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事業所向け学校説明会

 建設業の事業所の皆様向けに本学の説明会を開催致します。
 本学は、厚生労働省による認定職業訓練のシステムにより、住環境を創出する貴社社員の教育訓練を行います。また、建築を学ぶ意欲ある学卒者を貴社社員として雇用できる機会もあります。
 制度について詳しくご説明致しますので、是非、お越し下さい。

ご案内
2020.05.29:yit-ac:[お知らせ]

高校教員向け 学校説明会2020

高校教員の皆さまを対象に、次の要領で学校説明会を開催致します。是非、お越し下さい。
申込制となっておりますので、チラシ裏面の内容でメール、FAX等でお申し込み下さい。

2020年6月17日(水) 13:30~15:30
場所:本学
内容:学校説明、授業・施設見学、個別相談等

ご案内ダウンロード kyouinmuke21.pdf

※今後の新型感染症の影響により急遽日程を変更することがありますので、ホームページをご確認頂くか、本学までお問い合わせ下さい。

※当日以外の見学につきましては、お問い合わせ下さい。
2020.05.13:yit-ac:[お知らせ]

新型感染症に係る臨時休校について

 新型感染症のため、一向に先が見通せない日々が続き、学生の皆さんは心身に緊張を強いられているものと思います。
 そこで下記の通り、大型連休前後に臨時に休校し、学生の生活環境に配慮した対応をとることとします。

                  記

1.休校する期日:4月27日,28日,30日, 5月1日, 7日,8日(6日間)
2.授業再開日:5月11日(月)
3.授業の振り替え:臨時休校6日分の授業は、当初休校を予定していた土曜日等に振り替えます。よって、年間の訓練日数は変更せず、科目履修等に影響ありません。
4.学生の移動:本人または保護者運転による自家用車として下さい。
5.帰省しない学生への対応:実家の事情等の理由により帰省しない学生は、寮に留まることが出来ます。
6.この措置は本学として帰省を勧めるものではありません。
7.臨時休校の期間中は、従来からの要請の通り、各自の自制ある行動をお願いします。
2020.04.22:yit-ac:[お知らせ]

令和2年度 入学式(第24期生) 学校長式辞

 新入生のみなさん、山形工科短期大学校第二十四期生としての入学、心よりお祝い申し上げます。
 本日は、みなさんの入学を共に祝って頂く筈のご来賓が同席出来ず、また保護者の皆さまにもご不便をおかけして申し訳なく思います。現在の社会情勢を踏まえ、やむを得ないこととはいえ、折角の機会がこのような形になったことは誠に残念であります。事態は未だに収束せず、先の見えない中で新入生の中には不安を抱かれている方もいらっしゃると思います。しかし、一方で、新入生のみなさんはこれから新たな学びと生活が始まると心を躍らせている筈であり、その想いに派遣企業、我々教職員ともども、しっかり応えていきたいと改めて決意しておるところであります。どうぞ快適な住環境を提供するための知識・技術をしっかりと学び、実りある二年間にして下さい。我々は全力で支援致します。
 さて、みなさんがこれから生活される長井市は人口二万七千の一地方都市ではありますが、二〇一八年の二月に国の文化財「重要文化的景観」に選ばれるほど、歴史的資源に恵まれています。江戸時代からの商人のお店や洋風建築などがあり、趣のあるまちなみです。何れ見学会を行いますので期待していて下さい。そして、この地域全般を置賜といいますが、置賜も歴史的な建物が多く残っています。そのうちの一つ、米沢市にある通称"笹野観音堂"というお寺の建物を先日、調べる機会がありました。この観音堂は、天保一四年(西暦一八四三)、江戸時代末期に建てられたもので、一辺十メートル四方と大型で、屋根は茅で立派に葺いていて、また作りの細かい彫刻がたくさん付いているという非常に特徴的な建物です。これも何れみなさんと見に行けたらと思います。ところでこのお堂は、安永7年(一七七九)に米沢藩主として有名な上杉鷹山が建てた観音堂が火災で焼失したために改めて建て替えられたものです。焼けてから再建されるまで十年かかりました。なぜそんなに時間がかかったのでしょう。実は、焼けた当時は天保の飢饉で全国的にも大変な時期で、ここ米沢藩も金銭的に全く余裕がありませんでした。しかし、まず準備に四年をかけて、建築用材を寄進してもらったり、普段なら使用しない樹木を使ったり、お寺さんを始め、大商人から一般庶民に至るまで置賜一円から寄附を募って今のお金で一億円近くを集めるなど、大変な努力をしてやっと建立にこぎつけたのです。関わった職人や棟梁達の名前も記録に残っています。しっかりとした構造で装飾も多い建物ですから棟梁達も相当の手間暇を掛けたので、建築費もかなりの額になりました。そのままだと棟梁達としては大変儲かったと思います。ですが、彼らはもらうべきお金から一部を建築費に寄附しているのです。なぜでしょうか。現代的な割引きサービスというのとはちょっと色合いが違うでしょう。この観音堂は、平安時代に遡るとされる程由緒が古く、米沢藩にとっても、そして地域の住民にとっても心のよりどころだったようです。そのような建物の建築に携われること自体が棟梁達にとっては意味のあることだったのでしょう。仕事をして"もらえるお金"以上に、人々のためになる"仕事そのもの"に価値を見いだす。現代の我々も学ぶべき事が多いですが、特にものづくりを目指すみなさんにおいては、このような考え方を大切にして欲しいと思います。そして、是非、みなさんが作った建物や家具を使ってとても良かったという言葉を頂けるようなものづくりを目指して下さい。
 皆さんの二年間の成長に期待しつつ、その第一歩となる今日の良き日を改めてお祝い申し上げます。

