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【2013/05/28 山形新聞】南陽市消防団が大会初の2連覇 東北水防技術の競技大会

 第7回東北水防技術競技大会が26日、福島市で行われ、本県代表として4大会連続出場した南陽市消防団チームが2年連続最優秀賞に輝いた。

 同大会には、東日本大震災の関係で欠場した宮城県を除く東北5県代表が出場。「月の輪工法」「シート張り工法」の2種目で、各制限時間15分内で手順の正確さやチームワーク、所要時間などを競った。

 南陽市消防団の月の輪工法のタイム6分は、昨年の7分を上回る速さ。シート張りでは、用意されたロープに傷が見つかるというアクシデントに見舞われながらも、新たにロープを切り直し8分に収めた。仕上がりの良さなどを加味した総合点で、優秀賞の福島を引き離した。同じチームが2年連続で東北一の座についたのは大会史上初。

 同消防団は今月2日に急きょ出場が決定し、昨年の優勝メンバーを中心に選手を選考。選手たちは他の消防団員、市、置賜広域行政事務組合消防本部と南陽消防署関係者のサポートを受けながら、一丸となって入念な調整を重ねてきた。

 26日夕には、南陽市内で報告会・祝賀会が開かれ、関係者が出場団員らの健闘をたたえた。

 高橋一司消防団長の報告に続き、塩田秀雄市長が「消防団員としての意識の高さ、団結力を内外に示してくれた。素晴らしい能力を市の安全・安心確保のために発揮してほしい」と祝福。チームの中心となった第7分団の分団長で指揮者の井上和也さん(34)=赤湯=は「支えてくれた方々のおかげ。今後は消防団の技術力向上に頑張っていく」、副分団長の歌丸雄一朗さん(34)=同=は「短い準備期間だったが、若手の急激な成長が、今回の結果をもたらした」と振り返った。


東北水防技術競技大会で2連覇を果たした南陽市消防団チーム=福島市



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【2013/05/27 山形新聞】笑顔も舞うよさこい・南陽

 置賜よさこい祭りが26日、南陽市中央花公園特設ステージで開かれ、県内外のよさこいソーランチームが迫力のステージを展開した。置賜を中心とする県内各地のほか、宮城、東京などから23団体、約500人が出場。色鮮やかな衣装、鳴子や花笠を手にした踊り手が舞台いっぱいに躍動した。市内の幼稚園、保育園の園児も元気に演舞し「百点満点」「楽しかった」と笑顔。客席から盛んな拍手と歓声が送られ、子どもの姿を写真やビデオに収める保護者の姿も見られた。

 よさこいで地域を活性化しようと、おきたまよさこい協議会(鈴木修会長)が実行委員会(佐々康江委員長)を組織して開催し、ことしで9回目。


よさこいの華麗な演舞が繰り広げられた=南陽市中央花公園



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【2013/05/26 山形新聞】書道パフォーマンス見事! 南陽・結城記念館で春まつり

 南陽市出身で日銀総裁などを歴任した結城豊太郎(1877〜1951年)の生誕136年を祝う「春まつり」が25日、市立結城豊太郎記念館で開かれた。

 誕生日の5月24日にちなんで毎年開催し4回目。開会セレモニーで、南陽吟友会メンバーの詩吟に続いて加藤正人館長が「結城先生の遺徳に学び、どう生きるか、どう地域づくりを進めるのか考える機会にしていただきたい」とあいさつした。

 南陽高書道部の16人が、縦約2.5メートル、横約6メートルの大きな紙に人気デュオ「ゆず」の代表曲「栄光の架橋」の歌詞を次々と書いていく書道パフォーマンスを披露。3年の横山奈美さん(17)梅津沙雪さん(17)平林春花さん(17)が大筆を使って力強く締めくくり、完成した作品を来場者に発表すると大きな拍手が湧いた。

 市内のはしご乗り保存会「七一登梯(とてい)組」の演舞と餅つき、青年グループ「Am遊s(あみゅーず)」による出店などもあった。


力強い筆遣いの書道パフォーマンスも披露された春まつり=南陽市立結城豊太郎記念館



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5月19日に南陽市内2カ所のわらび園がオープンします。
新緑の季節、山菜の季節、山の恵みをどうぞ!!


