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みなさんよく眠れておりますか?

みなさん、よく眠れていますか?


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    仮に、80歳まで生きるとしたら、なんと、27年間も眠っていることになります。「惰眠を貪る」という言葉があるように、一般的には睡眠は生産的な営みとは思われておらず、一見すると無駄なように思われますが、「寝る子は育つ」とも昔から言われるように、私たちの体にとって睡眠は、生命活動を支えている大切なものです。

     夜にうとうとしている時、脳は、今日一日、経験したことを再生します。この時、記憶を創造したり保存するための不可欠な脳の領域(海馬と新皮質)はお互いにコミュニケーションを取り合っています。

    睡眠中の脳が最近の経験を再生している証拠は、神経学者が、ネズミの睡眠時と起きている時の両方において、ネズミの海馬のプレイスセルと呼ばれる神経回路の電気的活動を調べた1980年代と1990年代までにさかのぼります。

    ラットが迷路の周りを走った間、神経回路は迷路内の特定の位置に対応し、特定の順序で発火しました。後ほど、ネズミが居眠りしている時も迷路を再びたどるかのように、特定の順序で発火するのでした。人間の脳を調べるために脳波記録法(EEG)を使用している調査は、人々が眠るとき、人々は類似した何かを経験することを明らかにしています。

    徐波睡眠(ノンレム睡眠)と呼ばれる深い、夢を見ないステージに人々が入り込むと、海馬の活動は活発になるのです。この睡眠ステージの間、海馬は新皮質に信号を発し、その日の感覚的印象を中継します。この脳内のピロートークが海馬の一時的な保管から新皮質の長期の記憶装置へ記憶を移す脳のプロセスであると、科学者は思っています。そして、このプロセスが統合と呼ばれている。と、マシュー・ウォーカー(10年以上、睡眠を調査したカリフォルニア大学バークレー校の神経科学者)は言いっています。

    脳波の研究はまた、脳全体に1秒に1回程度、ピークに達する電気的活動の波(デルタ波)を証拠立てています。この脳波は、神経細胞間の接続、またはシナプスの強度を変化させると考えられています。ほとんどの科学者は、初期学習と睡眠から生じるシナプスの変更は、記憶の中心にあると考えています。(アルツハイマーやうつ病などでは、睡眠中のデルタ波が減少することが知られています。)

    近年では、ニューヨーク大学医学部と北京大学深?研究生院の科学者は、睡眠が新しいシナプスの形成をサポートすることを証明しました。マウスを回転ロッドの上に歩くために訓練した後、研究者はマウスを2つの
    グループに分けました。起きているグループ、そして、7時間眠らせたグループ。両グループともにトレーニングの後、運動皮質により多くのシナプスがありました。しかし、睡眠不足のマウスは眠らせたマウスより新しいシナプスが少なかったのです。

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    最近の研究では 睡眠不足がアルツハイマー病になりやすいことを示す証拠が増えています。ポートランドのオレゴン健康科学大学の脳科学者、ジェフリー・リフは、睡眠習慣の変化が痴呆症のステージを決めているのかもしれませんと述べています。

    ジェフリー・リフとオレゴン健康科学大学の他の科学者は、睡眠障害と、アルツハイマー病との関係を明確にすべく研究を立ち上げようとしています。数十年も前から、睡眠とアルツハイマーには、何らかの因果関係があるのは明らかになっています。睡眠障害は、アルツハイマー病の人々の間では非常に一般的です。

    2009年、セントルイスのワシントン大学の研究者が、アルツハイマー病に関連したアミロイドプラークは睡眠不足のマウスの脳で、より早く発達することを明らかにしました。

     その後、2013年、ジェフリー・リフは、睡眠不足がどのようにして、アルツハイマー病斑の発達を早めるのかを発見したチームのメンバーでした。顕著な洗浄プロセスは、少なくとも動物で、深い睡眠中の脳で起こるのです。

     何が起こるかというと、通常は脳の外側に存在する流体(きれいで透明な脳脊髄液)はまさに、血管の外側に添って脳内に再循環し始めるのです。glymphaticシステムとして知られているこのプロセスで、脳がアルツハイマー病斑形成毒素などを含めた毒素を排出できると、ジェフリー・リフは述べています。また、彼はこうも述べています。少なくとも一つの要因として、睡眠の障害はアルツハイマー病に向かう可能性があると。

    ジェフリー・リフの説が正しい場合は、実験により、睡眠不足だとアルツハイマー病になりやすいという議論を大幅に強化していきます。また、十分に深く眠れておらず、健康状態が危険にさらされている人々を識別する方法が登場するかもしれません。


    それは新たな治療法への道を開くかもしれません。人々により定期的に何か運動させることや、新薬など、今後治療法としての可能性はあります。多くの睡眠補助薬は、特に人々を深い睡眠ステージまで導くことに焦点をあわせていません。とジェフリー・リフと一緒に仕事しているビル・ローニーは述べております。


