ぼくのニワトリは空を飛ぶー菅野芳秀のブログ

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キツネがやってきた。
今までならきまって明け方の4時前頃なのに、今回は夜の8時頃。
この日もニワトリたちはいつもどおり夕方まで外で遊び、暗くなる前に自分で鶏舎に入っていた。でも息子は久しぶりに子どもたちと遊びに出かけ戸締りが遅くなっていて、俺は別の用事で家を離れていた。

帰宅後、戸締りのために鶏舎に近づいた息子は、足元に広がっている数十のニワトリたちの無念な姿に動けなくなってしまったという。

自然養鶏30年、
この時間帯に襲われることはなかった。
彼らは経験から学んでいた。
自分たちに機会があるとすれば時間帯ではなく、人間の一瞬の油断だけ。
たぶん、こんな結論を持っていたのだろう。
彼らのこの学びと進化を俺たちは想像すらできず、経験に安住していた。
この差が今回の事態を招いてしまった。

自然はわずかな甘えも許さない。

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私たちが取り組んでいる「置賜自給圏構想」が地元新聞のコラムに載りました。

ダブルクリックで大きくしてお読みください。





今朝もタヌキがやって来ました。
明け方の3時半。ニワトリ達の大騒ぎで飛び起き、懐中電灯をもって鶏舎に駆けつけると、タヌキがあわててと逃げていくところでした。明け方とはいえ、まだ暗く、人々が寝静まっている中に、突然に始まる一千羽の大合唱って想像できますか?
なかなか・・な。

 周囲の民家では何事かと起きだし、あっちでもこっちでも灯りをつける。胃が痛くなるような切なさ。申し訳なさ。
「もうタヌキは帰って行ったから静かにしてくれ!」
こんなことを言いながら鶏舎の周りをまわるのです。
 しっかりと防御柵を施していますから、決して侵入できないし、タヌキがニワトリにありつくことなどはほとんどゼロなのに、ここのところ毎日のようにやってくるのです。


お前たちなぁ!いい加減にしろよ。

 わが鶏舎はすでに彼らにとって「動物園」になっているのかもしれません。
子ダヌキたちを連れて「あれがニワトリっていうものだよ。おいしいよ。」と。そうだとしたらことは教育ですから、たとえタヌキとはいえ、やみ雲に妨害することはできません・・などとなるわけがない。どうしてやろうか・・、ほとほと困っています。






今朝もタヌキがやって来ました。
明け方の3時半。ニワトリ達の大騒ぎで飛び起き、懐中電灯をもって鶏舎に駆けつけると、タヌキがあわててと逃げていくところでした。明け方とはいえ、まだ暗く、人々が寝静まっている中に、突然に始まる一千羽の大合唱って想像できますか?
なかなか・・な。

 周囲の民家では何事かと起きだし、あっちでもこっちでも灯りをつける。胃が痛くなるような切なさ。申し訳なさ。
「もうタヌキは帰って行ったから静かにしてくれ!」
こんなことを言いながら鶏舎の周りをまわるのです。
 しっかりと防御柵を施していますから、決して侵入できないし、タヌキがニワトリにありつくことなどはほとんどゼロなのに、ここのところ毎日のようにやってくるのです。


お前たちなぁ!いい加減にしろよ。

 わが鶏舎はすでに彼らにとって「動物園」になっているのかもしれません。
子ダヌキたちを連れて「あれがニワトリっていうものだよ。おいしいよ。」と。そうだとしたらことは教育ですから、たとえタヌキとはいえ、やみ雲に妨害することはできません・・などとなるわけがない。どうしてやろうか・・、ほとほと困っています。






☂緑がよみがえりニワトリたちが外で戯れ・・
うれしそうに日向ぼっこをし、草を食んでいる。

この光景はいい。

近くの草場に腰掛け、ニワトリたちを眺めていると数羽が寄ってきて、私の靴をツンツンと突っつく。
裏山では朝日連峰の緑は毎日のようにせり上がり、ツバメが飛び、春の風は髪を揺らして通り過ぎて行く。
いい光景、いい季節、いい時間。

さあ、もうじき田植えが始まる。

珍しいぐらいの晴天続きで、何よりも苗の成長が早い。
そのため例年以上に仕事に追われている。さらに我が家では有機肥料の散布を行っているため、まわりの農家に追いついていくのが大変だ。
えっ、苗の成長に合わせるのはともかくとして、なぜまわりの農家に追いつく必要がある?自分のペースでできないのか?と思われるでしょう。はい、できません。