↑の画像をクリックするとパンフレットが表示されます。

荻観光わらび園

小滝わらび園

開園日 日曜日と水曜日
時 間 午前9時から11時まで
受付時間 午前8時30分から
入園料 お一人1,500円
問合せ先 荻生産森林組合
電 話 0238-41-2213

開園日 日曜日と水曜日と木曜日
時 間 午前9時から11時まで
入園料 お一人1,500円
問合せ先 小滝山菜組合
電 話 0238-41-2637



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【2013/05/14 山形新聞】南陽市役所陸上部がオンサリゴを獲得、ケニア出身

 全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)初出場を目指す南陽市役所陸上部(高嶋哲監督)は、ケニア出身のジョセフ・オンサリゴ(21)を獲得した。オンサリゴは13日に同市入りし「ニューイヤー駅伝出場とともに、南陽市と県の競技力向上が最も重要な仕事」と語った。

 陸上競技に力を入れる同市が5月1日付で属託職員として採用。5000メートル13分36秒88、1万メートル28分52秒45の記録があり、5000メートルのタイムは今年3月まで所属していたオンディバ・コスマス(ケニア)の13分44秒65を上回る。同選手はこの日、市役所を訪問。塩田秀雄市長は「力のある選手1人だけでは戦えない。部全体をレベルアップさせる役割を果たしてほしい」と激励した。

 オンサリゴは2011年に創造学園大留学生別科日本語研修課程に在学。翌年3月に課程を修了して帰国するまで、関東学生競技対抗選手権2部で5000メートル1位、日本学生競技対抗選手権5000メートル2位などの成績を残した。ケニアではクラブチームで練習を積んできたという。

 市教育委員会スポーツ文化課のスポーツアドバイザーとして、子どもたちの陸上指導、軽スポーツ普及活動などに従事する。チームには14日合流する。

 市役所陸上部はニューイヤー駅伝予選の東日本実業団対抗駅伝に11年から2年連続で出場したが、全国切符を逃した。


ジョセフ・オンサリゴ



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【2013/05/10 毎日フォーラム】発信:塩田秀雄・山形県南陽市長

◇縮小均衡から調和のとれた発展へ

◇多面的機能を持つ新文化会館に着手

 失われた10年ともいわれた長い低迷から抜け出せないままさらに10年がたち、ようやく小さな明かりが見え始めたように思えます。この間、民間では、乾いた雑巾を絞るがごとき節減やリストラ、そして過度な価格競争が続けられてきました。一つ一つの企業にあっては生き延びる戦略として正しくても、多くが同時に行えば好ましくない結果を招く、いわゆる「合成の誤謬」です。それは自治体にあっても同じで、縮小均衡に向かわざるを得ない状況がずっと続いてきました。

 時間が過ぎてからでは取り戻せない政策課題はいくつもあります。その中でも、受ける影響が特に大きいのは子育ての分野です。厳しい財政事情の中にあっても「子育て支援都市宣言」の下、出産祝い事業や子育て住宅支援、学童保育の拡充、耐震化100%の学校施設整備など、子供たちが育つ環境を整える事業を最優先に進めてきました。

 また、市民の心を一つにして、郷土に誇りを持っていただくために、駅伝への積極的なかかわりを重視してきました。昨年は、山形県縦断駅伝競走で完全優勝を果たしました。市役所陸上部は、実業団駅伝の最高峰といわれる元日の「ニューイヤー駅伝」出場を目指し日々練習に励んでいます。

 当市の第5次総合計画の第1番に掲げる政策目標である「教育日本一のまちづくり」に大きく前進しつつも、あとひと押しインパクトのある事業が欲しいと考えてきました。

 平成24(12)年度も押し迫った3月末、総額45億円にのぼる新文化会館整備のための補正予算が成立しました。構想を発表してからおよそ1年。市議会や公募による委員を含む市民懇話会で大いに議論していただき、市民に夢を持っていただく「シティプロモーション」の重要性の理解にようやく到達したと感じています。

 新文化会館は、全国初の大型木造耐火建築物(集会所)として先駆性をなし、バイオマスエネルギー利用による環境への配慮、森林資源活用を通して、地域林業の振興と森林の持つ多面的機能を最高度に高めています。また、防災機能を併せ持つ施設ともなります。縮小均衡から調和のとれた発展への転換、近隣市町への波及効果で、みんながよくなる施策の基盤となり得るものです。

 市民が夢を持ち誇れる施設、郷土愛のよりどころともなる新文化会館は、平成27(15)年秋に完成予定です。ぜひおいでください。






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☆置賜文化フォーラム共催事業のお知らせ☆彡

【おきたま語り部の会】おきたま語りフェスティバルが開催されます。



期 日:平成25年6月23日(日)
時 間:午後1時30分〜午後4時30分
場 所:置賜総合文化センターホール(米沢市)
内 容:第1部 語り&トーク ゲスト 長南一美
    第2部 おきたま語り部の会の発表