    BST社の研究ディレクターは、Sung Lee医学博士です。Lee博士によれば、「多くの睡眠補助剤は、本質的に化学的誘導(薬)で脳を強制的に沈静化させています。睡眠の真の価値を破壊する可能性もあります。当社のテクノロジーは、神経回路接続、またはグローバルな神経可塑性の多様な神経回路の配列の生存能力を維持する手助けすることにより睡眠の進化の役割に照準を合わせた高度なアプローチです。」

    Sun Lee医学博士の経歴

    エールニューヘブン病院 内科  コーネル大学、ワイル医科大学 内科

    カリフォルニア大学 医学博士、科学の修士、臨床疫学、健康サービスの研究

    ケンブリッジ大学 哲学、医学の歴史の修士

    ブラウン大学 芸術、歴史の学士号 国際脳教育委員会 相談役 ブレインワールド誌の科学顧問

    心のリフォーム ソラ・シノノメ TEL 0237-47-4501   Mail  sora1@shinonome1.jp
     
     
    2016.06.17:shinonome:コメント(0):[コンテンツ]

    認知症のリスク軽減には早期対策が不可欠です。

    • 認知症のリスク軽減には早期対策が不可欠です。
    認知症のリスク軽減には早期対策が不可欠です。

    2025年では、厚生労働省の予測では、65歳以上の高齢者の人口は14歳以下の若者の5倍に達し、そして認知症は700万人を突破します。65歳位以上の高齢者は5人に一人が認知症と予測しています。2008年の時点での予測は、2025年で386万人なので、7年前の予測より2倍の予測値となっています。それだけ増加していますので、決して他人事ではありません。

    B2が一般発売されて数カ月が経ちました。B2の登場によりB2とのコンビネーション型のセッションが主流になりつつあります。

    コンビネーションプランはこちらです.http://sora-shinonome.jp/blog/b2_3.html

    アメリカ アリゾナ州のBSTの本社でのコンビネーションプランの体験談(ビフォー・アフター)をご紹介いたします。

    60代前半の女性のケースです。(認知機能低下、医師の診断ではアルツハイマー病。2016年3月にセッションをうけました。)

    ビフォー(3月3日)

    _20160603_222049.JPG3月3日のアセスメント(セッションの前の脳波測定)の状況ですが、自律神経系に関連した側頭葉のデータでは左右のアンバランスが目立ちます。自律神経のバランスが悪いと免疫力は確実に低下します。

    図の右側は右側頭葉の活動状態です。緑の線で囲まれた部分は高い周波数の脳波ですが、ここが強く出ているので交感神経が過敏に働き、ストレスが高く感情的にも安定しない状態です。闘争・逃避反応

    次に、図の左側は、左側頭葉の活動状態です。赤の線で囲まれた部分は、低い周波数の脳波です。この部分もアンバランスで副交神経優位の状態、お休みモードになります。例えば、明晰な思考能力の低下、倦怠感、低心拍数など。麻酔・フリーズ反応。

    2時間のセッションを4回、そして継続的に自宅でB2を毎日使用した結果

    アフター(5月12日)

    _20160603_222141.JPGグラフでは、自律神経系のアンバランスは見事に改善されています。

    クライアントの実際の体験談

    アセスメント(脳波測定)では簡単な計算をしてもらったり、連続する数字を復唱してもらう項目もあるのですが、以前よりもかなり多く答えられたといっています。また、意識も以前より鮮明になり、すらすらとまた話すことが出来るようになったといっております。

    継続は力なり!短い時間でも毎日の積み重ねは大きな差となって現れます。B2とのコンビネーションプランによりさらにセッションの効果は上がります。

    B2の登場に際し、より多くのかたにセッションを受けて頂きたいと思っておりますので、コンビネーションプランは割引価格となっておりますのでぜひご検討くださいませ。

    コンビネーションプランの詳細はこちら  http://sora-shinonome.jp/blog/b2_3.html

    お問い合わせ先 心のリフォーム ソラ・シノノメ TEL0237-47-4501 sora1@shinonome1.jp

    2016.06.16:shinonome:コメント(0):[コンテンツ]

    自宅でもセッション出来るB2

    • 自宅でもセッション出来るB2

    オフィスでの集中セッションは、初めにアセスメントで脳の大まかな脳波のバランスを調べてからセッションに入ります。

    セッションでは、バランスの悪いところを調整したり、過敏に働き過ぎのところを抑えたりします。

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    上の写真は、脳波を測定する時の測定する場所です。全部で64ヶ所あります。

