12月8日(日)、山形県青年の家の主催事業 令和6年度「地域をつくるリーダーセミナー(庄内会場)」が鶴岡市勤労者会館を会場に開催されました。
今年は田川・飽海地区の5校22名の高校生が参加し、フィールドワークやアイディア会議での交流を通して地域課題解決に向けた若者たちの熱い取り組みが繰り広げられました。
「青年リーダーからのメッセージ」では、山新観光株式会社インバウンド促進担当のリッツ・アレクサンダーさんから『魅力いっぱい宝の宝庫 山形を世界に発信!山形と世界をつなぐ』という演題でお話をいただきました。外国人講師から、「山形の魅力」を語ってもらったことで参加者たちは地元住民が見過ごしがちな魅力を再認識し、今後の地域活動への意識を高める機会となりました。また、多角的な視点の獲得にもつながったようでした。
その後のフィールドワークでは、鶴岡山王商店街振興組合の理事長 阿部等さん案内のもと、商店街やまちなかキネマを見て回りました。商店街の現状を目の当たりにし、地域課題を具体的にイメージする機会となりました。
そして午後からのワークショップでは、尚絅学院大学の松田道雄先生のご指導のもと、「次はあなたが青年リーダー!地域の課題に何ができる!?学校の枠を超えたアイディア会議を開こう!」が行われました。
初対面の人とのフィールドワークやワークショップを通して、コミュニケーション能力や協調性を高めることができたようです。特に「等話」について学び、実践できたことは、今後の活動に役立つ貴重な経験となったのではないかと思います。
1時間半ほどのワークショップでしたが、地域が抱える課題に対して若者らしい目を引くタイトルや素晴らしいアイディアを各班が出し合いプレゼンテーションしてくれました。
今回のセミナーを通して、参加者たちは地域(山形)への理解を深め、リーダーとしての自覚を新たにしました。
彼らの活躍が、地域をさらに活気づけることを期待しています。そして、他の若者たちの地域活動へのきっかけにもなっていくことを願っています。
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