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「湯殿山信仰、異形の神仏」画像入作品リスト

  • 「湯殿山信仰、異形の神仏」画像入作品リスト
お待たせいたしました!

先日大好評のうちに終了した展覧会「白鷹町の仏像展2 湯殿山信仰、異形の神仏:塩田行屋の御沢仏」の画像入作品リストをHPにアップロードしました。

会期中こられなかったかたも、これを見ればどんな展示内容だったのかお分かりになるのではないかと思います。
もちろん実物のほうが素晴らしいのですが!
どうぞご覧ください。
2013.04.19:siraayu09:コメント(0):[さむすぺ!]

打田早苗展好評です。

  • 打田早苗展好評です。
↑竹スケート

打田早苗展開催しておりますが、連日町内外からお客さんに来ていただいています。

懐かしいとおっしゃるご感想をよくいただきますが、
そのほかにも、やさしい色使いと、視点が人を惹きつけるのでしょうね。
展示は2/24(日)までです。


↑雪うさぎ
2013.01.16:siraayu09:コメント(0):[さむすぺ!]

フラワーアレンジメント

  • フラワーアレンジメント
12/22(土)「フラワーアレンジメント講座」の講師をしてくださる・古内先生につくっていただきました!

雪がふきつけたように、白いパウダー(?のようなもの?)が表面についていて、クリスマスにもぴったりのアレンジですね。こちらは造花でつくっていただきましたが、「フラワーアレンジメント講座」では、生花によるお正月用のアレンジを教えてくださいます。
ちょっとおしゃれなお正月飾り、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

ちなみに…

『月刊フローリスト』2012年12月号の特別付録2013年カレンダーに、古内先生の作品が掲載されています(5月)。
ビーズを使った、繊細な作品にため息が…
こちらもぜひご覧ください。

2012.12.07:siraayu09:コメント(0):[さむすぺ!]

3/11-4/18「小林俊介展」直前レポート

  • 3/11-4/18「小林俊介展」直前レポート
林俊介展
色の重なりから生まれるもの
会期/2010年3月11日(木)‐4月18日(日)
休館日/3/15・3/23・3/29・4/5・4/12
開場時間/午前9時‐午後5時
(4月以降は、午後7時まで)
会場/白鷹町文化交流センターあゆーむ ギャラリー
観覧料/一般200円 高校生以下無料
主催/白鷹町文化交流センターあゆーむ事業企画委員会
問合せ/0238-85-9071
⇒『小林俊介展』チラシ(PDF)はコチラからどうぞ。

 『小林俊介展‐色の重なりから生まれるもの‐』の開催が近づいてきました。
 今回は直前レポートとして、先日白鷹町の深山和紙振興研究センターに深山和紙づくりの工程を体験しに来られた小林俊介先生の様子をご紹介したいと思います。

 本展では、小林先生の新作を中心に近年の作品を紹介するとともに、山形県白鷹町の風土を感じさせるインスタレーションとして、深山和紙(同町の伝統的工芸品)を使った作品なども展示します。
 小林先生と深山和紙の出会いからどんな作品が生まれるのか、みなさんも展覧会の始まりを楽しみに待っていてくださいね(^^)


 まず小林先生が体験されたのは、「楮(こうぞ)ふかし」と呼ばれる工程です。
 和紙の原材料である“楮(こうぞ)”を2~3時間釜でふかし、ふけあがった楮は、蒸気がでなくなるまで冷水をかけて冷やします。
 大きな樽からもうもうと立ち上がる水蒸気は、写真でみても迫力がありますね。


 次に、「楮はぎ」といって、やわらかくなった楮を指で1本づつ皮をはいでいきます。
 やわらかくなったとはいえ、1本1本手作業ではいでいくのはなかなか骨が折れそうです。
 そのはぎ取った皮を“黒皮”といい、小束にして1週間から10日間ほど乾燥させる工程を「黒皮干し」といいます。
 写真は小林先生自ら楮の皮をはぎ、軒下に黒皮をつるしているところです。

