脳は、使わないと衰えます。マンネリ化では脳の機能は衰えるのです。
「ちょっと頑張ってできた。」と言うことが脳にとって快感になります。
何か新しい事を始める時には、脳全体が活動しています。脳の限られた場所でなく、脳全体が活動していることが、脳の画像解析で明らかになってきています。脳は使えば使うほど神経細胞同士の繋がりが密になるのです。
誰しも中年以降は、新たに何か始めることに対して億劫になりがちですが、無理をしない程度にあえて、新たなことに挑戦すれば脳は、若さを保つことが出来ます。
例えば、第二外国語を学び始める。料理を作り始たり、音楽を始めたり。自分の関心のあることから始めましょう。
一般的に音楽に親しんで育った子は外国語の学習能力も高いと言われています。また、歌を歌うことも脳を活性化させます。音の領域の発達が良い人は言葉の処理能力も高いと言われています。
瞑想や座禅それから呼吸法などは、脳内でアルファー波を優位にしてくれます。
大切なのは、ウトウトとしてまどろみ状態のシータが優位になりやがて完全に熟睡してデルタ波優位にならないようにすることです。
座禅などは、半眼(薄目を開けた状態)でウトウトと眠くなり姿勢が崩れると警告として警策(修行者の肩や背中を打つ棒)で肩などを打たれます。
覚醒状態(起きている状態)で眠りに入らずにアルファー波が優位な状態とは、ゾーンとかフローと呼ばれる状態でもあります。
野球選手などは、調子がいい時は、ボールを打つときには、野球ボールがバスケットボールのように大きく見えると言いますし、また、ボールの奇跡が線になって見えるとも言います。
また、発明王のエジソンは、くつろいで椅子に腰かけ、発明に頭を働かせている時には、手には鉄のボールを持っていたと言います。ウトウトして寝てしまった場合、手から鉄のボールが床に落ちたその音で、目を覚ます。まさに座禅の警策の役目です。エジソンも覚醒状態でアルファー波優位に自ら導いていたのです。
御存知の方も多いかも知れませんが、地球を取り巻く最下部の電離層(D層)と大地の間で電磁波が7.8Hzから31.7Hzで共鳴しながら地球上を周回しています。これは、シューマン共振と呼ばれるものです。1952年に米国のイリノイ大学のシューマン教授がこの周波数を測定したことから「シューマン共振」と呼ばれており、「地球の脳波」とも言われています。
また、超低周波の共鳴現象を発見したのは、二コラ・テスラだとも言われています。
脳波は微弱な電磁波ですから空間を伝搬します。脳の活動状態を周波数で分類しているだけなのです。
「シューマン共振(電磁波)」と「人間の脳波」は驚くほど類似しています。
シューマン共振の第一のピークが7.8Hzであり、第二のピークは14.1Hzです。
人間の脳波では、4~7Hzはシータ波、8Hz~13Hzはアルファー波です。ベータ波は14~29Hz。
シューマン共振のピークと人間の脳波の境界が一致するのです。
多くの宇宙飛行士は、宇宙から地球の姿を見た時に「直観的に地球が生きていることを感じた。」「地球と自分が一体であると感じ涙が止まらなかった。」と感想を述べています。
第一のピーク7.8Hzは1980年ごろから少しずつ上昇してきて2013年ごろには20Hzになると予想されていましたがその後はどうなったのでしょうか?
地球も生命体とするならば、恒常性があります。地球自らシューマン共振の周波数を上げたため人間社会もストレス社会になったのか?人間の負の感情の放出がシューマン共振まで上げてしまったのか?
どちらなのかわかりませんが、ただ言える事は、シューマン共振は7.8Hz、人間の脳波もアルファー波優位が本来の姿です。
現代社会は、高度に複雑化した社会です。確かに便利な社会ですが、その反面多くのストレスが生じており、怒り、不安感、憂鬱感など負の感情が蔓延しています。
そんな時代だからこそ、自分で脳波を整えて、負の感情から抜け出す必要もある時代です。
脳波最適化調整とは・・・・・・ ソラシノノメ で検索してみてください。