ぼくのニワトリは空を飛ぶー菅野芳秀のブログ

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今日、28日。山形のこの辺では、お正月に向けた「松むかえ」の日だ。門松に使う「三階の松」を山から迎えてくる。
村の古老から「三階の松」について話を聞き、孫を連れて裏山(朝日連峰)の麓に入る。
静かな沢の音だけの世界だった。




寒さにあてたリンゴは一層甘くなる。
というわけで12月の今日までもぎ取らずにいたが、もう充分に寒さも雪もあたった。日曜日、孫たちを動員しての収穫作業。
傷ついたリンゴはもぎ取らずに小鳥たちの為に残しておく。




「小農」潰して多国籍企業に国民の胃袋を預ける。
「小農」潰して多国籍巨大企業に種子を開放する。
「小農」潰して遺伝子組み換えばかりとなる。
「小農」潰して健やかないのちと共にあった食べ物を失う。
「小農」潰して村が滅ぶ
「小農」潰して田んぼの生き物絶滅す
「小農」潰して地域の暮らしが破たんする。
「小農」潰して・・・・


まだ間に合う。
小農、消費者、住民が連携し、食料自給、地域の自立、「いのちと暮らし」こそ全て!
新しい大きな運動を作り出さなければと切に思う。

12月9日は昔から「耳あけ」と呼ばれている日だ。
大黒様を祭ってある神棚に尾頭付きの魚と二つに分かれた「まった大根」をあげ、枡に大豆を入れ、カラカラ言わせながら
「お大黒様、お大黒様。耳をよ〜く開けて聞いておりますから、なにがええごどおしぇでおごやえ〜!(良いこと教えてください)」と大声で言う。
 この行事が終わると、急速に暮れに向かい忙しさが増していく。もう一つの写真は、畑でとれた面白い形の大根。きざんで食べてしまうのは惜しい気がする。
かと言って他に使い道はないけれど・・。





12月に入り、風景はもう雪景色だ。
でもまだ白菜、大根の取入れが終わってない。負け惜しみで言えば、雪にあてたほうが甘くなり、旨味も増す。だけど我が家の場合、単純に仕事が遅れているだけ。
 雪にあてたほうが・・といえば、リンゴなどの果物も一緒だ。我が家の庭先のリンゴも雪をかぶったままぶら下がっている。これは仕事の遅れとは関係なく、あくまで風味、美味さをねらってのことで意図的だ。
 同じように、風雪の日々が人間を育てるとは言うけれど、かと言って俺が雪をかぶって、ぶら下がってみるわけにはいかない。あくまで雪をかぶるのはリンゴ。我が家においでなら、あなたにもおすそ分けしましょう。
そろそろもぎ時だ。




12月に入り、風景はもう雪景色だ。
でもまだ白菜、大根の取入れが終わってない。負け惜しみで言えば、雪にあてたほうが甘くなり、旨味も増す。だけど我が家の場合、単純に仕事が遅れているだけ。
 雪にあてたほうが・・といえば、リンゴなどの果物も一緒だ。我が家の庭先のリンゴも雪をかぶったままぶら下がっている。これは仕事の遅れとは関係なく、あくまで風味、美味さをねらってのことで意図的だ。
 同じように、風雪の日々が人間を育てるとは言うけれど、かと言って俺が雪をかぶって、ぶら下がってみるわけにはいかない。
あくまで雪をかぶるのはリンゴ。
我が家においでなら、あなたにもおすそ分けしましょう。
そろそろもぎ時だ。

 12月に入り、風景はもう雪景色だ。
でもまだ白菜、大根の取入れが終わってない。負け惜しみで言えば、雪にあてたほうが甘くなり、旨味も増す。だけど我が家の場合、単純に仕事が遅れているだけ。
 雪にあてたほうが・・といえば、リンゴなどの果物も一緒だ。我が家の庭先のリンゴも雪をかぶったままぶら下がっている。これは仕事の遅れとは関係なく、あくまで風味、美味さをねらってのことで意図的だ。
 同じように、風雪の日々が人間を育てるとは言うけれど、かと言って俺が雪をかぶって、ぶら下がる訳にもいかない。あくまで雪をかぶるのはリンゴ。我が家においでなら、あなたにもおすそ分けしましょう。そろそろもぎ時だ。




