五輪後に回復傾向」という記事もあれば「五輪閉幕後に景気減速」という記事もある。
専門家でも景気の予測は難しいのだろう。中小企業の経営者にとっては景気の動向も気になるところだが、まずは自分たちが出来ることをしっかりやっていくことが大切であると思う。
会社の年末及び新年のあいさつの中で「竹の節」の話をしました。竹が軽くしなやかで丈夫であるのは、節目があるからと言われています。
竹は繊維がまっすぐ上に伸び、普通の木よりも成長が早いが簡単に割れてしまう。途中に節目が無く、ただのパイプ状だったら簡単に折れてしまうだろう。それぞれの繊維が上に伸びることと、節目でお互いにしっかりと横に繋がる事を繰り返しながら大きく成長していく。
私は会社も同じだろうと思います。それぞれの社員が個々の能力を発揮していても、横の繋がりがなければ、あっという間に折れてしまいます。それぞれが上へ上へと成長し、なおかつ横に繋がる節目を作る事が大切なのだと感じます。
「竹のように節目の時だけ横に繋がればよい」ということではありませんが、今年はその節目を作る年とし、横の繋がりをより重点にしていきたいと思っています。