2024年5月30日(木)/気づきの種~探究活動~
昨年に引き続き当センターに探究活動の一環として県内の高校生が取材に来てくれました。
「子どもの医療費」の関心から医療的ケアを必要とするお子さんがいることを知ったそうです。当センターの成り立ちや取り組みや、ソーシャルワーカーの支援など幅広い質問がありました。
「知りたい」気持ちは学びを主体的にさせ、「もっと知りたい!」に結びつきます。自分自身が生活している地域に目を向ける機会でもあるかもしれません。
スタッフもハッとするようなたくさんの「気づき」が、社会や未来を変えていくきっかけとなることを思い描いて共に学ぶ気持ちでお話しさせていただきました。
2024年5月29日(水)/もある定期研修会に参加しました
山形多職種連携の会「もある」主催の定期研修会に参加しました。
今年度第1回として「もある」の紹介からスタート、続いて医療的ケアを必要とするお子さんの相談支援とサービス事業所に関する内容を学びました。
現在の計画作成に至った背景や相談で大切にしている、お子さんやご家族の思い、課題といった日頃の支援をとおし感じていることのはなしがありました。放課後等デイサービスにおいてもケアをする上で組織としての行動指針をもとに、一人一人に丁寧に向き合い、「たくさんの経験」を一緒にするというあたたかなスタンスが伝わる内容でした。
大勢の様々な職種の支援者が分野を超えて学ぶことは地域包括ケアをより推進する力になることを感じた研修会でした。
2024年5月24日(金)/育児・介護休業法の改正法について
5/24に「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律及び次世代育成支援対策推進法の一部を改正する法律案」が参院本会議で可決、成立しました。来年2025年4月以降に順次施行されることになります。
育児・介護をしながらの労働において関心が高い「残業」「看護休暇」「働き方」などの内容が含まれます。
一例として残業免除の申請期間が現行「3歳になるまで」から「小学校入学前まで」に延長されることや、看護休暇においても「小学校入学前まで」から「小学校3年生まで」に延長、病気のほか学級閉鎖や卒園式・入学式などの行事参加等での利用が可能になるようです。また、お子さんが3歳になる前に企業が労働者に仕事と育児の両立に関する個別の意向を聞き取ることが義務化されます。
介護離職防止に向けた支援強化として社会全体で育児・介護を両立することができるように対策が進められているところは注目ポイントの1つではないでしょうか。