昔なつかしの民話が語り部のかたから聞くことができます。
是非お出かけ下さい。


問い合わせ
南陽市夕鶴の里 (0238‐47‐5800)

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【2013/04/30 山形新聞】【駅伝】南陽・東置賜、貫禄の連覇 若手躍動、光る安定感

 第58回県縦断駅伝競走大会(山形新聞、山形放送、山形陸上競技協会など主催)最終日は29日、長井―山形間の8区間、80.3キロでレースが行われ、南陽・東置賜は目標に掲げた完全優勝は逃したが、2年連続で総合優勝した。

 南陽・東置賜は大会新記録で第1日を制し、第2日も中盤から首位を守って優勝。3日間連続Vに王手をかけて臨んだ最終日、24区で首位に立ち、そのまま逃げ切るかと思われたが、北村山が最終28区で逆転して勝利。南陽・東置賜は2位だった。

 総合成績は北村山が2位、酒田・飽海が3位に入った。4位以下は山形、天童・東村山、寒河江・西村山、鶴岡・田川、新庄・最上、長井・西置賜、米沢、上山。

【評】最終日は各チームが主力級をそろえた総力戦。南陽・東置賜は中盤以降で抜け出すほぼ狙い通りのレース展開だったが、最終日優勝に懸けた北村山が最終28区で3位から逆転した。アンカーがたすきを受け取った時点で、首位の南陽・東置賜とは1分12秒の差があったが、区間新の力強い走りで残り約3キロの地点でかわした。連覇した南陽・東置賜は完全優勝こそ逃したが、3日間を通して安定感が際立った。

 最終区で逆転を許し、2大会連続の完全優勝は逃したが、この日も南陽・東置賜の安定感が光った。区間賞は一つも取れなかったが、中高生区間で首位をキープし、一時は2位以下を1分以上引き離した。中心選手の大野紘崇(南陽市役所)は「結果は悔しいが、中高生を含めチーム力は上がっている」と分析した。

 各チームがエースをそろえた序盤の21、22区を終え3位。続く中高生区間。「これまで弱点だった」(鈴木輝生監督)若い世代が躍動した。23区船山敦司(川西中)と24区吉田周平(米沢工高)の走りでトップに立ち、25区佐藤洸人(高畠二中)も粘走。昨年春に発足した南陽・東置賜駅伝ジュニアチームのメンバー3人が勢いをつないだ。

 地元出身ランナーの奮起に、県外出身の27区鈴木駿(南陽市役所)が応えた。神奈川大で箱根駅伝を走り、今春チームに加わった実力者は、速いピッチで急勾配の鳥上坂(南陽市)を駆け上がる。わずか2秒だった2位との差を1分5秒にまで広げた。

 北村山のアンカーの快走に屈し、完全優勝はできなかった。しかし今大会、他チームが強力な大学生らで補強し「打倒南陽・東置賜」を掲げる中、チームは序盤で後れを取っても崩れることなく、徐々に巻き返す粘りで貫禄を示した。県外出身選手と地元選手が切磋琢磨(せっさたくま)するチームに、地域ぐるみのジュニア強化策でレベルアップした中高生が加わり、選手層の厚みが増した。

 選手はチームの成長を肌で実感しつつ、最終日のレース後、悔しさをあらわにした。「もっと強くならなければ勝てない」。さらに戦力を上げてくるであろうライバルを打ち破り、「完全王者」の座に再び就くための1年間が始まった。



南陽・東置賜の大河原謙人(17、東農大)から首位でたすきを受け取る27区の鈴木駿(15、南陽市役所)=南陽中継所



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【2013/04/30 山形新聞】【駅伝】県縦断駅伝、最終日は北村山制す 総合Vは南陽・東置賜

 第58回県縦断駅伝競走大会(山形新聞、山形放送、山形陸上競技協会など主催)最終日は29日、8区間(長井−山形間)の80.3キロでレースが行われ、最終28区で北村山が先行する南陽・東置賜を逆転し、4時間14分9秒で3大会ぶりに優勝した。総合成績は最終日2位の南陽・東置賜が15時間51分1秒で初の2連覇を果たした。

 総合2位は北村山で15時間57分33秒。前回棄権した酒田・飽海は最終日3位に入り、16時間4分14秒で総合3位となった。
 総合4位は前回と同じ山形、前回総合2位の天童・東村山が総合5位だった。総合6位以下は寒河江・西村山、鶴岡・田川、新庄・最上、長井・西置賜、米沢、上山の順。

