子供の頃からずっと建物が大好きでしたという柴田さん。
家を建てる過程がとっても楽しくて贅沢な時間だったと言います。
「自分達が思っている理想の家を、ワンオフで造れるんですよ!
家の間取り、
プロポーション、
各部の材料、
本当に小さなところのRの形状や塗装、
金物の選定・・・、
そこに、お気に入りの照明や北欧の綺麗な椅子、
長野の山奥で作られたテーブル、
柔らかい光が入る麻のカーテン
など入れて・・・。」
「車で言ったら、
基本がしっかりした魅力的なベースに、
こだわりのパーツを選び、自分が満足できる、
楽しく遊べる車を造るような感じです♪」
車でたとえた表現が、じつに柴田さんらしい!
私たちTarukenは常々、生活の器を作るお手伝いをさせていただくまで。
後は、お施主さんに彩りを加えていただけたらとお伝えしています。
柴田さんと共感・共鳴しての家づくりができたこと、
改めて嬉しく思います。
下写真7点は、2007年完成時。
時を経て、庭の木々が育ち、お子さんが成長し、家も味わい深くなりました。
(チームたるけん山田)

さて、
柴田家の「その後の暮らし」を拝見♪ (チームたるけん 橋本)
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~ ガレージライフ編 ~ オトコの憧れガレージライフ
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| ~ komaライフ編 ~ かぞくが すき 自然をこよなく愛し、庭をいじり |
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| ~ 杉の外壁編 ~ 年を重ねて、渋みが増すように 人がひとりひとり違うように
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| ~ 大きな無垢のダイニングテーブル編 ~ ご飯を食べる、家族が集う、宿題を片付ける 小さな傷も、これはあの時のと |
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| ~ ボルダリング編 ~ ひとつ ひとつ 上に登ろう ひとつひとつ 前に進もう Don't give up!!
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拡大写真をご覧になられたい方は、
taruken_kinoie | @taruken |

2007年11月 新築 木造2階建
| ● 設計 | 樽川技建 |
| ● 1階床面積 | 66.97m2(20.2坪) |
| ● 2階床面積 | 50.51m2(15.3坪) |
| ● 延床面積 | 117.48m2(35.5坪) |
| ● 車庫棟面積 | 47.62m2(14.4坪) |
| ● 主な仕上げ | 屋根…ガルバリウム鋼板 外壁…無垢板貼り(杉) 内部(床)…無垢板貼り(松) 内部(壁)…塗装・タイル |






















屋根全体に搭載したパネルで、太陽の熱も光も利用するOMクワトロソーラーを導入。太陽熱で省エネを図り、太陽光で電気を賄うことで、実質的にゼロエネルギー化。その他発電量はもちろん、室温やCO2削減量など、これまで感覚でしか分からなかった家の状況も、エコナビOMで視覚化。
外遊びが大好きな子どもたちは、ご両親と一緒に庭づくりを楽しんでいます。土に触れ、種をまき、草をむしり、芽が出てくると喜び、進んで水やりをしてくれます。野菜の成長や虫たちの世界に接し、日々新たな発見と驚きで、感性を高めているようです。
柱が少ない木造ドミノ住宅だから、間仕切りの配置は自由自在。笠井さんご家族では、子ども達が小さいうちはひと部屋で、成長に合わせて仕切りをする間取りの計画をしています。屋根裏にも広々としたスペースを確保し、シンプルなつくりの家ですが、収納も大容量です。














住まいと畑をつなぐ通り土間は、野良仕事の合間の休息所となっています。夏はひんやりとした心地よい風が、床の敷き瓦の上を吹き抜け、また冬になれば、鉢植えされた植物達の温室として利用できるあたたかさを保ってくれます。ご夫婦の生活に、無くてはならない存在です。
絵本作家“ターシャ・テューダー”のような暮らしに憧れていたというご夫婦。今ではたくさんの種類の野菜、果樹、花を育て、夢を実現され、畑仕事が日課の様子です。季節ごとにやることがあって大変と言われながらも、季節の移ろいを体で感じ、充実感が伝わってきます。
食卓には、採れたて野菜や果物を使った料理が並びます。ご夫婦で力を合わせて育て収穫した素材の味わいは、格別なものではないでしょうか。採れすぎた野菜やできあがったおかずは、ご近所さんと分け合うなど、ご夫婦・ご近所仲良く暮らせる秘訣にもなっているようです。














グリル正面の壁やシンクの下、レンジフードの上にも収納スペースを設け、使い勝手に長けたキッチン。あくまで奥さまが料理しやすいようにと設計し、天板など作業スペースも広めに設置している。モダンな壁のタイル、マリンライトを使った照明など、その見た目も印象的だ。
あえて一階中央に配置することで、動線がスムーズになり、空間をより広く演出。開放感があり、ストーブの存在感をひときわ感じられる。ストーブはベルギー産。広葉樹の薪のほか、針葉樹の火力にも耐えうるもの。長く使用するものだけに、材質や構造へも配慮している。
竹内家の家族である三匹のワンちゃん達も、木陰を通り抜ける風が気持ちいい雑木林の中を散歩したり、趣味の家の暮らしを楽しんでいるそう。これからご主人が庭につくる予定のドッグランのことも、きっと期待しているのではないでしょうか。












