4月と言えば「新しいスタート」のイメージですね。
山形でもようやく桜のほころび始めた今日この頃、ピカピカのランドセルを背負った小学生や、サイズが大きい制服姿の学生さんをあちこちで見かけます。
訪問先の企業では、きっと導入研修を終えたばかりであろう初々しい新入社員のみなさんも、お見かけするようになりました。
学校を卒業するまでは、だいたいみなさん同じ時期に卒業や入社を迎えて新しいスタートを切りますが、その後の各種ライフイベントは人それぞれです。
そこで、山形の転職者はいつ頃新しい会社に入社しているのが気になったので、ジンジャーズのコンサルタントが直近1年で関わった転職者約50人のデータを使ってサンプル調査してみました。
【入社が多いのは・・・夏休み明けに初々しい新入社員気分を味わう人が多い?】
転職者の入社が多い月
第1位は【9月】
第2位は同率で【4月】【12月】
9月入社は、退職手続きや業務引き継ぎを行なうことを逆算すると、夏のボーナス支給が終わって、夏休みに有給休暇の消化をしてから入社というパターンが多いのかな、と思われます。
12月入社はちょっと意外な感じがしました。この1年での特徴かもしれません。
【内定が出るのは・・・春の訪れと共に】
では、選考の最終結果である「内定」はいつの時点で出るのが多いのかというと
転職者への内定が多く出る月
第1位は【3月】
第2位は同率で【9月】【11月】
1月~2月は企業の稼働日が少なく、選考もややスローペースで進むため、その分3月にまとめて内定が出てくる、という感じでしょうか。
【内定から入社までの日数は・・・】
平均は48日ですが、最長で155日、最短では翌日(?!)と幅がありました。
中央値は37日ですので、多くの人が内定後1ヶ月で入社ということですね。
企業側の選考期間は全国的に短くなる傾向があり山形でも短くなっているようですので(また今度調べてみたいと思っています)、山形の転職者の動きとしては、以下のようなパターンが多いと言えそうです。
【パターン1】年明けから選考受検、2~3月に内定が出て、4月入社
【パターン2】6月頃から選考受検、7~8月に内定が出て、9月入社
直近1年だけの少ないデータですので、経年で見ていくと違った結果が出るかもしれませんが、私たちコンサルタントの感覚値にも近い感じですので、そう大きく変わらないように思います。
そうすると、企業探しや転職相談の時期としては、パターン1の場合は10~11月頃、パターン2の場合は4~5月頃(もうすぐ!)がちょうど良い時期なのかもしれません。
「思い立ったが吉日」と言ったりもしますが、転職活動では思いつきでの行動や焦りには注意が必要です。
心理的にも環境的にも余裕のある時期に、私たちのような転職コンサルタントに相談されるのをお勧めします。
ジンジャーズでは、なんとなく気になったことを身近な実例を元に調べてみようと思っております。「こんなことが気になっているんだけど」「こういうデータはないかな?」というご意見やご感想があれば、お気軽にお声がけください。お答えできる範囲で調べてみたいと思っております。
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