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mistarboo「米粉? 米を直接消費すればいいじゃないか?」 コラム vol.17

 世の中は米の生産調整検討、食料自給率アップ、米の消費拡大、米粉の活用など、米に関する話題はあちこちで見られる。

 でも、あえていう! 米を直接消費する方法をもっと考えたらどうか?

 米粉? だいぶ、普及してきたと思う。村山市の米粉パンもおいしかった。でも、米粉をしたところで、そんなに普及するだろうか? 米の消費拡大につながるだろうか? 問題は価格だ。菓子業者はシビアだ。小麦と比べれば、使いやすさと価格が完全なるネック。もっと日常的な消費を考えるべきではないか・・。このくらい、米粉が普及しても、たまにはするかもしれないけど、一般家庭で米粉を使った料理をするだろうか・・。疑問である。

 簡単なのは、学校給食だろう。なぜ、ごはん給食を完全100%にしないのか? 理由がわからない。「子供がパンが好きだから・・」そんなのは理由にならない。農業の将来を考えてほしい。少しでも、米を食べるべきだ。みんなで支えるべきだ。
 昔は、食卓やおやつで食べるパンは少なかった。でも、今はいつでも食べられる。こんな飽食の時代に、なぜパン給食をするのか、理由がわからない。まして、今のパンには、マーガリン、砂糖などが入っており、食べやすくなっている。つまり、ケーキのスポンジと材料は変わらない。肥満も課題なのに・・。地産地消の学校給食が注目を浴び、重要視されている今、ごはん給食にあった惣菜を行政、学校、栄養士、調理師が一つになって考えるべきだ。山形は米どころだぞ。

 そして・・新たな提案・・。米の商品としての流通だ。
 葬式の際の「お茶」をやめて、米にしたらどうか? なぜ、静岡をはじめとするお茶の産地の手助けをしなければならないのか? もう、都会では、おいしいお米での香典返しは結構している。米の持ち帰りは重いから・・お米券でしているとか。これもいい案ではないだろうか? 価格的には、積算したところ、まったく問題はない。

 そして、出産祝いのお返しも・・。生まれた赤ちゃんの体重の分のお米を贈る・・これはどうか? これもすでに全国で実施している。子供の体重の分のおいしいお米に、赤ちゃんの写真ときれいなラッピングをすれば、お返しには最適ではないか・・どうろだう。いいと思うが・・。

 続いて、お米の調理編。
 最近気になっているのが「ライスコロッケ」。イタリアンでは結構出す店があるとか。ライスコロッケをもっと普及させてはどうか・・。山形の女性、お母さんたちのアイデアと技術があれば、いろんな商品が出てくるはず。ファーストフードにもなるし・・。味噌やチーズを入れるなどの「和+イタリアン」などはよくあるパターンだが、地産地消を意識して作れば、いろんな商品が出てくると思うけどね。どうだ?

そして、おにぎりの販売方法の改善。
 山形には、さくらんぼのシーズンやいも煮会、新米のシーズンとなる秋には、たくさんの観光客が訪れる。この客を活かしたい・・。旅行会社やバス会社との連携も必要になってくるが、露店でおにぎり販売をできないだろうか? 今のルールでは、保健所的にはダメになっているが・・。これを改善してほしい。健康に問題はないだろう。学校行事や野外でのイベントで食べさせているのに。
 もちろん、おにぎりの中に入れるものは、ある程度の制限が必要だろう。魚類の生物はダメとか。

 そういえば、健康の問題・・。みなさんはコンビニの弁当、おにぎりはおいしいと思う? 俺は、それなりにおいしいと思う。でも、でも・・。新潟とか山形などのブランド米を使っているので、おいしいと思っていたのですが、裏表示を見たら・・ギョッギョッ!! ごはんを炊くときに「粘化剤」らしきものを入れているんですよ。つまり、粘りを出すために・・。だから、おいしいと思って食べているおにぎりや弁当のごはんは、本来の米のおいしさではない。薬を入れた米のおいしさなのです。みなさん、今度、裏表示を見てください。これって問題だとは思わない? これから育つお子さんの味覚がおかしくなるとは思いませんか?
 コンビニよりも、露店で販売する地産地消グループのお母さんたちの手作り、できたておにぎりや弁当の方が、よっぽど健康的だと思うけど。