    オフィスでのセッションは、脳波のバランスを見ながら脳波を測定する場所を選びだし、プログラムを選定します。

    自宅でも手軽にセッションできるB2(ヘッドバンド)は、特に重要な部分のセッションとなります。

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    その部分とは、側頭葉と前頭前野のセッションになります。(オフィスでのセッションもこの部分は時間をかけてセッションをしています。)

    • 側頭葉の脳波バランスは自律神経系のバランス
    • 前頭前野は脳の司令塔です。表情から人の気持ちを推測したり、何かに挑戦する気持ちになったり、後先を考えて自制したり・・・、前頭前野の働きよるものです。

    少なくとも1週間に3回、1セッションにつき4分~20分間、B2のご利用を勧めております。B2は1日2回までお使い頂けます。(最長60分までの任意の時間自宅でくつろぎながらセッション出来きます。)

    B2開発の経緯

     

    B2の基礎となる技術は、ウエイクフォレスト大学医学部での2011年からの臨床試験で研究されています。米陸軍研究室からのBST社への研究助成金のサポートにより、B2の製作開発の技術的問題がクリアーされました。

    臨床試験関連記事?http://sora-shinonome.jp/blog/post_71.html

    戦場での兵士の任務は、ストレス度は非常に高く体内時計も狂いやすいのが現状で、戦場から帰ってきた兵士はPTSDに苦しむことも多いのが現実です。(アフガニスタンとイラクに派兵された米軍兵士約200万人の50万人が病気を発症)

    • 睡眠の質の向上
    • 集中力を高め、パフォーマンスの向上
    • 学習能力の向上
    • 認知能力の維持、向上
    • 自律神経のバランスを整え免疫力改善

    1-year-warranty-badge-300x248.jpgのサムネイル画像   ・17527030_l.jpgのサムネイル画像のサムネイル画像のサムネイル画像 30日間100%現金返済保障 ・ 保証期間1年 

           ・1セットで2名のユーザー登録が出来ます。(別料金で3名まで追加ユーザー可能)

    商品代金1,195ドル 送料約200ドル 計1,395ドル (日本円で約165000円~170000円、消費税、関税込み)

    ヘッドバンドのコンピュタ―はカスタマイズされたウインドーズタブレットです。英語表記のみですので、購入時のサポートや使い方の説明(日本語訳)などサポートいたしますので、B2の購入を検討されておりましたらソラ・シノノメまで、お気軽にお問い合わせ下さい。 

     

    最近では、瞑想やリラクゼーションも医学的に研究がなされる時代になりました。

     

    今までは、1クールのセッション(2時間セッション×7回、最短で4日間)は時間的な制限でなかなか受けられない方も多くいらっしゃいました。B2の登場により、新たなB2とのコンビネーションプランが加わり、時間的制限は大分緩和されました。

     

    コンビネーションプラン?http://sora-shinonome.jp/price/

                                   

    TEL0237-47-4501  Mail sora1@shinonome1.jp  

    2016.06.16:shinonome:コメント(0):[コンテンツ]

    8月28日 東根タントクルセンター  元気な人!元気になりたい人集合!

    • 8月28日 東根タントクルセンター  元気な人!元気になりたい人集合!
    「心の病に薬はいらない」
    あるがままメソッド講座で全国を飛び回っていらっしゃる
    アマラクリニック表参道の院長先生で精神科医でもある松薗りえこ先生が、今年「あるがままメソッド本」を初ご出版されました。

    それを記念いたしまして、山形にお迎えし、普段は聴くことのできないりえこ先生の思いや考えに触れる貴重な講演会を開催する運びとなりました。

    講演後は、出版記念パーティーを開催させて頂きます!!
    これからの医療について語りたい人、りえこ先生をお祝いしたい人、りえこ先生とお食事したい人、りえこ先生とお話したい人などなどどなたでもかまいません。
    *ご参加の方は、お早めにお申し込みくださいませ。

    ☆今回は、初出版記念企画として、特別に、先生のご著書のサイン会ならびにあるがまま本が当たる抽選会も併せて行ないます♪

    また、前日の27日(土)には、ご講演前に
    「りえこ先生と語らうおもしゃい会」として、
    一緒に日本で泊まりたい宿6位にランクインした自分の心と体と魂が、本来あるべき姿に還れるようなそんなお宿での前泊を企画しております。

    ご一緒されたい方はお早めにお申し込みくださいませ。(お申し込みの方には、場所や宿泊費などの詳細を連絡いたします。)

    テーマ:「なぜ、心の病に薬はいらないにたどり着いたか?」

    りえこ先生談:来ていただくだけで気持ちと身体が調整され、癒され、波動が上がります。いつの間にかそういうふうにできるようになっていました♪あなたの人生が調和されます。

    心と体と魂の浄化が期待できるアロマを焚いた気持ちのよい空間でぜひ、ご一緒しましょう♪

    一部
    12:30 受付開始
    13:00〜15:00 講演会
    15:15〜16:15 質疑応答
    16:15〜17:00 抽選会&書籍サイン会
    二部
    18:00〜 出版記念パーティー(お食事会)