 その後黒皮を2~3日水にひたしてやわらかくし、甘皮を取り除くため表皮を取り除き“白皮”にします。
 白皮は、雪の上で7日から14日間ほど漂白し、のちに乾燥させて貯蔵します。
 

 左の写真のように、こんなに白くなるんですね。
 白皮を風雪にさらす「白皮干し」は、紙の白さを増すと言われているそうです。
 
 ※詳しくはコチラから⇒「深山和紙のできるまで」



 作業の後には、みなさんと昼食をとりつつ交流も。
 冬の山形の家庭料理“ひきずりうどん”を囲んで楽しいひと時でした。

 『小林俊介展』会期中には、小林先生自身によるアーティストトーク(3/13、4/11)やワークショップ「にじみ絵であそぼう」(3/22)も開催されます。
 ただいまワークショップ「にじみ絵であそぼう」参加者を募集中です。
 アーティストトークにつきましては、事前申込は不要ですので、どうぞお気軽にご参加ください。
 お待ちしています(^^)
2010.03.07:siraayu09:コメント(0):[さむすぺ!]

あゆーむホールの響き(担当者雑感)

  • あゆーむホールの響き(担当者雑感)
「響きがいい」という意味は?
 オープンして約半年、あゆーむホールを使った催しの中でもクラシック系の公演については、出演されたアーティスト、お客様から「響きが最高!」と賞賛の声をたくさんいただいております。
ただしオープン当初には、「しゃべっている声が聞き取りづらい」「映画のセリフがわかりづらい」などの声が寄せられていたのも事実です。
 実はあゆーむホールは、音響特性を室内楽などの演奏時に最適になるように設定しています。そのため、通常の多目的ホールよりは残響時間が長いホールなのです。
 残響とは室内の音を止めた時、後に残る響きをいいます。残響があると心地よく響きます。わかりやすい例で言うと、カラオケのエコー(リバーブ)とかお風呂場で歌うときとかのイメージです。
 いわゆる生音による音楽では豊かな残響を必要します。そういう意味では、あゆーむのホールは全国的に見ても、非常に優れた音響特性を持つホールといえると思います。
 反面、残響が多いとスピーチの明瞭度は損なわれます。温泉の大浴場などで会話をすると、よく聞き取りづらいといった経験をお持ちかと思います。あんな感じです。講演会とか映画などの催しの際には、逆に残響時間がないほうが聞き取りやすくなるのです。特に拡声装置(PA)などを使った場合は、スピーカーの配置などもその催しに合わせて工夫する必要が出てきます。
 一つのホールを音楽や講演会、また大音量を出すポピュラー音楽など多目的に使用しようとすると、当然残響時間はその催し物に応じて調整できることが必要になります。
 せっかくの響きのある音響設計を施したホールの特徴を活かしたまま、多目的に使う方法。もちろん意匠も損なわないように。使ってみてはじめてわかるこの課題について、オープン直後から設計に携わった本間設計さんと永田音響設計さんを交え、さまざまな検討を行ってきました。
 最小の投資で必要な効果を得るため、吸音カーテンをうまく組み合わせて使って、残響時間を調整する方法を選びました。
 当初からある客席後部の吸音カーテンに加えて、①照明のスクエアバトン上部 ②キャットウォーク壁面 ③ステージ美術バトン にそれぞれ設置できるように新たに吸音カーテンを購入しました。
 現在は、照明のスクエアバトンに吸音カーテンを設置した状態を通常モードとしております。クラシックコンサートでちょっとトークが入るという催しで試してみましたが、響きと明瞭さのバランスとして結構いい感じかな、と思っています。
 講演会などスピーチを中心とした催し物や電気音響設備を使用するポピュラー音楽の演奏などの際には、そのほかの吸音幕も設置してみるとなお効果が上がると思われます。
 カーテンの設置は、手作業になりますがいろいろ工夫しながらより良い使い方を考えてみたいと思っています。
 ちなみに、カーテンを全部設置したときの残響時間[500HZ]推定値は満席時1.0秒程度ですが、うしろのカーテンまで全部開けると、残響時間[500HZ]は空席時2.6秒、とのことです(笑)。
   
2010.02.24:siraayu09:コメント(0):[さむすぺ!]