 とにかく、お米を直接消費する何かが必要。アクションですよ。みんなの知恵が必要ですよね。
2009.04.20:ミスターブー:コメント(0):[食のコラム]

mistarboo「食の内需拡大には公共施設の開放だ」コラムvol.16

 景気は良くなっているのか? なっていないよね。でも、日経平均も上がっているから、少しは兆しが見えているかな・・国の経済対策も影響はあるだろう。早くしてほしいよね。
 さて、今日のコラムは提案だ。
 食が豊富な山形! しかし、一歩、外から見てみると、山形のPRは下手だね。もっともっと情報発信をすべきだね。仙台は人口がいるせいもあるだろうけど、食の話題は新聞、テレビ、インターネットとも尽きないね。すごい情報量だと思う。
 では、このPR方法の下手さをすぐに解消できるかというと県民の気質から考えると時間がかかるよね。
 そこで本題の提案である。食の内需拡大という点で「公共施設の開放」を提案する。
 今、入院していて、病院内には、売店もあるし、カフェも焼きたてパン屋もある。どれもすごい混んでいて、俺は一つのマーケットだと思う。特に売店の前には、イベント広場と称したスペースがあり、日替わりでいろいろなものを販売する。三越の出張販売、菓子屋さん、産直施設、パン屋、果物夜など・・。これが売れるんです。店番をしていて、来るか来ないかわからずの「待ちの商売」をしているより、ずっと効果的である。特に産直関連は完売するケースが多い。時間単価で積算すると、すごく効率のいい商売だ。
 なぜ、売れるか? それは人がいるからだ。当たり前の話・・。イベント販売をする場合、何が大変かというと、人を集めること、つまり、販売していることを広報周知することが大変。それが病院内であれば、特別な周知をしなくても、ここだと何千人という人が目にすることができる。
 これを読んている人の中には「病院内で商売をするのはどうかと??」と思う人もいるだろう。でも、やれ食料自給率のアップだの、地域経済を活性化するだの、言っている状況だから、「動けるところからう動く」というのはどうだろう。賛成?
反対?

 俺は、病院内の販売場所としての開放だけを提案するのではない。もちろん、病院内も十分なマーケットだと思う。俺が提案するのは、県庁、県の合同庁舎、市町村役所、大学の施設内開放だ。もろちん、どこの施設も少しのスペースでしているが、もっと大々的にしてほしい。山形県庁だと地下の少しのスペースでしているが、例えば、屋外の広場を使って、月に2~3回程度、昼の時間を利用して、市町村の定例の物産市をしてほしい。県内市町村の持ち回りで・・。県職員にとっても、市町村の状況を知るいい機会だと思う。だって、県庁の建物の中に人が何人いると思う? 隣に警察もあるけど・・。1000人? もっといるでしょう! 来客者もいるんだから・・1000人を集めるイベントを実施しようと思ったら、すごいお金がかかるよ。定例で開催していれば、県庁周辺の人も来るだろうし・・。

 そして、大学はどうだろう? 学食という低コストの食はあるものの、月2~3回、市町村持ち回りの物産市を昼の時間を利用して開催してみてはどうか? それこそ、他県から来ている学生にとって、新たな山形の価値を知ってもらうことにもなると思うし。
 もちろん、売れるか売れないかは出店者の知恵の見せ所である。
 地域経済をあげること・・できるところからする! この提案はいかが?
2009.04.13:ミスターブー:コメント(0):[食のコラム]

mistarboo「名物を考える~仙台 阿部蒲鉾店の“番町揚げ”から学ぶ」 コラム vol.15

  • mistarboo「名物を考える~仙台 阿部蒲鉾店の“番町揚げ”から学ぶ」 コラム vol.15
 久しぶりの更新ですかね・・。
 さて、先月、一時帰宅の際、一番町を歩いていると、目に飛び込んできたのが、阿部蒲鉾店前にあった写真の揚げ物。左の写真のとおりで、「番町揚げ」と言って、阿部蒲鉾店の一番町でしか食べられない代物。当然、店に入って食べた。うまい!蒲鉾とチーズとポテトも入っており、何とも言えないおいしい食感!1本150円。店員さんに再度確認・・
「ここでしか、買えないのですか?」との問いに
「そうです。ここでしか、買えません」ときっぱり!
 商売が上手だよね。俺みたいな食べ歩き好きには「限定」「ここでしか食べられない」などの言葉に弱い。みなさん、仙台に来たら絶対食べるべし!「阿部蒲鉾店 一番町店」情報
 たぶん、一番町の名物なんだろうね。ほかにも「濱屋」という肉屋さんで「牛タンボール」というのがある。これはたいぶ前に食べたもので、マスコミなどでかなり取り上げられたとのこと。これもおいしかったなー。

