ぼくのニワトリは空を飛ぶー菅野芳秀のブログ

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炭水化物をとらないできた9日間だけど、あらためてインターネットを読み、
調べてみたら、この方法は結構むずかしいんですね。
「炭水化物が分解された状態である「糖質」は脳の唯一の栄養素であり、全く摂らなければ脳が正常に働かず、ボーっとした感じが続いたり、集中力の低下や無気力を引き起こします」
だと。
小さな脳のキャパしかない中で、目いっぱい生きているのに、これでは話になりません。
確かに最近はどこかボーとしていることが多いような気がしていた。
やばかったねえ。
方法を替えなければ・・。
で、いただいたコメントを活かしながら、
1、 玄米をよく噛み、1日三食、子ども用のお茶碗に山盛り1杯
2、 寝る前2時間は食べ物を口にしない。
3、 夜お酒を飲むときは、ご飯は抜く
4、 朝ご飯の前に有酸素運動を心掛ける。
5、 間食はしない。
6、 朝晩体重を測る。

そばで94歳の母親は
「百姓がダイエットをしてどうするんだ。百姓は働いて痩せるものだよ!」と言っている。
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ホタルが飛んでいた。
さっき、家族で食事をしての帰り道、ちょこっと遠回りして我が家の無農薬水田にまわったらあっちでもこっちでも蛍が飛んでいた。

夏なんですねぇ。

その田んぼに行く途中、キツネがサッと横切って行った。

夏なんですねぇ。

そういえば昨日あたりからニーニーゼミが鳴きはじめた。
梅が色づき、落ち始めてもいる。
あとは俺たちだな。

うん、いい夏にしたいねぇ。

6月29日。月山の麓の旅館。
夜中のトイレの大鏡に映った自分の姿を見て、大きな衝撃を受けて始めたダイエット。
様々な方法がある中から「炭水化物ダイエット」を選び、決意を新たに歩みだして8日目を迎えた。その間、ごはん、麺類などの炭水化物はよほどのことがない限り取らなかったよ。ただ一度だけ「早苗ぶり」でお寿司を3個つまんだけどな。

1日3度の食事は、畑からとってくる「大根葉」を中心に、少量の肉と大根葉の煮物、サバの缶詰と大根葉の煮物、油揚げと大根葉の煮物、カレー味の大根葉の煮物、とろみをつけた大根葉の煮物・・・、それに豆腐とか納豆とか。ま、こんな感じで・・・バラエティーにとんでいると言えばそう言えなくもないけれど、ちょっとツラクなり、来週からは豆もやしを中心にしたメニューにしようと思っていた。

 お酒も焼酎かウイスキー。そりゃ、一回ぐらいはビールの2本ぐらいは飲んだよ。ご飯好き、ビール好きの私にとって、決して楽な8日間ではなかったね。

そして今日、久しぶりに体重計に乗ってみた。その結果にびっくりし、愕然としたよ。なんと・・なんとだよ。やる前と比べて体重が500gほど増えていた・・・。こんなことってあっていいのだろうか!
こんばんは久しぶりにビールを飲もうと決めた。
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TPPはこれからが決戦をむかえますが、
「幅広い連携を各界に働きかけ、あわせて市民と国会議員との連携をすすめることができるのは、
国会議員では今や舟山さんと篠原孝さん(長野県・衆議院議員)しか残っていない。」とわたしは思います。
春の衆議院選挙以降、他の方からもこのような声は頻繁に聞こえてきます。
舟山さんには「反TPP」運動の全国的リーダーとして、
TPPに慎重な立場をとっている国会議員や各界各層の人たちをつなぎ、運動を勝利に導く重要な役割が託されています。
 その点では捲土重来を期す山田正彦(全国比例・みどりの風・元農林大臣)さんも同じですね。

 引き続き応援しています。


「お母さん、今吹いていったのは春風っていうんでしょう?」

「うん、そうだよ、気持ちいねぇ。」

「お母さん、今のも春風?」

「ちがうよ。いま、菅野さんが通って行っただけだよ。」

「そお?でも気持ちいい風が流れたね。」

「うん、菅野さんって、そんな方だからね。」

これを目指しますぞ。

もうじきです!

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夜中に目が覚め、トイレに立った。
山形県は西川町の旅館でのこと。
トイレの入り口には大きな鏡が貼ってあり、自分の身体を横から見ることができた。
「なんだ、これ?なに・・この腹、このお尻・・?」

いままで鏡があっても正面からしか見ていなかった。
それでは実物の一面しか写していなかったんだね。
こんなに腹が出ていて、お尻が出ていて、不恰好だとは思わなかったよ。
知らなかった。
いくら190cmでも三桁の体重はきついよな。こんな格好だとは・・・。
で、三桁から二桁になるまで頑張ってみることにした。

「菅野さんは背が高いから・・。そのぐらい体重があってもいいんだよ。」

うるせい!だまれ!まどわすんじゃねぇ!

こんな甘言に自分を見失っていた。
自分が馬鹿だった。





たくさんのご注文をいただきました。
ありがたく、本当にありがたく思います。

インターネットで広がったと言いましても、やっぱり「人」ですね。
人が人に広げてくれまして我が農園の「自然養鶏」が支えられたということだと思います。「人」の輪に改めて感謝いたします。

 といいましても、まだニワトリたちは元気に生み続けているんですよ。
190cm100kgを折りたたみながら、感謝しつつ、焦りつつ、恐縮しつつ・・。






 友人、知人のみなさま

今日は菅野農園からのお願いです。
心苦しくはありますが、以下をご覧いただけたらと思います。

 菅野農園からのお願いです。
我が農園の自然養鶏が産んだ自然卵を食べていただけませんか?
贈り物に活用していただけませんか?

