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令和3年度 鶴岡市地域包括支援センター社会福祉士研修レポート

  • 令和3年度 鶴岡市地域包括支援センター社会福祉士研修レポート

令和4年1月11日、10:30~
鶴岡市地域包括センター社会福祉士研修へ、柴田優美子委員を講師とし「高齢者虐待対応における地域包括支援センターと行政が円滑な連携対応を行うためのポイント」と題した講義をさせていただいております。

事例を通したイメージ化や、実践で必要な手法「ホワイトボードを使った見える化」の効果なども踏まえた「連携のための効果的な伝え方」~プレゼンテーション~とても大切だと思いながら拝聴させていただきました。(委員長の板垣と理事の菅も参加しております)

自治体により、現在のマニュアルの整備状況や連携についてなど整備までの過程や担当者の考えなどが反映されているのを感じました。
そのところどころのカラーを根拠あるものに仕上げ、マニュアル化しつつ柔軟さを残す。

受講された鶴岡市も皆様、熱心にきかれておりました。大変お疲れさまでした。

高齢者権利擁護委員担当理事  菅  東洋

2022.01.11:山形県社会福祉士会:コメント(0):[活動報告/高齢者権利擁護委員会]

令和3年度 山形県市町村職員等高齢者虐待防止情報交換会現任者研修を行いました。

  • 令和3年度 山形県市町村職員等高齢者虐待防止情報交換会現任者研修を行いました。

令和3年12月17日(金)・21日(火)の2日間、市町村職員・地域包括支援センター職員を対象に、山形県より委託を受け、標記現任者研修が開催されました。

 「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律」では、高齢者虐待の防止や早期発見・虐待を受けた高齢者の保護・養護者に対する支援等について、市町村が第一義的に責任を有する主体としての役割を求められております。

 1日目は、前年度アンケートで好評価だった「依存症・共依存」「虐待対応をしていく中でいかに後見制度を利用するか」等、行いました。また、高齢者虐待に準ずる対応が求められている、セルフネグレクトについても学びを深めていただけたと思います。

 2日目は、事例をもとにグループに分かれての検討と情報交換を行いました。実際の支援事例を参加者の皆さんで読み込み、対応を考えていく過程では活発な意見交換がなさておりました。また、事例作成段階でご苦労はあったと思いますが検討会を主催する場合に必要なことも感じていただけたと思います。

 高齢者権利擁護委員は、ファシリテーターとして皆さんをサポートし、前向きなお気持ちで日々の業務にいかせる研修運営に努めました。
 

 参加者の皆さん、参加者を支えてくださった同僚の皆さんお疲れさまでした。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

高齢者権利擁護委員担当理事 菅 東洋

2021.12.21:山形県社会福祉士会:コメント(0):[活動報告/高齢者権利擁護委員会]

尾花沢市サービス提供事業者連絡会議の研修にお邪魔いたしました。

  • 尾花沢市サービス提供事業者連絡会議の研修にお邪魔いたしました。

県社会福祉士会、高齢者権利擁護委員担当理事として、尾花沢市サービス提供事業者連絡会議の研修にお邪魔いたしました。(お顔をみながらのお話は久しぶりでした。)

「高齢者虐待と心理的支援」というタイトルをもとに

◇高齢者虐待の基礎 (介護支援に必要な知識)

◆援助者の困難感の実態を紐解いてみましょう。

という内容でお話させていただいております。

〇援助者が困難に感じた虐待ケースの特徴として

*虐待者や被虐待者の介入拒否、虐待の否認や

*援助者の虐待者や被虐待者に対する個人としての感情・認識がの影響があります。

 このようなことを踏まえ、自分の中にある感情を知ることで対応の工夫ができます。緊張や困惑のポイントを書き出したりなどなど・・方法をお伝えいたしました。

 支援者におけるアンガーマネジメントやリラクゼーション法「こころのもちかた」を織り交ぜ、被虐待者・虐待者・支援者の3項それぞれが抱える心情を捉え、対応を研究していけたらと思っております。

 尾花沢市包括支援センターの皆さんのおもいを入れ込み、一緒に作った研修です。

 自分にとても価値ある学習の機会をいただき、本当にありがとうございました。

高齢者権利擁護担当理事 菅 東洋

2021.12.16:山形県社会福祉士会:コメント(0):[活動報告/高齢者権利擁護委員会]

市町村職員等高齢者虐待防止情報交換会、初任者研修を開催いたしました。

  • 市町村職員等高齢者虐待防止情報交換会、初任者研修を開催いたしました。
  • 市町村職員等高齢者虐待防止情報交換会、初任者研修を開催いたしました。

 複雑な課題を抱えた中で、生活の中の歪みの進行が取り返しのつかない状況になってしまえば、本人や関わる方々、その他の社会的影響は大きく、その分傷も深くなります。

 外に出したくないデリケートな課題だけに、気が付いていても躊躇したり、介入責任の所在をはっきりさせないままに時間だけが過ぎ、孤立してしまう。

 専門職が能力を発揮するところは「見立て」だと思います。

 現在の多問題を紐解き、介入の糸口を探り、予後予測から計画を立て、対象者や関わる方を護りながら間口を広げ、手をつなぎチームで対応する。

 適切な支援には、理論の理解と実践の積み重ね、その後の内省をチームで行うことが必要な着眼点であることをあらためて感じたところです。

 誰しもが一人にならない社会へ、社会福祉士としてできることを考え続けること。すごく大事だと思います。   

高齢者権利擁護担当理事 菅 東洋

2021.09.30:山形県社会福祉士会:コメント(0):[活動報告/高齢者権利擁護委員会]