面談では、将来どうすべきかを一緒に考えます

  • 面談では、将来どうすべきかを一緒に考えます

通常転職のご相談を受けた場合は、ファーストステップとして面談を行います。
「面談」と聞いて、どんな内容をイメージされますか?

相談者「こんな業務経験をしてきて、今後はこんな希望です」
人材コンサルタント「であれば、こんな求人はいかがですか」

このような、流れをイメージされるも多いのではないでしょうか?

確かに、上記のようなお話もします。
しかし、本質はそこではありません。

今のような流れだけであれば、それこそコンピュータの自動マッチングで事足ります。



面談時のキャリアカウンセリングで、自分のキャリアプランを明確にしていく

面談では、これまでのご経験、今後のご希望ももちろん伺います。
それに加えて、「キャリアカウンセリング」を行います。
キャリアカウンセリングとは、その個人にとって望ましい職業選択やキャリア開発を支援するプロセスのこと。
「転職先の相談」だけではなく、これから先の人生のあり方、将来どうすべきかということを、一緒に考える幅広い支援です。

面談で、私なり人材コンサルタントと面談をする本当の価値は、「キャリアカウンセリング」にあります。

キャリアカウンセリングは、ただの仕事相談ではなく、ご自身のこれまで生きてきた経験を振り返りながら、これからどういう生き方をしていくか、目指したい生き方を叶えられる働き方、仕事はどんなものかを探っていくきっかけになります。

転職の際に陥りがちな失敗は、物事を目の前の状況だけを見て判断することです。
今欲しいお給料や今の生活スタイルを元にした職業選択など、近視眼的な転職のキーワードは「今」です。
今にばかり目がいくと、選ぶ仕事も制約を受けますし、長期的に本当にしたい仕事を選べない可能性があります。

よくその傾向が強いのが山形県外からUターンされる方です。
県外と県内の給与水準含めた環境が違いますので、転職をするとこうなるから「山形へ帰るって厳しいな~。やっぱり山形へ帰るのやめよう。」となっていることがあります。

どうしても「お金」に目が行ってしまうかもしれませんが、
「そもそもどうして山形に帰りたいのか」「将来はどうなっていたいのか」ここを考えることが大切です。

面談では、キャリアカウンセリングを行うことで、今のキャリアだけではなく、将来のキャリアも意識して自らを理解して頂き、じゃあこれからどうする?という「自分のキャリアプラン」を明確にしていくのです。



キャリアプラン・意思決定で大切にしたい「納得感」

「なんとなく山形へ帰りたい」や「なんとなくキャリアアップしたい」の”なんとなく”を明らかなものにしていくことが、自分のこれからの方向性など「納得感のあるキャリアプラン」を描くことに近付きます。

「納得感のあるキャリアプラン」を持って毎日を過ごしていけば、なんらかの転機が訪れたその時々の「意思決定したこと」も、きっと納得感のあるものになるはずです。

キャリアプランや自分が「こうする」と決めたことに対して「納得感が持てる」ということは、
「どのような人生を送りたいと思っているのか」
「どんな風にして働いていきたいか」
「どのようなことに働きがいを感じるか」
「そもそもどのようなことに生きがいを感じるのか」
などといったことに対する意味や意義について、「大きな違和感がない状態」ということです。

これまでの日本は、キャリア形成を企業などの組織に委ねていましたが、現在やこれからの世の中は、変化が激しくそのスピードはより加速しており、自分で自分のキャリアをデザインしていくことがより重要になってきています。

そんな中で、キャリアプランや意思決定に「納得感が持てる」ということは「自分の働く人生=キャリアに納得感が持てている」状態に近づくということ。

「自分の働く人生、なんか違うな、、、」というより、「まぁ、いいと思う」という方がいいですよね!


「納得感のあるキャリアプラン・意思決定」は、Uターンする人に限らず、働く人皆さんにとって大切なことです。
ですから、皆さんに考えて欲しいのですが、このキャリアプランを一人で考えようとすると、これがまた大変。

だから、キャリアカウンセリングを通して考えていくのです。

キャリアカウセリングを通して見えてきた「自分のキャリアプラン」をイメージしながら日々を過ごし、転職のタイミングだけでなく節目節目でキャリアカウンセリングを行い、「自分のこれからのキャリアプラン」を納得感のある新鮮な状態に保っておくことが、幸せな働く人生を送るための理想だと私は思います。

ということで、面談で一緒にこれからのキャリアプランを考えていきましょう!

人材コンサルタント 吉田博紀
 

2018.09.05:yamaten:[新着情報]

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