山形県朝日町で蜜ろうそくの制作を通して、自然のすばらしさを伝えている安藤竜二さんによるコラムです。
 西日本新聞社の佐藤ひろしさんから戴いた文です。
「蜂蜜の森を通して私たちが暮らす環境を見つめなおしてみませんか?」と呼び掛けています。
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あいかわらず、全国の里地で飼育する養峰家たち
が農薬被害で苦しんでいます。
以前の殺虫斉Jは虫にかけて殺すしくみだつたの
で、散布とともにミツバチが大量に死んだのでわかり
やすかったのです。しかし、現在の農薬の7割を占め
ているといわれるネオニコチノイド系の農薬は違いま
す。そのような被害ももちろんありますが、浸透性・残
効性が強くなったため、その農産物に花が咲けば、
蜜や花粉にも微量の農薬が出てしまいます。たとえ
成虫が死なない微量であつてt)、小さな体の次世代
の幼虫たちに影響が出て次第にハチたちが減つて
しまうのです。
実際近頃も、愛媛県のミカンのハチミツから国が決
める残留基準値越えの農薬が検出され回収する騒
ぎが起きました。人が食べてはいけない濃度の農薬
がハチミツに入つていたのです。ハチがどうなつたか
が気になります。
稲に花が咲く前に行われる田んぼの空中散布も被害は大きいです。稲は蜜を出しませんが花粉は大切な
幼虫のエサなのです。
また、この農薬は神経毒のためミツバチの脳に影響
し、帰ってこれなくなるともいわれています。
ハチだけでなく、私の自宅の周りでは、カブトムシやク
ワガタムシ、アゲハチョウ、カマキリなど、昔人気だった
昆虫たちをほとんど見かけなくなりました。私の大好きな
イナゴもいません。スズメも激減しましたc影響は広がっ
ているのではないでしょうかc
怖いのは、この農薬は私たちの脳にも作用していると
危惧されていることです。人の未来をミツバチや小さな
生き物たちが見せてくれているように思えてなりませんc



安藤竜 (あんどう りゅうじ)
1964年生まれ.養蜂を学んだ後1988年
に、日本ではじめての蜜ロウソク製造
に着手.ハチ蜜の森キャンドル代表。
日本エコミュージアム研会fT事。山形
県養蜂協会監事.編著『朝日岳山麓養
蜂の営み』(朝日町エコミュージアノ、
研究会発行)

10月31日から11月3日まで、長井市民4人で福岡県大木町、みやま市に行ってきました。
大木町で開かれたシンポジュームで、長井での地域づくりの経験をお話しするように求められたからですが、両市町とも資源循環型社会づくりでは日本のトップランナー。私たちの方が学ぶことの多い集会でした。
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日本の農産物への農薬残留基準はEUに比べておよそ100倍ゆるい。そして日本は農薬使用量では中国を抜いてダントツで世界一。そう、日本は世界NO 1の「農薬大国」だ。
今は新米の季節。村の集荷場では盛んにコメの検査が行われている。
たまに琥珀色の玄米の中にポツポツと黒いコメが混じることがある。カメムシの食痕だ。それが1,000粒の中に0から2粒以内ならば一等米。3〜5粒ならば2等米。6粒以上ならば3等米というように格付けされ、価格差が付けられていく。ただでさえ安いコメ価格。2等米、3等米になったなら眼もあてられない。作っている面積にもよるが数十万円の差はすぐについてしまう。だから農家は丹念に農薬散布をせざるを得ない。
 米屋さんやスーパーなどでは「一等米」も「2等米」もない。ただ品種や産地が書いてあるだけだ。実際、カメムシの食痕は農協や卸の精米の段階できれいに取っているので消費者の台所までは決して行かない。よしんば1000粒の中に3〜4粒の斑点米があったとて、味になんの変わりがあろう。
 水田への農薬多投の背景にあるのは国が作ったこの検査システム。生産現場ではわずかな斑点を取ろうとして、トンボを激減させ、農家はそれを吸い込み、全身に農薬を浴びる。農家もトンボも苦しい。
そこに「遺伝子組み換え」、「ゲノム編集」、放射能汚染食品の数々。
ニッポン!お前はいったい何を大切にしているんだ。国民の命ではないのか!人々の暮らす風土ではないのか!
(月間「地域人」50号に詳しく書いています。)




 たった今、7年越しで書いて来た「タスキ渡しの思想ー七転八倒百姓記」(仮題)がようやく脱稿した。
農作業やあれやこれやの取り組みに忙殺され、その上、病気になったり・・と、何度か中断したが、ようやく岸辺に辿り着いた。
なぜ百姓になったか。その後、何と闘い、どう生きて来たかなど、下手な文章で綴っている。
 いまどき本など・・それも、どこの誰かも分からない百姓が書いた本なんか読んでくれる人がいるか・・どうかは全く分からないが、書いてみた。
出版されたわけではないので、決してあなたが負担に思う必要はありません。ただ、終わったことがうれしくて・・・。

...もっと詳しく

 たった今、7年越しで書いて来た「タスキ渡しの思想ー七転八倒百姓記」(仮題)がようやく脱稿した。
農作業やあれやこれやの取り組みに忙殺され、その上、病気になったり・・と、何度か中断したが、ようやく岸辺に辿り着いた。
なぜ百姓になったか。その後、何と闘い、どう生きて来たかなど、下手な文章で綴っている。
 いまどき本など・・それも、どこの誰かも分からない百姓が書いた本なんか読んでくれる人がいるか・・どうかは全く分からないが、書いてみた。
出版されたわけではないので、決してあなたが負担に思う必要はありません。ただ、終わったことがうれしくて・・・。