実はこの紅大豆、
どちらかと言えば豆腐づくりには向かないという事実。
元来、煮豆用などに用いられてきたこの品種の甘味が
従来の大豆に比べて強過ぎるからなのです。
そういう品種をなぜ応援しているのですか?という問いに
仁藤社長は「日本の農家を守るためです。」とキッパリ。
「売れることや、儲けることが全ていいことではないが、
このプロジェクトの成功が、農家や日本の農業の未来に繋がって欲しい。
よく食べることはよく生きること。
身の回りの家族が、日本が、取り返しのつかない事態になる前に、
少しでも多くの人たちにそのことを分かって欲しい。」
仁藤社長の言葉のひとつひとつが、まさしく生きたスローフード。
スローフード初心者の私、深く感銘をうけました。
▼仁藤商店【ホームページ】
http://nitoh.jp/【会社設立日】
大正3年
【会社所在地】
〒990-0033 山形県山形市諏訪町1-2-25
【連絡先】
TEL:023-622-2069 9:00~18:00 (月~土)
取材:高橋直記
http://samidare.jp/nao/