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mistarbooコラムvol.22「納豆は国産大豆だね」

  • mistarbooコラムvol.22「納豆は国産大豆だね」
 最近、納豆を毎日食べるようにしている。身体にいいから・・という単純な理由。かつての「平成あるある大辞典」では、夜食べるといい・・みたいなことを言っていたので、夕食に食べている。しっかり、かき回して、納豆菌がネバネバ状態にして・・。

 自分がこのような状態であるため、妻に納豆を買ってきてくれるように頼んだ。もちろん、病院内の売店でも売っているが、少し高い。そして、表示を見ると、外国産大豆。表のパッケージを見ると、水戸納豆、○○納豆だの、あたかも、日本の大豆で作られていると思いきや、外国で作られた豆を使っている場合が多い。

 先日、妻に「うめや川西店」で納豆を買ってもらった。そしたら、「意外と国産大豆納豆って少ないのね・・今まで食べていた納豆は外国産の納豆が多かったねー」の言葉。簡単な一人一食分の小さな納豆のパックはほとんど外国産。ちょっと残念・・。みなさんは、納豆の裏表示をしっかり確認したことはありますか? 意外と外国産の豆を使っているのである。
 何も外国産の豆で納豆を作っている会社を非難しているわけではない。外国産の豆でも、きちんと生産管理をして有機栽培で作っている豆を納豆にしている会社もある。大手メーカー「太子食品」の納豆は、外国産でありながら、トレーサビリティをきちんと管理し、有機栽培の納豆を販売している。

 そして、買ってきてもらったのが、写真の国産大豆の納豆。サイズも中粒で、普通の納豆より若干大きい。私は納豆の大きさが中粒だと、豆の風味があって、いいと思っている。紅大豆納豆もそうだ!!
 「国産大豆の納豆であるという」という先入観的情報が頭にインプットされた状態で食べるので、豆の風味、納豆の味もひときわ違うように感じる。「やっぱり国産大豆はいいなー」と思いながら、食べた。
 納豆に限らず、豆腐も同じことが言える。いわゆる、大豆製品全般に言えることかもしれない。

 農業情勢は以前として厳しい。農業を支えるのは、農家でもなく、販売業者でもなく、国でもなく、「消費者である」と思う。ぜひ、国産大豆に目を向けてほしい。
 ぜひ、納豆や豆腐を買うときは、裏表示を見て、国産大豆の表記を確認してほしい。同じ金額を払うなら・・。できれば、国産大豆という表示だけでなく、都道府県名を表示してほしいが・・。
2009.06.01:ミスターブー:コメント(2):[食のコラム]

mistarbooコラムvol.21「大切にしたい打ち豆文化。商品化を!」

  • mistarbooコラムvol.21「大切にしたい打ち豆文化。商品化を!」
 置賜の食文化!?山形の食文化の一つに「打ち豆」がある。この辺では、あおばた豆を打ち豆にするケースが多い。味噌豆にしたり、煮物にしたり・・保存食として有効であり、雪国にとっては冬季間の貴重なタンパク源だと思う。昔の人って、頭いいよね。福島では「押し豆」と言う。
 この打ち豆文化を大切にしたい・・そして後世に残さなければならないと思う。いや、この食文化は商売になるような気がする。

 以前、川西食人のブログで紹介した「打ち豆のシチュー」。これはとても好評だった。写真のとおり・・。彩り、栄養・・いいと思いませんか?
紅大豆の打ち豆を使っているのがポイントだ。これを応用すればいい。もちろん、打ち豆シチューをレストランで販売してもらえばいいのだけれど・・。もちろん、紅大豆の打ち豆も入れて!
この打ち豆シチューを応用すれば、ドリアやグラタンができる。もちろん、クリームコロッケやパンの中に入れることもできる。
 でも、米の消費も考えると、ごはんと一緒!?がいい。それならば、カレーだ。ホワイトカレーにすれば、この彩りがわかる。ホワイトビーンズカレーだ。いかがかな? 店で販売したら、売れると思うけど。どう?

八戸市のご当地グルメとして人気があるのが「グラタンパイ」。「むつ食品」という会社が作っている、1日3000個も売れるローカルフードだ。グラタンを春巻きの皮でつつみ、パン粉をつけて揚げたものである。このアイデアをいただき、打ち豆シチューでグラタンをつくり、同じように揚げれば・・どうかな? 立派なファーストフードになると思うけど・・どうかな?

 打ち豆を使って・・そう言えば、かなり前の話だが、高畠高校が「打ち豆クッキー」を開発して、コンテストに出したら、全国で入賞したこともあるとか。菓子屋さん、どう?