令和二年四月三日
                           山形工科短期大学校 学校長 小幡知之
2020.04.15:yit-ac:[お知らせ]

令和元年度 修了証書授与式(第22期生) 学校長式辞

 二十二期生のみなさん、本日、無事卒業を迎えられたこと、心からお祝い申し上げます。
 在校生とともに、教職員一同、みなさんの門出を祝福致します。 
 本日は、晴れ姿を見る事を待ち望んでいらっしゃった保護者の方々や、みなさんの成長を共に祝って頂く筈のご来賓が同席出来ないこととなりました。現在の社会情勢を踏まえ、本学の判断でこの式典を開催する運びとはなりましたが、このような形になったことは誠に残念であります。しかし、卒業生のみなさんは二年間で立派な成果を挙げられたことには変わりはありません。胸を張ってこの伊佐沢の山から巣立って行って下さい。

 二年前、みなさんが入学した当時、ちょうど、この長井の地が国の重要文化的景観に選定された直後でした。入学式の式辞でもそのことに触れましたが、山や川といった自然を背景にしながら人々の長い営みによって生み出された文化的景観の中に二年間過ごされて、みなさんはどのように感じたでしょうか。決して都会では得られない、まちの趣や人々との暖かい交流が胸に刻まれていると思います。これから色々な土地で生活し、仕事をすることになると思いますが、この地で得られた「土地柄に対する感覚」を忘れないで欲しいと思います。

 みなさんが学びに励んだ建築は、こういった景観を形作る重要な要素ですが、残念ながら昨年来、各地で建築や景観が失われる様々な不幸がありました。四月十五日、パリのノートルダム大聖堂の火災、九月九日、房総半島の台風および十月十二日の東日本台風による広範囲にわたる甚大な被害、そして十月三十一日、沖縄首里城の焼失。今まで身近にあった建物や景観が一瞬にして失われる衝撃が繰り返し襲ってきたのです。そして、今、世界を脅かしているウィルスも人々の営みに多大な影響を与え、それに伴ってまちの風景を大きく変えています。我々が正月気分を味わっていたほんの二ヶ月前、まさか世界中がこのような事態に陥るとは想像だにしていませんでした。これらから言える事は、平穏な生活がいつまでも続くとは限らない、ということです。

 今年度の入学式で私は鴨長明の『方丈記』に触れました。
「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。よどみに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。世の中にある人とすみかと、又かくのごとし」
みなさんの学びの心構えのつもりで取り上げましたが、まさか実際にこれほど厄災が頻発するとは思ってもみませんでした。人も住居も永遠ではない、生まれては消え、また生まれる、これを繰り返す。ものづくりに携わる立場として、いつかは失われるということに無力感を覚えるかもしれませんが、悲観的になりすぎないで下さい。被災した人々は前に進んでいきます。そのために建物やまちは必要です。これからもみなさんの力を求める人々がいます。ただ、当面、建設業界を始め、社会情勢は予断を許しません。卒業生のみなさんは通常とは異なる状況のなか、社会に旅立たねばなりません。前が見通せず厳しいことも予想されますが、むしろこれをバネとして、人や建物は永遠ではないという緊張感を持って仕事に当たって行って下さい。

 「みなさんが「ヒトビト」のための技術者として成長されていることを期待します。」二年前の入学式で私はこう式辞を結びました。建築や家具・道具というハードしての「モノ」を作るだけではなく、これを使う「ヒトビト」を常に念頭において、さらに「モノ」と「ヒト」を結びつけるソフトとしての「コト」を踏まえた取り組みが、これからの社会の活性化に必要とされています。「モノ」「ヒト」「コト」です。
 みなさんは二年間を振り返って自分の成長を実感しますか。そして、これからどのように歩んでいくのでしょうか。これは一人ひとりにかかっています。

 卒業生諸君の更なる成長を期待しつつ、改めてお祝いを申し上げて、式辞と致します。本日は誠におめでとうございます。


 令和 二 年 三 月 二十一 日 
     
                           山形工科短期大学校 学校長 小幡知之
2020.04.15:yit-ac:[お知らせ]