<どんなニワトリが産んだ玉子か?>
我が農園は4ヘクタールの水田と、自然養鶏(玉子を産む1,000羽の放し飼いのニワトリたち)の組み合わせで成り立っています。
ニワトリたちは午前中、鶏舎の中で玉子を産み、午後はローテーションに従って外に出ます。草を食べ、虫を追いかけ、お日様が西の山に沈むまで遊びまわります。そんな暮らしの中から産んだ玉子を自然卵と呼んでいます。

<どんな玉子か?>
自然卵の味は淡白です。ゲージ飼いの卵のように決して脂っぽくはありません。また生臭さもありません。もちろん、遺伝子組み換え飼料は使っていませんし、薬物、添加物の類も一切使用していません。また、玉子の黄身の色を濃く見せるための色素も入れていません。赤ちゃんからご老人まで安心して食べていただける玉子です。

<どうして余っているのか?>
例年ですと1月中旬から5月いっぱいぐらいが産卵の山で、6月から12月は谷というように推移していくのですが、6月になってもニワトリたちの産卵は衰えません。余り出しています。工場のラインと違い、自然とニワトリたちとの間に生まれたできごととしか言いようがありません。玉子はお送りしてからおよそ20日間は生で食べることができます。その後は焼いたり煮たりしてお召し上がりください。

<肝心な情報>
お送りする単位;10個入れ4パックで一箱(またはその倍数)です。
価格;1パック(10個入れ)580円です。
送料;6月中のご注文は送料を菅野農園が負担いたします。
お支払;同封の振込用紙をご活用ください。

もちろん、ご無理は禁物です。無理にご注文なさる必要はございません。
できましたらご友人、お子様、お孫様へのお贈り物などのご活用戴けたらと思います。
どうぞ、よろしくお願いいたします。

ご注文;narube-tane@silk.ocn.ne.jp

             土といのちとの循環の下に・・・菅野農園






添付の記事は判読できますか?
(ダブルクリックをしてみてください。)
「日刊現代」に載ったのだそうです。
6月1日の集会は私たち置賜百姓交流会の呼びかけがきっかけで生まれた
「ストップ!TPP山形県民アクション」と
JAが主催する「TPP断固反対山形県連絡会議」との共催で開かれました。
アメリカからTPPに反対する市民団体・「パブリック・シチズン」の有名な活動家である
ローリーワラックさんをお呼びしての「国際シンポジューム」。
盛況でしたよ。400の椅子が足りないぐらいでした。
実際1,000名の会場でも満杯にできたのですが
会場が400人規模しか取れず、制限しながらの開催でした。

参議院選挙を含め、山形のたたかいにご注目ください。

       ストップ!TPP山形県民アクション・共同代表  菅野芳秀




友人のFBからのシェアです。
TPP反対票を集めておいて、当選したら推進にまわる。
すごい政党ですよ、自民党。
完全になめられていますね、俺たちは。

この写真、拡散していただけたらと思います。






昨日から田植えだ。
我が家が始めるぐいだからあっちでもこっちでも・・。
久々に村はにぎわっています。
この田植えの時期と稲刈りの時期はお祭りのようですね。
会社勤めの息子も、嫁も、あるいは東京に出ている妹も・・。
田植えにはみんな帰ってきて一緒に農作業。
そんな光景も見ることができます。
10時と3時の一服の時間は賑やかですよ。
いいよねぇぇ。
こんな村って。


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忙しく田植えの準備を進めている。田んぼの中の仕事やニワトリの管理はほとんど息子の仕事。俺の方は1,000枚の苗箱の生育管理、玉子の配達、集金、お米の精米、出荷などで息子とは別で分けている。今日も息子は代掻きの準備で、俺は畑で野菜の作付というように。

なんだ、一緒に仲良くやっているんじゃないのかという向きもありましょうが、体験的にいうと、息子と父親はなるべく一緒に仕事をしない方がいいとおもっている。必ずそこに意見の違いが生まれ、感情のシコリのようなものができてくるからね。俺と親父の場合はそうだったなぁ。

私の父は化学薬品、化学肥料の信奉者だった。やたら肉体を絞るだけの苦しい農作業の時代から、化学の力でようやく解放された世代なのだから当然だとも思う。農村でも腰の曲がった老人を見かけなくなったのもこの力に負うところが大きい。

化学を疑う俺の考えややり方をあまり信用していなかった。
“苦しかった時代になぜ戻るんだ?頭だけが先走ってはだめだ。身体がついていかないだろう。うまくいく訳がないではないか”

というのが親父の考えだったのだろうな。心配していたのだろう。ことあるごとに意見は対立したよ。私の気持ちが楽になったのは完全に任せてもらえるようになってからだ。

世代は代わって、俺と息子。息子が農業を始めてしばらくしたら、ところどころで意見の違いが出るようになった。ヤバイ・・同じことを繰り返す。ここは息子に任せよう。よしんばそれで失敗したとしても、それはそれで息子の経験になるものだ。そばにいれば口を出したくもなる。今はできるだけ一緒には仕事をしないようにしよう。

もちろん、相談を受けたらその限りではないし、手を貸してと言われればすぐに行くんだけどね。
息子から見たら、一番大変な作業をしない、単なるグータラ親父と映っているのかもしれないけれどな。でもよ、これが一番いいんだって。

  写真は朝日連峰を背にしたわが村の全景です。

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