一福屋@鈴木農園

旬時野菜

 最近は、BEGINの歌う「東京」が好きです。

 なぜか、東京が私を呼んでいる気がします。そんな気がしてなりません。

 そんな気がしていたら、山米商事の佐藤さんが「赤根ホウレンソウ、30束お願い」と注文をくれました。



 出荷予定は東京。



 やっぱり。

 東京が私を呼んでいた。

 

 

 でも詳しくは、私の育てた赤根ホウレンソウを呼んでいた。・・・残念。


 
 ▲栽培管理、つみ取り、在庫管理は私。袋詰めは取締役が担当しています。

 おかげさまで、露地栽培の赤根ホウレンソウは9割消費達成です。購入してくれたみなさんありがとう。のこりの1割は来春のお楽しみ〜。

 ハウスものは来月中旬以降からの出荷予定です。
 この季節になると、我が農園の面々は作業場にこもり始めます。

 外勤(外仕事:畑)から内勤(内仕事:作業場、工場、事務室)へとシフトするわけです。

 
 しかも内勤中は、寒いのでだるまストーブを使用します。これもまた、年期の入ったプレミアものです。

 


 だるまストーブの頭では、毎日ありとあらゆるものが焼かれ、我々の腹に入ってゆくわけです。(ま、イモですけど。ほとんどイモですけど。)


 本日焼かれていたのは薩摩芋とアピオス。

 みなさん、アピオスって知ってますか?知ってたら鈴木農園から4単位くらいあげます。 味はピーナッツのような、薩摩芋のような。種芋のように小さなイモです。
 
 このイモ、巷ではアンデスイモとかほどいもとか言われてるらしい。しかも超高級品らしい。しかも最近になって急激に需要が高まってきてるらしい・・・。


 部長に言わせれば、「みのもんた様々!!」。メディアの力ってほんとすごい・・・。

 我が農園では、8年前から畑の隅で栽培しておりました。「こんなイモ、じじの腹に入って終わりだなや、はははは!」なんて言って、毎年その通りだったのです。


 ですが、ででですが!!なんなんですか、最近のアピオスブーム!あっちからもこっちからもアピオスアピオスアピオス。うれしいのやら、戸惑うやら。

 8年目、遂にアピオスも嫁入りか・・・。
 おてんとさまの機嫌が良いので、小豆を収穫、そのまま脱穀機で実を取り出しました。

 この脱穀機、足踏みしながら殻を飛ばす年代物。プレミアもんです。ヤンマーもびっくりです。

 
▲農場長、張り切っています。

 
▲私もお手伝い。農場長、ハイペースで私を焦らせているところ。
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