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【2013/05/14 山形新聞】南陽市役所陸上部がオンサリゴを獲得、ケニア出身

 全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)初出場を目指す南陽市役所陸上部(高嶋哲監督)は、ケニア出身のジョセフ・オンサリゴ(21)を獲得した。オンサリゴは13日に同市入りし「ニューイヤー駅伝出場とともに、南陽市と県の競技力向上が最も重要な仕事」と語った。

 陸上競技に力を入れる同市が5月1日付で属託職員として採用。5000メートル13分36秒88、1万メートル28分52秒45の記録があり、5000メートルのタイムは今年3月まで所属していたオンディバ・コスマス(ケニア)の13分44秒65を上回る。同選手はこの日、市役所を訪問。塩田秀雄市長は「力のある選手1人だけでは戦えない。部全体をレベルアップさせる役割を果たしてほしい」と激励した。

 オンサリゴは2011年に創造学園大留学生別科日本語研修課程に在学。翌年3月に課程を修了して帰国するまで、関東学生競技対抗選手権2部で5000メートル1位、日本学生競技対抗選手権5000メートル2位などの成績を残した。ケニアではクラブチームで練習を積んできたという。

 市教育委員会スポーツ文化課のスポーツアドバイザーとして、子どもたちの陸上指導、軽スポーツ普及活動などに従事する。チームには14日合流する。

 市役所陸上部はニューイヤー駅伝予選の東日本実業団対抗駅伝に11年から2年連続で出場したが、全国切符を逃した。


ジョセフ・オンサリゴ



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2013.05.14:supobun:count(2,395):[メモ/  南陽市役所陸上部]
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