一福屋@鈴木農園

赤根ほうれんそう

 ほんと、やっと雪が積もりました。

 クリスマスも年末もお正月も、「なんか雪がないとイマイチ」。

 異様にあったかい今年の始まりでしたが、ここに来てよく降ってくれました。

 (早くも溶けつつあるものの・・・)

 
 雪が降らないと、せっかくハウスを建てた意味がありません。


 

 鈴木農園のハウス内では、赤根ホウレンソウが収穫の真っ盛り!

 露地ものと比べると、赤根ではなくピンク根ですが、状態良好。

 まずまず。


 

 お〜っと、キュートなヒップがお目見えですが、こちらは草取りの真っ最中。

 かなり真剣。口もきいてくれません。カメラのシャッター音にも無反応。


 ハウスの赤根ホウレンソウは、2月下旬ころまでの収穫予定です。
 

 最近は、BEGINの歌う「東京」が好きです。

 なぜか、東京が私を呼んでいる気がします。そんな気がしてなりません。

 そんな気がしていたら、山米商事の佐藤さんが「赤根ホウレンソウ、30束お願い」と注文をくれました。



 出荷予定は東京。



 やっぱり。

 東京が私を呼んでいた。

 

 

 でも詳しくは、私の育てた赤根ホウレンソウを呼んでいた。・・・残念。


 
 ▲栽培管理、つみ取り、在庫管理は私。袋詰めは取締役が担当しています。

 おかげさまで、露地栽培の赤根ホウレンソウは9割消費達成です。購入してくれたみなさんありがとう。のこりの1割は来春のお楽しみ〜。

 ハウスものは来月中旬以降からの出荷予定です。
 赤根ほうれんそうは、山形県村山地方の伝統野菜です。

 その栽培の難しさから生産を中止する農園が相次ぎましたが、最近はJAてんどう始め、県を挙げて奨励している作物の一つです。

 ということで、我々も挑戦しています。赤根ほうれんそう。

 今年から「リドミル粒剤」(べと病発生を防ぐ農薬)も農薬登録されたことですし、野菜研究会葉菜部の目揃い会にも行ったことですし、金平先生(天童・金平園芸)も「やってみれ」と言っていることですし、「お前、赤根係な!」とご指名も受けたことですし・・・。


 まぁ、やれるだけやってみましょう。と言いつつ、早くも赤根ほうれんそうの成長に追いつめられている我々です。


▲赤根というだけあって、ほんとに赤い根っこです。