「いい求人はないかな?」「どんな求人があるのかな?」
こんな気持ちで求人情報を眺めている方も少なくないと思います。私たちにご登録いただく皆さんも、よくそんな言葉を口にされます。ただし、ご面談を経て「こんな求人はいかがでしょうか?」とご案内を差し上げても、残念ながら何のご返信もいただけない方も一定数いらっしゃいます。。
ご案内した求人が「いい求人」であれば、自然と「応募したい」「応募する!」という気持ちになり、書類選考を受けたり面接に出向いたり、実際の活動に移っていけることでしょう。
しかし、「なんとなくピンと来ない求人だ」と思ったらどうでしょう?その場合、「応募しない」と判断し、また求人情報を眺めることになるかもしれません。(きっと、求人ご案内のあとにご返信のないご登録者もそうなのかなと思っております)
「応募しない」、それが悪いというわけでは決してありませんが今日はそんな「応募しない」について考えてみたいと思います。
改めて考える「いい求人」
そもそも、「いい求人」とは何なのでしょう?
以前の記事でも述べたように、人によって「いい」の定義は異なります。そのため、自分が仕事に求める優先順位を整理する視点が重要です。
「なんだかピンと来ない」と思ったときには
「優先順位の整理をしていても、ピンとくる求人がよく分からない」ことがあるかもしれません。その場合、逆にピンとこない求人を見て以下のように考えてみましょう。
「どこが引っかかっているのか」
「どんな部分に興味が湧かないのか」
「何が嫌なのか」
「どうしてそう思うのか」
ピンとこない箇所(応募しない理由)を整理することで、自分にとって大事なことや、次の転職で叶えたいことがクリアになってくると思います。
仕事を取り巻くさまざまな要素
• 仕事内容について・・・業務の特長は?自分はその特長に合う性格?
• 人について・・・社長や社員の人柄、社風が読み取れる?馴染めそう?
• お金について・・・給与、将来的な伸び、賞与・評価制度は?満足できそう?
• 時間について・・・残業時間、休日数は?自分のライフスタイルにあいそう?
• その他について・・・福利厚生、育児・介護関連の制度は?どこまで求めたい?
仕事はこのようにさまざまな要素が絡み合っています。
「応募しない」という判断の裏には、この要素を含めて必ず何かしらの理由があるものです。特に未経験の業界・仕事内容の場合、具体的なイメージが湧きづらく、「ピンと来ない」と感じるかもしれませんね。
私たちコンサルタントへお伝えください
「もっと近場の会社がいい」「もっと高い給与でないと難しい」「この仕事内容は避けたい。なぜかというと・・」「この業界は嫌だ。なぜかというと・・」
など、あなたのピンと来ない理由、応募しない理由やその箇所を、ぜひ私たちコンサルタントにお伝えください!
その結果として、「よりあなたの考えに沿った求人をご案内する」「企業側に〇〇について特に詳しく説明いただく機会を設ける」「企業側に〇〇についてあなたに代わって交渉する」などの別の可能性が広がっていくと私たちは考えています。
「ピンと来ない」を探るなかで自分が大事にしたい想いや状況に気づく方も多くいらっしゃいます。ご相談をお受けししばらく経つと、面談当初よりお気持ちも変わることもあるでしょう。
私たちは、あなたの「応募しない」「ピンと来ない」を尊重しながら、あなたに合う企業・求人と出会えるようなお手伝いをしていきたいと思っています。
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