 レースの後、山形メディアタワーで表彰式が行われた。黒沢洋介山形新聞グループ経営会議議長が南陽・東置賜に優勝旗と優勝杯を授与。主催者を代表し「総合成績はほとんどのチームが昨年よりタイムを縮めており、全体のレベル向上がうれしく頼もしい」とあいさつした。




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【2013/04/29 山形新聞】【駅伝】最終日のみどころ 最長27区が勝負の鍵

 第2日を終えて総合1位の南陽・東置賜だが、第2日優勝タイムは前回大会でマークした6時間0分18秒より4分13秒落とした。一方、同じく総合2位の北村山は6時間7分46秒で4分4秒、同3位山形は6時間10分10秒で3分45秒それぞれ縮めた。完全優勝での総合V2を目指す南陽・東置賜は、最終日に真の強さが試される。

 最終日は今回から200メートル長い80.3キロとなったが、3日間で最もコースが短く、一つのミスが勝負の行方を左右する。南陽・東置賜は第1日と同様に21、22区に三浦、大谷の両エースを配置するなど“必勝”の布陣で臨む。対抗する北村山は竹内と吉田楓、山形は星川と土屋、同総合4位の酒田・飽海は工藤と今井慎を投入した。北村山が先行し、3チームなどが追う展開が予想され、同日最長16.6キロの27区が勝負の鍵を握りそうだ。




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【2013/04/29 山形新聞】【駅伝】南陽・東置賜・主将、気力で首位奪う

 主将としての責任感と県縦断駅伝に懸ける思いが、南陽・東置賜の渡辺清紘(南陽市役所)を突き動かした。本調子には遠い状態ながら、15区で順位を3位からトップに押し上げる力走。勢いを受け継いだ仲間たちが最終区まで首位をキープし、チームは2年連続の完全優勝に王手をかけた。

 主力として、前回まで長い距離の区間を走ってきた渡辺清。だが今回は状況が違った。2月下旬に肺気胸を患い、3週間の入院を余儀なくされた。体力が落ち、医師からは「駅伝を走るのは無理じゃないか」。

 1カ月前から練習を再開。万全の調子には戻らなかったが、自身10回目の大会に対する意欲が不安を打ち消した。地元と県外出身の選手が競い合い、「すごくいい雰囲気」と話すチーム。主将として欠場するわけにはいかなかった。

 任されたのは東根―天童間の8.6キロ。トップと1分15秒差の3位でたすきを受け、中継所を飛び出した。1キロ3分10秒前後のペースで、先行する高校生2人との差を詰める。終盤に並ぶと、ギアを一段上げて一気に抜き去り、レースの流れを大きく手繰り寄せた。

 最終区を走った弟の渡辺大(三陽製作所)には沿道から「(後続の選手と)力の差はない。後半しっかり」とアドバイス。期待に応え、安定した走りでゴールに飛び込んだ弟の姿に安堵(あんど)の表情を浮かべたが、すぐに口元を引き締めた。「最終日はどのチームも主力を多く投入してくるが、自分たちは完全優勝を狙う」

差を詰められハラハラ
 南陽・東置賜 鈴木輝生監督 終盤に差を詰められてハラハラした。向かい風が強い区間があり、選手には自分のペースを保つことを意識させた。中盤以降はチーム力で首位をキープできたと思う。最終日も油断せず戦う。


南陽・東置賜の渡辺清紘(南陽市役所)が15区の終盤、先頭に躍り出る=天童市内



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【2013/04/29 山形新聞】【駅伝】南陽・東置賜、連覇に王手 県縦断駅伝

 第58回県縦断駅伝競走大会(山形新聞、山形放送、山形陸上競技協会など主催)第2日は28日、10区間(新庄−長井間)の111.9キロでレースを行った。第1日を制した南陽・東置賜が6時間4分31秒でこの日も優勝を飾り、2年連続の完全優勝に王手をかけた。2位は南陽・東置賜を最後まで猛追した寒河江・西村山、3位には中盤から盛り返した北村山が食い込んだ。

 総合優勝争いは、南陽・東置賜が連覇に向けてリードを広げ、王座奪回を狙う北村山が7分28秒差で追っている。山形はトップと9分11秒差の3位。

 第2日は11〜14区までに、南陽・東置賜、山形、鶴岡・田川の順でめまぐるしくトップが入れ替わる混戦だったが、15区で南陽・東置賜の主将渡辺清紘(南陽市役所)が首位を奪い返すと、そのままゴールに飛び込んだ。

