遊客人旅日記 〜 旅の徒然なるままに 〜

 朝、ぐだぐだしていたら、外から子供たちの歓声が聞こえてきた。窓を開けると、明るい日差し。

 鮮やかな緑色と、プールの水色。空の明るい青。

 あはは、カルピスか、ネスカフェのコマーシャルに使えそう。

 
 タスの二階にあるレストラン「シャロア」で。

 冷やしラーメンって、最初聞いたとき、「へっ?」って思った。
 「つまり、冷やし中華とか、冷麺のこと?」と次に思った。

 違うんですねえ。
 確かに冷やしラーメン。

 関東、中部、関西ではあまり見かけないです。たぶん、中国行ってもないはずです。なぜなら、本来、中国人は、冷たい食べ物は食べないからです。

 20年前、東京の大学に関西から行った時、「冷やしたぬき」なるメニューが、どこの蕎麦屋に行ってもあって、とても不思議に思った物でした。

 冷やしラーメンも同じくらいインパクトあったかも。

 参考商品価格 税込み714円 ・・・なんだこのハンパな数字(笑)
 この「長井の匠」長寿セットは、長井の生産者グループ『長井銘産品開発研究会』が、昨年のお歳暮セットに続いて開発したものです。

 このセットの生産者は、いずれも長寿。長井で、自然に囲まれ、自分たちが自信を持って作った安心な「食」を取っているせいでしょうか。そんな長寿の素をみなさんにもお届けしたいという考えから、「長寿セット」と名づけました。

 長井の銘産品がまとめて楽しめるだけではなく、このセットでしか御賞味いただけない製品も入っていてお徳です。

 山形から、山形出身で県外に行ってしまったあの方へ。
 山形出身で県外にお住まいの方から、山形を知らない方にも。
 そして、山形の食を懐かしく思い出すあなた自身にも。

 この夏のお中元としても、ぜひ、お使いください。


【大千醤油店】
しその実漬について:朝日山系のふもとでとれた「しその実」の風味を活かした漬物です。お茶漬やおにぎりの芯などでも美味しく頂けます。

【大勝製麺】
 手延べ麺作りは朝も早く、と言うよりはむしろ夜中から作業を始めます。丹念に2日間もかけてつくりあげた手造りの逸品。この麺を食すと大勝製麺の社長さん(写真)のように、元気で長生きできるかな?社長さんは平成15年に食糧庁長官より表彰状をいただきました。

【高橋鯉屋】
長井市成田の地に、大正11年創業以来、安全、安心、信頼、喜びをもっとうに継承してまいりました。産地の見える原材料、鯉は当地成田生産、高畠の鈴沼生産、福島県郡山逢瀬町生産の鯉を使用、餌は人間が食べて美味しく食せるものを与えます。棒たら原料は、北海道斜里産、丸日水産製造の凍寒助そうを使用しております。生産の様子を見て頂ける様、養殖池にウェブカメラを設置しています。ご自由にアクセスして下さい。(工事や作業の都合で配信を休止する場合があります。

商 品 名:長井の匠 長寿セット
内 容 量:半生手延べ四代きしめん(つゆ付)220g×2袋
      乾麺 手延べ饂飩そばつゆ(ストレート)220g×2袋
      骨までおいしいおさなこい魚恋(鯉の甘露煮)150g×1袋
      あっさり味棒たら煮200g×1袋
      クール冷蔵便お届け
価格::\3000(税込)
お問い合わせ 頑固屋惣兵衛ウェブショップ http://biz.lablog.net/gankoya/
 財団法人置賜地域地場産業振興センター
 置賜地域地場産業振興センターと、日本福祉大学経済学部中村ゼミでは共同で、ウェブ上に「頑固屋惣兵衛Webショップ」を開店しました。
 
 → http://biz.lablog.net/gankoya/

 長井を訪ねた学生たちが、置賜地域の産品を全国に広めていこうという意気込みでネットショップ運営をしていきます。
 みなさんの応援をお願いします。
 大正13年に鉄道省から発行された全国旅行案内から、抜粋してみます。
漢字などは多少、現代漢字に直してあります。

 「奥羽三楽郷(境)」とは、上ノ山温泉に加え、会津の東山温泉、庄内の湯野浜温泉だそうです。

 人車軌道や箱橇に乗って、のんびり温泉地に向かうなんて、いいですねえ。人車軌道が赤湯に走っていたのは、大正8年(1919年)から大正15年(1926年)までのわずか8年間だけだったそうです。

