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【2012/11/06 山形新聞】【南陽】結城豊太郎記念館を応援 市民らが友の会設立

 南陽市出身で日銀総裁などを歴任した結城豊太郎について、その生き方に関心を寄せる市民らが「結城豊太郎記念館友の会」を設立した。会報発行や講演・学習会、研修旅行などを通して理解を深め、同市立結城豊太郎記念館の事業にも協力していく。

 設立総会が28日に同記念館臨雲文庫で開かれ、呼び掛け人の佐藤庄一代表(市文化財保護審議会委員)が「これからの日本や郷土・南陽を考えた時、結城先生の経済観、教学は大いに私たちの力になってくれると考える。友の会と記念館が車の両輪として進んでいきたい」とあいさつ。同記念館の加藤正人館長が「全ての市民、特に小中学生に結城先生の思いや熱意を学んでほしい。応援組織発足は心強い」と述べた。

 議事では佐藤代表を会長とする役員体制や会則、事業計画などを決めた。会員は現在59人で、さらに市内外の会員拡大を図る。総会に続き安岡正篤記念館(埼玉県)の荒井桂副理事長が「激動の日本を動かした結城豊太郎と安岡正篤」と題し記念講演した。

 同記念館の活動は、1973(昭和48)年発足の結城豊太郎先生遺徳顕彰会が長く支えてきたが、会員の高齢化のためおととし解散した。




2012.11.06:supobun:count(1,112):[メモ/⇒南陽のニュース]
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