あけましておめでとうございます。
本年も、よろしくお願い申し上げます。
shidareo2 拝
面白山エリアに行ってきました。
↑↑↑画像は、中面白山~長左衛門平付近である。
今年は雪が少ないので、JR面白山高原駅までの林道は
未だ通行止めになっていないので、愛車ジムニーでアクセス。
コスモスベルグまでの急坂は積雪20cm程のザックザクの超重湿雪。
軽ジムニーにつき、スーパーローギアのローにシフトして、
アクセルをそ~っと丁寧に一定に踏み込むと、無理に雪を掘ってしまわずに、
上手いこと雪に浮かびつつ、グリップ登攀してくれた。
さすが、軽ジムニー、こりゃ独壇場かも??? いいぞいいぞ!
などと言いつつ、車から観測点までの移動は徒歩となるが、
今日はカンジキを持って来なかったので、ゴム長でツボ足を踏むハメになった。
さほどの距離でもないので、ま、良いっかー!である。
↓↓↓こちらは、My Packing(カリマーSF30Lマルチカム)である。
canon EOS+標準1本+望遠1本、Nikon 10倍×42mmの双眼鏡1本、
高カロ系おやつ、ダカラ1本、極薄カシミヤセーター、超軽ダウンパンツ、
7mmロープ10m、タオル1本、剣ナタ1本、救急セットやアルミ蒸着シート、
メモ用紙&筆記用具、携帯バッテリーパック、LEDヘッドランプ、クマ避け鈴、
さらに、丸腰につき爆竹&ライターなども入っている。
ま、いろいろ突っ込むと、それなりに重くなるモンですわ。。。
(浮力アップの為にも、カンジキが欲しかったでした;;;)
富山辺りでは「ブリ起こし」とも言うらしいが
晩秋~初冬を過ぎて、本格的な冬の到来を告げるかの様に、
ミゾレや雪を伴った突風が吹いたり、イナズマや雷が鳴る。
この世に生を受けて60年+αヶ月も過ぎているのだが、
今年も、この「雪起こし」が来ると、
あゝ、やっぱ、東北の裏日本に住んでいるんだなあと
つくづく思うのである。
どこまでも暗く重たい鉛色の空と、
ゴアテックスでさえ役立たずになる程の
ミゾレや高湿度の雪を伴う荒れ具合なのだ。
短時間かも知れないけど、これをとりあえずなんとか凌げるのは、
男なら、厚く重たいウールフェルトのマント。
女なら、笠や蓑の代わりにすっぽり被れる程の
大きなウール地のストール位かも知れない。
今なら、せいぜい本物のダッフルコートかなあ???
ま、現実的には、今は良くも悪くも車社会なので
運転に注意さえすれば問題はあまりないのだが、
そう言ってしまうとお話はここで終わっちゃうのだけど。。。
さてさて、風景は色彩を失い、全てが鉛色というか、
とてもダークなグレーブルーのグラデーションに変わるけど、
その反動かどうなのか知らないけど、
心象バーチャルイメージは、ネプタの祭りの様な
ハードなビビットカラーが支配したり。
そして、この「雪起こし」という特別な気象条件は、
いつもはどっかに置き忘れている棟方志功の世界や
斎藤真一の瞽女の絵などを、一時だけ蘇らせてくれるのである。
っと、
ここまで書いてつくづく思うのは、なんか…どうにも....、
前世紀のヒトの書く内容だなって事だ。
という感じで、ジェット機が多方向から飛来して、雲が交差する。
東北地方の背骨というか、奥羽山脈の縦走路の上空は、
まるで空の便の交差点みたいだ。
高さや方向が違うので、国内線も国際線も入り混じってる様だ。
今日は、天気予報とスケジュール帳と睨めっこして、
カモシカの定点観測に行ってきました。
途中、いろんな動物の足跡を見つけました。
これは、少し古いけど「オトナのクマ」の足跡ですね。
おっと、これは「コグマ」の足跡ですね。
とても新しいので、近くに居そうな気がします。
それから、これは、「比較的大きなイノシシ」の足跡ですね。
これは、「オトナのニホンカモシカ」の足跡です。
本当に好天に恵まれ、出羽富士とも呼ばれる「鳥海山」まで望めました。
今日も、犬っ子ケンタ(兄:9歳)と犬っ子モッチ(妹:7歳)に
付き合ってもらい、無事に定点観測は終了しました。
ケンタの右耳の「耳血腫(ギョーザ耳)」が、めちゃハートブレーキングである。
嗚呼、ままならんなぁ~。。。 時間もかかるだろうしなぁ~。。。
↑↑↑は、奥新川峠~権現様峠付近かな??
こちらは、面白山そのものである。
っという事で、こちらは南面白山である。
雲が湧き出して、朝日が隠れてしまったのだが、
その分だけ逆光が和らいだのだ。
犬っ子ケンタも、寒いのか???、
それとも、小春っぽい陽射しにホッとしてるのか???
なんとも微妙である。
兄ちゃんに少し甘える犬っ子モッチ(妹7歳)。
実は、ニホンカモシカの定点観測に来ているのである。
下界は濃霧であったが、標高が上がると視界がとても良く開けたので、
本当に有難かった。というか、雪化粧がとても眩しかった。
ちなみに、視界さえなんとかなれば・・・と思って昨日も来てみたのだが、
↓↓↓ご覧の通り、雪模様で視界はせいぜい50m程。
ケンタも、「もう帰ろうよ」と言わんばかりでした。
JR面白山高原駅から少しだけ登ったコスモスベルグも、こんな感じ。
やはり冬山は、吹けば地獄、晴れれば極楽・・・ですね。
画像は暗くてちと分かりにくいのですが、
今朝は、蔵王山系「龍山」も「雁戸山」も初冠雪が見られました。
でも昨年の勤労感謝の日(11/23)は、確か・・・すでに、
<http://samidare.jp/shidareo2/note?p=log&lid=370282>状態だったので、
今年は少し遅いですね。
ところで、犬っ子ケンタ(兄:年が明けると間もなく10歳)が
<耳血腫>により、耳折れワンコになってしまった。
ま、トーちゃんというか、
飼い主である私の管理が悪かったと言えばその通りなのであるが、
検査の結果、外耳炎や内耳炎、その他の症状は
全くナシという事で、打撲とかの外傷系である。
という事で、ラグビーやレスリングとか柔道の選手の中に
耳が変形している方がいらっしゃるが、あれと同じである。
・・・・という事で、もう元には戻らないのである。
ま、快活で元気でトルク&パワーのある子の勲章なのである。
実は・・・先週末、
山で獲物を追って思いっ切り藪等に突っ込んだのがホントの原因かと。。。
今朝は、ご近所の友達に会いました。
生後半年+α程のフラット・コーテッド・レッドリバーの兄弟です。
道端でひとしきりハシャギ遊んで、みんな一緒に帰りました。