川樋 虚空蔵山館

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川樋集落の西側に標高452mの虚空蔵山が、戦国時代に虚空蔵山館(こくうぞうやまだて)、別名:星見ケ城が築かれました。

 

山道の整備は行われていませんので、倒木と灌木等が生い茂り(画像2)、藪漕ぎをしないと進めません。

山頂にある主郭には土塁(画像3)が残り、背後には七重もの堀切(画像4)を有しています。

川樋の集落側だけでなく、金山方面からの進攻にも対応した防御性の高い山城です。

 

平穏な時は山麓に居を構えていました。

「根小屋」と呼ばれ、今も「根小屋」の地名は字名となって残っています。

 

参考:山形県中世城館遺跡調査報告書

2021.01.07:nakagawako:[◇中川地区の歴史]

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