    講演料 一部 講演会 前売り券5000円(当日5500円)
     キャンセルによる返金はできかねますのでご了承ください)
        二部 お食事会 3500円(1ドリンクつき)
     
    会場 東根市タントクルセンター 2F視聴覚室

    お申し込み先はこちらです。

    ☆一部受付 
    ソラシノノメ 菅原和幸
    sora1@shinonome1.jp
    TEL0237-47-4501
    (お振込み希望の方には折り返し、振込先をご連絡いたします)

    ☆二部とおもしゃい会(前泊)受付 
    シナリーGromit営業所 小山田リサ
    sinary_gromit@yahoo.co.jp 
    TEL090−1065−6817
    (パーティーは、8月15日までにメールでお申し込みくださいませ。折り返し振込先をご連絡いたします。定員になり次第募集終了)

    こんな方にもオススメ
    ☆心のことや癒しを仕事にしている
    ☆心の病になりかけた
    ☆家族に心の病の人がいる
    ☆薬を使わない医療が知りたい
    ☆これからの医療について語りたい
    ☆心と体の調整ってなに?と思う
    ☆病んでいるお友達を救いたい
    ☆りえこ先生の話を聴いてみたい
    ☆あるままメソッド講座に昨年これなかった
    ☆りえこ先生のあるがまま本にサインが欲しい
    ☆現在服薬をしているがやめたい
    ☆医者に行こうか迷っている
    2016.05.10:shinonome:コメント(0):[コンテンツ]

    SBMT(脳マッピングおよび治療協会)の第13回年次総会

    • SBMT(脳マッピングおよび治療協会)の第13回年次総会
    BSTの研究デレクターのサン・リー博士(写真左)は、世界的に有名なベネット・オマル博士(写真右)の講演の前に、軍事におけるトラウマ(PTSD)のセッションのデータを示したプレゼンテーションをしました。

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    (研究は、特殊作戦を通じて米国国防総省によってサポートされ、ウェイクフォレスト大学医学部で行われた。)

    ウェイクフォレスト大学医学部での研究はBSTと表現せずに、HIRREM(High-resolution Relational Resonance-based Eletroencephalic Mirroring)と表現しています。

    HIRREM➡http://www.wakehealth.edu/Research/Neurology/HIRREM/

    リー博士のプレゼンテーションの内容は以下のとおりです。

    HIRREMの使用はPTSD症状の顕著な改善に関連、ならびに心拍数と血圧の調整機能の改善
    外傷性脳損傷(TBI)およびスポーツ関連の脳震盪の顕著な改善に関連
    今回の講演は、フロリダ州マイアミで行われたSBMT(脳マッピングおよび治療協会)の第13回年次総会で行われ、ベネット・オマル博士はSBMTから医学賞のパイオニアという名誉を与えられました。

    オマル博士は、元プロのフットボール選手でスーパーボールのチャンピオンである有名なマイク・ウエブスターの司法解剖でCTE(慢性外傷性脳症)を初めて記述した神経病理学者です。調査結果を公表した結果ナショナル・フットボールリーグから予想外の敵意を抱かれました。

    オマル博士とマイク・ウエブスターの話し、そしてNFLの反応は、ウイル・スミス主演の最近のハリウッド映画「Concussion」(原題)のテーマとなっています。

    注釈:慢性外傷性脳症(CTE)とは、脳震盪などの脳への反復する傷害が原因となり、進行性の脳変性による脳症をきたすこと。死後の脳の病理学的検査でしか診断することができない。

    この疾患はボクシングにおけるパンチドランカー としても知られていた。慢性外傷性脳症は現在、アメリカンフットボール、アイスホッケー、レスリング、野球などの接触の多いスポーツの多くでみられているほか、脳震盪を繰り返した兵士にもみられている。脳にはタウタンパク質の蓄積と、脳組織の変性が認められる。この疾患の患者は、外傷を受けてから数年から数十年経って、記銘力低下、易攻撃性、錯乱、抑うつ状態などの認知症症状を呈する。

     マイク・ウエブスター:引退後、周囲が首をかしげるような奇矯な行動が目立つようになっただけでなく,家人が知らないところで金銭が消費されるようになったのである。やがて,記憶障害,苛立ち・怒りっぽさ,うつといった症状も現れるようになり,いつしか家を失い,妻にも去られてしまった。往年の大選手が認知症様の症状を患った挙げ句に,「落ちぶれて」ホームレスとなった。

    引退から12年後の2002年,心筋梗塞が原因で50歳の若さで亡くなった。検死を担当したのは,ナイジェリア生まれの医師,ベネット・オマル博士だった。


    2016.04.25:shinonome:コメント(0):[コンテンツ]