***************************

【赤湯】(あかゆ) 三六哩一 長井線の分岐点 ▼赤湯温泉、東十六丁、〔人力〕車四十銭、人車軌道二十銭、積雪の際は箱橇〔はこぞり〕を用いる。後山烏帽子山は偕楽園と呼び八幡神社あり、桜の名所である。温泉から近く白龍湖がある。名物じゅん菜、石焼唐辛、旅館丹波館、湊屋、丹泉ホテル、堺屋等

長井線 赤湯、荒砥間十九里の支線である、宮内町駅の附近は製糸工場が多く長井、荒砥は長井紬俗に米琉の産地である、又、長井の近くには久保の桜と云う名木がある。

【中川】(なかがは)▼中山の葡萄園、一里、欧州種の適地で栽培反別三十町歩、産額三萬貫以上に上る。

【上ノ山】(かみのやま)▼上ノ山温泉、西十丁、(人力)車二十五銭、奥羽三楽境の一、町の西丘月岡城址は眺望が好い、旅館よね屋、澁澤屋、湯元屋、松本屋、寒河江屋

***************************
 長井の名産「草岡ハム」うまいんだなこれが。

 東京都内の某ホテルで、ある催しがあって、草岡ハムの即売を手伝ったことがあるんです。立席パーティーで出されたオードブルより、試食で出したこっちの方が、ずっとうまくて、こっそり隠れて食べてました(笑)

 草岡ハム、今、神戸の高級食品スーパーの「いかりスーパー」で人気商品。大阪駅コンコースに昨年、オープンしたばかりの「いかりスーパー」でも一番、いい位置にあるんだなあ。

 味は薄味だけど、肉のうまみがあって、これだけでつまみにも、おかずにもなる。
 長井の食の匠で作っている有志の会、長井銘産品開発研究会で、いよいよ東京で展示販売会を5月30日から5日の期間で開催!!

 今年の夏のお中元製品の開発会議が開催されました。みんなで、それぞれの製品を持ち寄り、ああでもない、こうでもない、値段が合わない、色が合わない、サイズが合わないと、わいわいがやがや、試食と称して口もモグモグ。手作りで、新製品開発をやっています。

 東京展示販売会は、
 5月30日(月)から6月3日(金)の5日間
 やまがたプラザゆとり都
   〒100-0013 東京都千代田区霞ヶ関3丁目8-1
               虎ノ門三井ビル1F
   営業時間 10:30〜19:00
   地下鉄:銀座線虎ノ門駅(3番出口)から徒歩1分
 木村家さんの紅麹パン。外見は、普通のコッペパンみたいなので、割ってみました。すると、ピンク色。イチゴ味ではありません。念のため。シンプルな食事パンで、なんにでも合いそう。
 「うちのパンはねえ、なにでも合って美味しいのよ〜。私なんか、お味噌汁とかと一緒に食べるし、そうそう、この間、キムチ鍋にね、パンを入れたの。美味しかったわよ。家族には、なぜか不評だったけど。」
 それ、キムチ鍋じゃなくて、闇鍋になってます・・・

 でも、この紅麹パンも、発芽玄米パンも、ほんとうに美味しい。そのままでも美味しいでけど、草岡ハムさんのソーセージを挟んでみてもと最高でした!!
 喫茶店です。喫茶店。店内は、落ち着いたソファーのある「喫茶店」。マスターは、チョッキにネクタイ姿。なぜか落ち着けます。
 コーヒーもこだわりの味。奇をてらわないし、オシャレな(最近、どこにでもあるような)CAFEでもなく、少なくなった「喫茶店」です。

 山形駅からすぐ。
小腹も空いたし、なんか食べようかなあと、ふらふらして入りました。
納豆味噌ラーメンというのにも、かなり魅かれたのですが、体調的に許さないかなあと、普通の味噌ラーメンにしました。真ん中に赤い辛味噌が乗っていて、調子にのって、全部崩してしまったら、結構、来ました。
青海苔と、ねぎと、ワカメが、結構、美味しかったなあ。
全体的には、まずまず満足なお味。ランチタイムは、おにぎりが無料で付いてました。
九州は熊本の古書店で猟書していたら、
おもしろいものを発見して購入してきました。
100円だったのですけど・・・

