よっちゃん堂のあくがれてゆく日々 

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『黒パン俘虜記』 胡桃沢耕史著 文春文庫 

なかなかインパクトのある表紙ですな。。。

蕎麦屋の宴会仕事の折、親方の本棚を漁っていると
目に留まりました。

読み始めると止まんなくなって。

人間の一生が、国家間の都合で右にも左にも上にも下にも振り回される。

その置かれた状況の中でしか生きられないことが悟られてから
どう生きるのか考える。
これも一種のたくましさでしょうか。

それにしてもすごい内容でした。

*一部抜粋*

『運命は 従うものを 潮にのせ 逆らうものを 曳いて行く』

P110

2011.06.29:yochando?:count(2,037):[メモ/よむよむ]
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