 今回のコラムは「名物」について考えることにする。もちろん、食べるもの! 私なりの考えですけど・・川西町には名物はあるだろうか? 後で書くことにして・・名物となる要素なるものを書いてみよう。名物と言われるものには、次の3つのジャンルがあると思う。
①食べ歩きもの
②みやげもの
③料理もの
 旅行でも観光でも、ブラっとでもいい。どこかに行ったら、この視点で人間は食べ物を追い求めるような気がする。
2009.04.03:ミスターブー:コメント(3):[食のコラム]

mistarboo「好きな中華そば?醤油ラーメン?」 コラムvol.14

  • mistarboo「好きな中華そば?醤油ラーメン?」 コラムvol.14
 久々のコラムです。コラムも書くネタが・・。やっぱり、ラーメンネタですね。「中華そば」をテーマに今回は書きますよ。
 以前、書いたかも知れませんが、ラーメンは食べ慣れがおいしさの感覚の大半を占めると思うのです。昔から慣れ親しんだ味が、その人にとって「おいしい基準」になると思います。
 山形県ではいろんなおいしいラーメンが食べられます。でも、素朴な中華そばとなると、やはり地元かな・・。川西町上小松の「はしもと屋」が一押しですね。中細のちぢれ麺にあっさりした鶏がらベースの味。これが一番落ち来ますね。おいしいです・・そして、俺の口にあっているな!
 もちろん、そのほかにもたくさんおいしいところはありますよ。
 ラーメンと言えば「米沢ラーメン」! 初めて「ひらま」のラーメンを食べたときは、感動しましたね。すごくおいしかった!腹が減っていて、行列に並んで食べたね! ひらま系列と言われる高畠町の「福家そばや」「万来」などもおいしいですよね。
 米沢市内では、塩ラーメンで一押しの米沢駅前にある「ラーメン美喜」もいいよー! 細めんで有名な「喜久家」には、あまり細さにびっくりした!「可祝屋」も細いよね!「お堀端さっぽろ」は平打ち麺!「こやなぎ」は、昔からの中華そばだなって感じで、ファンも多い。閉店した「西部食堂」の中華そばもおいしかったなー。そして、いつも混んでいる「かわにし食堂」の中華そば。ここもおいしい!
 町内では、最近、ひまわりの醤油ラーメンもすごく味がいいなーっと感じるよ。
 ちりめん中華の看板がかかっている「やまご食堂」。細めんのあっさりした中華そばもおいしいが、背脂の入った「こってりねぎ中華」もうまいね!
 山形市内にもたくさんあるが、3種類の太さの麺が入っている「平和軒」もおいしい。比内地鶏の看板が目印だよね。
 「鳥中華」って知ってます? 今は結構出している店もあると思いますが、天童市の「水車そば」の鳥中華もおいしいね。日本そばのダシをベースにした中華そばですよね。
 なお、口コミ情報については、山形まるごと情報サイト「ヤマガタウェイ」で検索してみて!ヤマガタウェイHP
2009.03.28:ミスターブー:コメント(0):[食のコラム]

mistarboo「オムライスは?」 コラムvol.13

  • mistarboo「オムライスは?」 コラムvol.13
 だんだんコラムのネタも尽きてきたか・・。
 今回は「オムライス」。以前、オムライスを食べあさってことがあったけど、置賜ではあまり印象に残った店はないねー。誰か、情報をくださいなー。

 私がおすすめするのは、山形市松栄の「レストラン・プチベール」のオムライス。いろんなオムライスがあったような気がします。最近行っていないので・・でも、おいしさだけは鮮明に残っています。「プチベール」情報
 異色派かな?おすすめは山形市の「洋食亭ラ・ポンス」です。ここのクリームオムライスは最高だったなー。お替りしたいぐらいだったよ。「ラ・ポンス」川西食人情報
 あとは、老舗の洋食店、山形市の一刻館のオムライス(写真)。ここのはうまい!スタンダードなオムライスの中で、デミソースと全体のバランスのあるおいしさが印象的だったなー。「一刻館」口コミ情報

 食べてみたいのは、山形市の「パリ食堂」だな。そのほか「三幸」「自由軒」あたりも食べてみたいね。
2009.03.05:ミスターブー:コメント(6):[食のコラム]