川樋集落の西側に標高452mの虚空蔵山が、戦国時代に虚空蔵山館(こくうぞうやまだて)、別名:星見ケ城が築かれました。
山道の整備は行われていませんので、倒木と灌木等が生い茂り(画像2)、藪漕ぎをしないと進めません。
山頂にある主郭には土塁(画像3)が残り、背後には七重もの堀切(画像4)を有しています。
川樋の集落側だけでなく、金山方面からの進攻にも対応した防御性の高い山城です。
平穏な時は山麓に居を構えていました。
「根小屋」と呼ばれ、今も「根小屋」の地名は字名となって残っています。
参考:山形県中世城館遺跡調査報告書
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