 俺は打ち豆をそのままスナック菓子のようにできないかと思っている。味噌豆の場合は、いろいろな作り方があるけど、揚げる場合もある。それと同じように考えれば・・。打ち豆を上手にローストして食べられればいいんじゃないかな? フリーズドライでもいいだろう。紅大豆やあおばた豆・・もちろん、秘伝豆やだだちゃ豆でもいいし・・山形ならではのスナック菓子になるんじゃないかな?? 味も塩、味噌、カレー、七味などバリエーションも加えることができる。

 東京でも打ち豆は少しずつ浸透しているらしい。デパートでも人気が出ている話も聞く。せび、打ち豆を後世に残す意味も含めて、現代版とコラボしながら、何かできることはあるはず。
 誰か、今まで書いたことの一つでもいいから、商品化・販売してほしいなー。
2009.05.05:ミスターブー:コメント(5):[食のコラム]

mistarbooコラムvol.20「花と器の地産地消を!」

  • mistarbooコラムvol.20「花と器の地産地消を!」
 いよいよ、コラムも20回となりましたか・・勝手なことを書いて・・。
 今回のテーマは「花と器の地産地消」です。地産地消という言葉を見ると、どうしても「食」だけになりがち・・。でも、地産地消は食だけではありませんよね。
 そう言えば、川西町にある三菱鉛筆。鉛筆を作っているのは、川西町だけで・・つまり、全国、いや世界中で使っている三菱鉛筆は、すべて made in kawanishiなのです。そして、三菱の水性ボールペン。町内にある三菱精工でのシェアはほとんどだそうです。これも地産地消しなきゃ!!

 さて、本題に戻ります。花と器の地産地消・・。
 山形県には、どの市町村にも温泉があり、宿泊施設も多い・・まさしく、温泉王国やまがたですよね。その旅館やホテルには欠かせないのが花。毎日、取りかえるのがほとんどだと思います。でも、その花の種類も見ると・・地産地消はどうか? 私は花の地産地消はまだまだだと思います。山形にはたくさんの花が栽培されています。雪国なのに、ビニールハウスまで作って、関東・関西・・九州まで送っている。なぜ、地元で使わないのか? 啓翁桜・・これは使っていることが多いですが・・アルストロメリアは全国屈指の産地です。これは長持ちする花ですし、使い勝手がいいはずです。

 もっと使うべきではありませんか! そうすれば、内需循環・拡大になると思います。
 農家が花を納める・・旅館が飾る・・「たまに行ってみっか!」と農家は旅館に足を運ぶ・・一層、信頼関係が深まる・・こんな感じですか・・。旅館だけじゃなくても、レストラン、割烹など、飲食関連の施設であれば、花は必需品ですよね。

 川西町のダリヤは、上山温泉の有名旅館「古窯」で飾ってもらっています。おかげさまで、古窯にお泊りなったお客様がわざわざ川西ダリヤ園に来てくれる・・そんな効果が生まれています。
 でも、山形にそんなに花があるのか? 私も詳しいことはわかりませんが、年間を通して、山形の花を飾ることはできるはず。山形で採れる花で年間スケジュールを組み、足りないところを他県や外国の花で埋める・・これが理想かな? そんなにうまくいくはずがないかな・・
 ところで、大切なことがあるんです。ただ、山形の花を飾るのではなく、「表示」をすることが大切なのです。「この花は○○町の○○さんが栽培している花です」と・・。これがないと意味がない。これぞ、地産地消なのです。欲を言えば、花を作っている農家や花屋が来て、館内に飾っている花を販売する・・こんなのもいいじゃないかな? お土産として買っていくんじゃないかな・・旅館やホテルだったら・・。
 理想と現実は違うかもしれませんが、ぜひ、ご一考いただきたいと思います。 
 あっ!そうそう・・山形フラワーショーなどの花のイベントがよくありますよね。一つ注文なんだけど、広さの問題もあると思うけど、少々お金がかかるかもしれないけど、体育館とかでしないでほしいよね。雰囲気が悪い。旅館やホテル、結婚式場ですれば、効果が倍増だと思うけど。少し考えてほしいね。
2009.05.02:ミスターブー:コメント(1):[食のコラム]