問題は水。村の水田は傾斜地にあり、田んぼに水をあげれば、どうしても下の田んぼに浸透して行く。耕耘は水のない中で行うのがよく、そのため、農家は隣接する下の田んぼの耕耘が終わるのを待ってから自分の田んぼに水をあげる。お互い様なのだけれど、だからといっていつまでも待たせるわけにはいかない。で、まわりの農家の作業状況を見ながら、それに合わせて自分の田んぼの作業をすすめて行かなければならなくなる。

作物の生育状況とまわりの農家の農作業、それらに合わせながら田植えまでの忙しい日々が続く。





朝の5時ともなればあっちからもこっちからもトラクターの耕耘の音がゴウゴウと聞こえてきます。
この活気は田植え時期と稲刈り時期の年に二度だけなのですが、高齢化しているとはいえ農民はイキイキしていて、

俺が主役だ、文句あっか?

年寄りたちのこんな顔を見るのは久しぶりです。
彼らは早起きが得意だから、率先して田んぼに飛び出して行くわけで、若い衆はその音で目が覚めてしまう。
寝てなんかいられません。

そんなわけで、村の活気は年寄りたちが引っ張っています。




ようやく芽がで、苗が育ち始めました。
4月20日に撒いた種です。
これは「ひとめぼれ」。
田植えに向けて息子の春平は田んぼに発酵鶏ふんの散布を行っています。
裏山の朝日連峰では残雪をてっぺんに押し上げるように
ブナやナラの緑が頂上を目指して伸びて行きます。
田植えは5月20日からの予定です。
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東北の地域は都会の「植民地」ではない。
都会の「部品」でもなければ「家来」でもない。
もちろん、そのおこぼれを期待して生きる「ポチ」ではない。
東北に生きる我々は断じてそれらの後継者ではない。

地域を部品にすることで心が痛まないのは、自らが何かの部品だからだ。家来だからだ。植民地だからだ。ポチだからだ。

いま、われら東北の地域は、「部品」であることから自立しなければならない。この自立はいつか日本自身の再生につながるはずだ。

大言壮語に聞こえるだろうか?
だとするならば君の時代認識が間違っている。

いまは大きな時代の転換期なのだから。
誇りを取り戻す時代、
希望を創りだす時代なのだから。
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食とエネルギーと住の置賜自給圏に向けて3市5町から、予想をはるかに上回る300名を超える人たちが集まった。
その中には置賜3市5町の首長さんたち、国会議員、教育長・教育関係者、旅館組合、青果物卸組合,生協、森林組合、観光協会、・・いよいよスタートだ。
6月には社団法人「置賜自給圏推進機構(案)」として二段目のロケットに点火する予定。
 ただこの中にJAの職員がお付き合い程度にたった一人だけというのが気になるところだ。
総会の様子はこのアドレスでわかります。
https://picasaweb.google.com/101120986435784579598/20140412




新しい地域づくりが始まった。
食、エネルギー、教育、住の自給圏を目指す動き。
発信地は山形県置賜地方。置賜は3市5町。かつての上杉藩と重なります。
農と食をつなぎ、森林資源と住をつなぎ、森と水とエネルギーをつなぎ、学べば学ぶほど故郷から出て行ってしまう教育ではなく、ふるさとで暮らすことを志そうとする学び、学びの自給を創りだそうとする・・「置賜自給圏構想」。
いよいよ胎動します。
あの山の向こうに「もう一つの日本」がある。
設立総会は
4月12日、pm1;00〜3;30
米沢市「伝國の杜・ホール」

http://okitama-jikyuken.jimdo.com/










TPPと同じだ。日本と違うのは国の未来のために若者が必死で行動していること。ぜひ、下のアドレスをクリックしてみてください。
熱いものがこみ上げてくる。



隣の台湾で大変な10万人規模の歴史的な事がおきて大きな声で「日本人助けて」とネットで大きく出てること皆知ってください。

国民党の馬総統が中国と結んだ協定がひどく、日本と経済交流止めて中国と優先的にすることに日本と繋がりを大事にしろと大規模デモがおきてる。何故日本は見過ごす。応援すべきのは今じゃないのか。なぜ日本のマスコミは報道しない。Facebookに良心あるなら台湾を助けよう。

http://youtu.be/nCaQJCkt8wk

この協定は中国が台湾の土地を買える権利も含まれています。この意味わかりますか