 最終日の29日は長井市役所前をスタート、山形市の山形メディアタワー前にゴールする8区間、80.3キロで行われる。


南陽・東置賜のアンカー渡辺大(三陽製作所)がトップでゴールに入り、2日目のレースも制した=長井市役所前



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【2013/04/29 山形新聞】【駅伝】第2日のみどころ 独走狙う南陽・東置賜

 第2日は3日間で最長の111.9キロのコースが設定されており、終盤はアップダウンが続くため、各チームの総合力が問われる。

 2年連続で第1日優勝の南陽・東置賜と2位酒田・飽海との差は3分10秒。昨年の2位との差4分28秒と比べ縮んだが、実力的に他チームを上回るオーダーで臨む南陽・東置賜は13区に古瀬、15区に渡辺清、19区に大野ら箱根経験者を配し、2年連続の完全優勝に向けて独走をもくろむ。

 酒田・飽海は第1日に活躍した三浦を12区、斎藤を14区に充てた。3位山形は11区に安食、4位北村山は13区に神を投入するなど、各チームとも主要区間に好ランナーを配置して追い上げを図る。競り合いながら南陽・東置賜に食い下がりたいところ。

 注目は地元入りする寒河江・西村山。12区に昨年区間1位の永瀬、14区には好調の五十嵐といった積極的な布陣で臨む。上位争いに絡み、中盤以降につなげたい。


6区で一時トップに浮上した酒田・飽海チームを追う、南陽・東置賜の仁部幸太(南陽市役所)=鶴岡市内



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【2013/04/28 山形新聞】【駅伝】南陽・東置賜、総合力見せた 後半快走、抜け出す

 前回の第1日のように、序盤から抜け出すことはできなかった。それでも南陽・東置賜は2位に3分以上の差をつけ、2年連続の総合優勝に向けて好発進した。7区で区間新をマークし、後続を振り切った大野紘崇(南陽市役所)は「後半でも引き離せるのが自分たちの強み」と語り、高い総合力を示したレース展開に胸を張った。

 「1、2区でトップに立ってリードを広げる」。このプランを実行するため鈴木輝生監督は1区に大谷克(同)、2区に三浦隆稔(同)の主力2人を配した。だが強い風雨の中、積極性を欠いて先頭争いは接戦に。大谷が終盤に意地を見せて先頭でつなぐも三浦はペースが上がらず後続にのみ込まれる。3区で首位を奪い返したが、5区の高校生区間で酒田・飽海に追い付かれた。

 層の厚さが際立ったのはここから。6区仁部幸太(同)7区大野、8区堀宏和(同)がいずれも区間1位の快走。仁部は競り合いからの鋭いスパートで先行し、大野は追い風に乗ってスピードを上げると相手を置き去りに。堀は一人旅の長丁場(19.2キロ)でさらに差を広げ、第1日の勝利を確かなものにした。

 仁部と大野はレース前、序盤にエース級をそろえた他チームのオーダーを見て「引き離すなら(後半の)自分たちだ」と気持ちを高め合った。有言実行の結果に鈴木監督は「どんな展開でも勝てるチームだと証明してくれた」と振り返り、大会連覇に向けた自信をにじませた。

3区以降、流れ引き戻した
 南陽・東置賜 鈴木輝生監督 厳しいコンディションも影響し、序盤は自重し過ぎたが、3区以降は流れを引き戻してくれた。第2日は1区で前に出て中盤をうまくつなぎ、(アップダウンの激しい)後半で突き放したい。


南陽・東置賜の大野紘崇(5、南陽市役所)が7区で区間新をマーク、堀宏和(4、同)にたすきを託す=狩川中継所



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【2013/04/28 山形新聞】【駅伝】県縦断駅伝第1日、南陽・東置賜が大会新V

 第58回県縦断駅伝競走大会(山形新聞、山形放送、山形陸上競技協会など主催)第1日は27日、10区間(遊佐〜新庄間)の105.1キロで、11チームが健脚を競った。寒さと雨の中でのレースは、2年連続の完全優勝を狙う南陽・東置賜が地力を発揮、昨年に続き大会記録を更新する5時間31分25秒で第1日連覇を果たし、2位に3分10秒の差をつけた。

 2位の酒田・飽海は5区で首位を奪うなど先頭の南陽・東置賜に中盤まで食い下がり、前回の3位より一つ順位を上げた。3位以下は激しい競り合いで、前回5位の山形が3位に浮上、北村山は前回と同じ4位。続いて鶴岡・田川が5位に入った。

 第2日の28日は新庄市役所前をスタート、長井市役所前にゴールする10区間、111.9キロで行われる。


第1日のゴールにトップで飛び込む南陽・東置賜のアンカー土屋佑介(松風会はとみね荘)=新庄市役所前



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