よっちゃん堂のあくがれてゆく日々 

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今日はお世話になっている大工さまの工場に出向き、製材を手伝ってきました。


6尺・6分・4分(長・幅・厚)の杉のザラ板を化粧板に加工。

「プレナー」という機械を使って削ります。

届いた段階ではほとんど生木なので、隙間を空けて立てかけて乾燥。
乾いたものだけを選別します。


両耳をカットして、両端をまっすぐにして、表面を平に。



買えば一番安いザラ板を、一枚一枚手間を掛けることによって化粧板に
変身させます。

左が加工前、右が加工後です。

いつもは加工済みの板を当たり前のように貰っていたのですが、
実際にその手間を体験すると、大工さまへの感謝の念が増大3割増し。

25枚仕上げるのに2人がかりで2時間くらいかかりました。


さ〜〜て、本日のメインディッシュ!

杉の厚物!

4M・8寸2分・1寸2分(長・幅・厚)・・・重っ!!!

こいつはなんと床材にするために仕入れました。
台所を板張りにするのです。

フローリング材を、もうず〜と探して調べて悩んでいたのですが、
やっと決めました。

探した条件は、国産杉・無垢・厚物(1寸以上)で、あとは値段。

自分が調べた限りでは、やはり坪当たり2〜3万円以上しましたね。
(台所は5坪なので10〜15万かかってしまう!)

しかもネットで買って、県外からわざわざ運んでくるのも何だし、
出来れば県産材使いたいし・・・。

あーでもない、こーでもないと決めかねていたのですが、大工さまが
足場用の板をヒントに、製材所に寸法を注文して、購入したのであります。

節ありの一等材で実加工なし、もちろん表面加工もなしですが、
値段は約3分の1!


20枚、これも両端カット、4面プレナー加工。
これが重くて長くてえらい大変でした。大工さまと大汗かきながら、まさに格闘。

カネはかけずに手を掛けるって、言うは易しですが、大変なことなんですね。
ただし、手間と時間を掛けると、自分の経験と愛着を得られますのでOKOK!!


このデカ物もほぼ生木なので、扇風機二台で乾燥させます。
狂いや隙間は覚悟の上の杉板です。

おまけ・・・

大工さまと付き合いのある寒河江の製材所さんへ見学〜。
ここから伊佐沢にやってきて家の一部になるのです。

まるで豆腐やこんにゃくを切るように、ぎゅい〜んぎゅい〜ん!ずぱっずぱっ!と、でっかい機械とおじさん達が働いていました。

ここに来ると、もっと木を使おう!って木になりました。


2011.09.01:yochando?:count(3,360):[メモ/家いじり]
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