mistarbooコラムvol.19「B級グルメ・山形フードフェスティバルを開催すべき」

  • mistarbooコラムvol.19「B級グルメ・山形フードフェスティバルを開催すべき」
 県庁担当者、各総合支庁担当者、そして、食品加工・販売を展開している事業者のみなさんに読んでもらいたいコラムです。
 左の写真・・日経トレンディの6月号の表紙です。表紙を見て、すぐ購入しました。全国各地のB級グルメを特集したものです。
 ほとんど、読み終えましたが、まず一番の感想・・。山形はPRが下手ですね。B級グルメの最高峰の大会、「B-1グランプリ」には、山形の名前はないし、この特集を読んでいても、ほとんど山形の名前はない・・あったのは・・後で紹介するよ。B級グルメじゃなくて、A級グルメがいっぱいあるから!? さくらんぼ、ラフランス、米沢牛、山形牛・・。確かに、A級かもしれないけど、こればかりではない。もっと情報の受発信をしっかりして、山形の食をいろんな角度からアピールすべきじゃないかな・・そう思わないかい? 県職員のみなさん! こういうと、必ず「行政の仕事じゃない」と言う職員がいるけど、他県の事例をもっと勉強すべきだね。いや、県職員だけじゃない、市町村職員も同じだ。
 さてさて・・では、山形のB級グルメは・・そりゃ、いっぱいあるだろう。まず、筆頭は「玉こんにゃく」でしょう。昨晩の「秘密のケンミンショー」では、長井市の「平野屋」さんの玉こんにゃくの缶詰が紹介され、スタジオでは「おいしい!」の合唱・・。たぶん、今日はパニックしているかな・・。
 そして、COCO夢屋の「どんどん焼き」。山形のB級グルメの代表格でしょう。長く県民全般に愛されてきた歴史もあるし・・俺も個人的には大好きです。
 ほかにも、寒河江チェリーランドのアイス、山辺町の酢だまりかき氷、長井のジュアンの長井バーガー、長井・草岡ハムのさくらフランク、朝日町のダチョウフランク、尾花沢の「はいからさんのカリーパン」、山形市・仁藤商店の「紅大豆おからドーナツ」、村山市のバラアイス、庄内では、だだちゃ豆関連だって、平田牧場三元豚関連だってある・・。
 もちろん、川西町にもある。ダリヤ園の「牛こん」、本田食品の米沢牛コロッケ、あっさりの牛すじ煮込みなど。
 もっといろいろあるはず。絶対、開催は可能ですよ。

 ところで、米沢牛コロッケ・・。この本の特集の中にも全国の「コロッケ」が紹介されていたが、米沢牛コロッケの名前はなし・・やはり、知名度が低いのだろう。
 いろいろオブジェクションが来るだろうが、米沢牛コロッケの知名度を上げるには、上杉城史苑だけで独占的にしないことがポイントだと思う。
 商品ブランドとして確立している事例を見てみると、単独業者で成功しているケースは稀である。やはり、複数店舗ですべき。米沢ラーメンを見れば、すぐにわかる・・喜多方ラーメンも富士宮やきそばも・・。みんなで、米沢牛コロッケを作って販売すれば、確実に知名度は上がる。ただ、米沢牛の頭数から考えると、難しいけど。でも、知名度をあげるには、ここがポイントだと思うよ。たぶん、文句がくるなー・・
2009.05.01:ミスターブー:コメント(2):[食のコラム]

mistarbooコラムvol.18「山形マメなおにぎりセット。誰か作って販売して!」

またまたネタがないかも。・・ということで、今回はコラムです。
 今回のコラムは提案です。誰かに作ってほしい・・そして、販売してほしい。
 その内容は・・「山形マメなおにぎりセット」です。
 ご存知!川西町で生産拡大を図っている紅大豆。昨年は豊作で、良質な紅大豆がたくさん収穫されました。この紅大豆・・ごはんに入れて炊くと、お赤飯のように、ほんのりピンク色になります。豆の風味があって、おいしいのです。
 最近では、ブログ「パソコンインスト楽ターのひとりごと」のyokoさんが紹介してくれましたね。ブログ「パソコンインスト楽ターのひとりごと」

 提案するのは、次のおにぎりセットです。
 ①塩味のきいた紅大豆おにぎり
 ②醤油味の秘伝豆のおにぎり

 紅大豆のおにぎりは、ごはんを炊くときに塩を入れます。
 秘伝豆のおにぎりは、醤油味の豆の炊き込みごはんで握ります。
 味噌味もほしいけど・・これが難しい。県内産の黒豆を使って、味噌おにぎりかな・・庄内地方に「田んぼの黒豆」という在来種があるらしく・・それだといいかな? どうです? このおにぎりセットは売れませんかね? 見栄えもいいし、味は間違いなしだし・・各々が炊き込みごはんとなるので、リスクも高いと思いますが・・誰か、作って販売してくれー!!


 
 
2009.04.29:ミスターブー:コメント(0):[食のコラム]