一福屋@鈴木農園
この季節になると、我が農園の面々は作業場にこもり始めます。
外勤(外仕事:畑)から内勤(内仕事:作業場、工場、事務室)へとシフトするわけです。 しかも内勤中は、寒いのでだるまストーブを使用します。これもまた、年期の入ったプレミアものです。 だるまストーブの頭では、毎日ありとあらゆるものが焼かれ、我々の腹に入ってゆくわけです。(ま、イモですけど。ほとんどイモですけど。) 本日焼かれていたのは薩摩芋とアピオス。 みなさん、アピオスって知ってますか?知ってたら鈴木農園から4単位くらいあげます。 味はピーナッツのような、薩摩芋のような。種芋のように小さなイモです。 このイモ、巷ではアンデスイモとかほどいもとか言われてるらしい。しかも超高級品らしい。しかも最近になって急激に需要が高まってきてるらしい・・・。 部長に言わせれば、「みのもんた様々!!」。メディアの力ってほんとすごい・・・。 我が農園では、8年前から畑の隅で栽培しておりました。「こんなイモ、じじの腹に入って終わりだなや、はははは!」なんて言って、毎年その通りだったのです。 ですが、ででですが!!なんなんですか、最近のアピオスブーム!あっちからもこっちからもアピオスアピオスアピオス。うれしいのやら、戸惑うやら。 8年目、遂にアピオスも嫁入りか・・・。 |
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現代社会の産物なんかじゃありません。人間は古来からストレスと闘ってきたのだと、私は信じています。その証拠が「豆ぶち」に表れています。
先日、クリスマスも間近だというのに、恋人たちの祝日だというのに、ハウスに入って緑豆を殻から取り出す作業をしていました。通称「豆ぶち」と言います。
枝豆を葉が枯れるまで畑に放置し、秋が深まってきた頃に収穫。ハウスで乾燥させたら、遂に「豆ぶち」が始まります。
目以外の部分を全て隠し、始まりました。ストレス解消。
みなさん無言でバンバンバンバンバンバンバン!!
枝部分を手に持ち、豆部分をコンテナに叩きつけて豆を取り出します。
バンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバン。
殻から豆が勢いよく飛び出し、一緒にストレスも吹っ飛んでいきます。
たぶん無言ってのが効いてると思いますね、ええ。
「なっちゃんぶった豆、こっちまで飛んでくんだっげっと!」。
たぶんそれは、ストレスのせいだと思います。
▲この方は小豆収穫の真っ最中。今年は豊作ですか?