昭和十四年五月十七日
『日本醸友会臨時大会懇親会』余興番組

というものです。
場所は、
山形市 四山楼
こちらは、現在も営業なさっておられる明治24年創業の
老舗料亭。

余興は、
花摘み踊、郷土民謡おばこ節踊、山形小唄

すごいのは芸者さんの数です。
踊の立ち方が、総勢12名。地方が、8名。

「侍女」と書かれたところには、50名!
「半玉の部」には、8名。
「お酌」には、11名。
それぞれ名前が書かれています。

さて、肝心?のお料理ですが、

****御献立****

御椀盛 雛、軟らか煮
    なめこ、うど

御向  山形名産
     鯉糸作
     芽じそ
     青味わさび

御鉢肴 最上川名産
     はやマイナイ焼
     梅洋かん
     酢取生賀

御口代 千歳新如
     魚肉、孟宗
     生椎茸
     栗、青味

御煮物 最上名物
     細竹の子
     小かぶ、わらび
     さやえんどう
     海老酒塩煮

御小丼 山ひじき
     からし合
     くるみ

御水かし 有の実
     バナナ

*************

うーん、ところどころ分からないのが
あります。
漢字も、「生賀」←しょうが !!なんていうのも。

残念ながら写真はありませんが、
山形のみなさんから見て、現在と比べて
どうなんでしょうか。
当時としては、かなり贅沢な宴席であるようですが。
...もっと詳しく
中村 智彦 (なかむら ともひこ)
 
 縁あって、長井に来るようになって、あっという間に年月が流れ、すでに丸3年目になろうとしています。

 どれくらい、お役に立てているかわからないのですが、自分のできる範囲でと思っています。

 いつの間にか、長井や、置賜の風景の中に身を置いていると、ほっとしている自分がいるようになりました。これからも、しばらくは長井通いが続きそうです。

 さて、このヤマガタンも、もう少し活用して、いろいろと仕事にも使ってみようと、新年度を迎えて、考えを新たにしました。地元の方たちに、まだまだたくさん教えていただかねばならないことがあると思っています。どうかよろしくお願いいたします。

 *私の専門の方は、こちらのブログへ。

 *私の日々の雑事は、こちらのブログへ。


 ここのブログは、山形の仕事や、感じたことなどに集中して書いてみようと思っています。
...もっと詳しく
 今泉駅の陸橋から移した写真です。真っ白な中を、トコトコと小さな車両が走っていくのは、なかなかメルヘンです。
昔はJR&山形鉄道「今泉」駅前にあったそうです。
米沢の学校に長井から通う場合、米坂線から山鉄にここで乗換えなんだけど、接続があまり良くないらしい。
「僕なんか、3年間、毎日、ここで1時間ですよ、1時間、仕方ないから毎日毎日、飽きもせずに、かめやでラーメン食ってたんですよ」と後輩。
「えーっ、カネが無い時は、カップラーメン食ってたジャンよ」とその友人。

今は、駅から少し離れたところに、やっぱり普通の民家みたいにあります。

かめやのラーメンの特徴は、馬肉チャーシュー。長井でも数軒だけが馬肉チャーシューを使っているそうです。

味はあっさり目ですが、運ばれたラーメンの上に置かれた馬肉チャーシューにびっくり。見た目ほど、味は濃くありませんが、硬めで少し癖があると思われる方もいるかも。なぜか昔懐かしい魚肉ソーセージが一切れのっています・一瞬、そういえばソーセージって原材料の欄に「馬肉」ってのが入っていたなあなって、連想してしまいました。
スープの味は、少し濃い目です。
おいしくいただきました。

メニューもシンプルでラーメンしかありません。
中華そば(並)550円

長井市今泉2246
0238−88−9753
休:火、水
 鯉って聞くと、たいていの人は「泥臭い」と拒否反応を示します。わたしゃ、先輩たちから「お前は人間が駐在員仕様にできている」と言われた人間なので、とりあえず何でも食べます。

 それでも、鯉というと、鯉の洗い(下手なところで食べると、悲しくなるくらいまずい)や、鯉こく(長野県出身者に聞くと、たいてい、「食べたくないのに大晦日に食わされた」と悲しそうな顔をする)というイメージ。

 長井に来て、鯉の飴炊きをいただいて、認識が変わりました。美味しい。内臓がこれまた美味しい。騙されたと思って、食べてみて欲しいです。