ぼくのニワトリは空を飛ぶー菅野芳秀のブログ
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プラムの樹の上で
鶏舎の周りに植えている梅、桜、プラムなどの花がひと段落し、
これからは若葉の季節だ。
種まき作業もようやく終わり、苗代の被覆資材を乾かして収納するところ。
孫たちも風に飛ばされないよう見張りを引き受けてくれた。
「オオイヌノフグリ」や「ミヤコワスレ」、「忘れなぐさ」などが次々に花咲き、農地はさながら自然の学校だ。
2020.04.30:
kakinotane
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「ぼくのニワトリは空を飛ぶ〜養鶏版〜」
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教育費
学生の13人に1人が経済的に大学を続けられるかどうかの渦中にあるという。
親の失業もあろうし、本人のアルバイトが無くなったということもあろう。
若者の未来は日本の未来だ。「米1俵」の逸話ではないが、全力で彼らの行く手を守らなければならない。
そんな時こそ国の決断が求められる。
例えば、アメリカと契約している戦闘機を含む武器の代金を全てキャンセルする。「思いやり」予算もだ。
それだけで全ての教育費は無償になるのではないか。
生活破たん者を救済することもできよう。
防衛とはなにか。国防とはなにか。
2020.04.27:
kakinotane
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あれはツバメ?
あ、あれはツバメではないか?天空を切るように飛ぶツバメらしき姿を見たのが4月4日だった。まさかなぁ。春とはいえ、まだ雪の降る日もある。夏鳥の彼らが来るには寒すぎる。そう思っていたら、数日後、我が家の軒先から彼ら特有のさえずりが聞こえて来た。間違いない。ツバメだ!
その日から24時間、玄関の戸を開けて待っていた。冷たい外気がはいるが、それは仕方ない。それから数日後、つがいのツバメが我が家に入って巣作りを始めた。
4,000kmを旅し、遠い南の国からやって来たツバメ。今日も日本を覆う重い雲を払いのけるかのように飛び回っている。
早く来てくれたのにはきっと訳があるに違いない。
2020.04.18:
kakinotane
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イザベラバード
下のリンクをクリックしてみてください。
明治時代の初期、東北地方を旅した
イギリスの女性探検家・イザベラバードが、
「東洋のアルカディア」と絶賛したという
山形県は置賜地方。
当時の世界は今につながっている。
やまがたアルカディア観光局制作(宮部一通監督)
の数分間の映像です。
偉そうにしゃべっているのが俺です。
やまがたアルカディア観光局
2020.04.02:
kakinotane
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種子消毒
今日は孫たちの手を借りて種モミの種子消毒を行った。FBに書いた温湯法。60度の温度に浸け、間髪入れず、即冷水で冷やす。そこまで10分。わが家では毎年、家族ぐるみの作業。新6年生、4年生、1年生だけど充分に戦力になっている。その後に芽だし、播種と続き5月の20日ごろが田植えの予定だ。
左上の花は「梅」。ようやく花をつけだした。7月には我が家特製の「梅酒」となる予定。これがまた美味い!おいでいただければご馳走致します。
2020.04.02:
kakinotane
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種子消毒・再送
まだ間に合います。「もし、あなたが稲作農家の友人でしたら、ぜひ、この文章を最後までお読みください。そしてお届けください。」
こんな書き出しで始めた「コメの種子消毒」とその廃液についての一文を覚えておいででしょうか?春、全国の河川に大量に廃棄される、魚毒性が極めて高い廃液。今年もこれから始まります。農家、生協関係者など、おられたならぜひ下の文章を転送してください。今ならばまだ間に合います。1年前と同じ文章の再送です。
以下
春。なんといっても我が家は米の生産農家だ。雪解けと同時に気持ちは高ぶり、田んぼに向かう。
作業の手始めは種籾の消毒作業だ。種籾に付着している「いもち病」、「バカ苗病」などの雑菌を退治する重要な仕事で、この作業をおろそかにすれば、苗の生育にダメージを与えるだけでなく、秋の収量にも大きく影響する。このため、多くの農家は完璧を求めて農薬を使っているが、我が家では30年ほど前からそれをやめ、薬によらない方法でおこなっている。
それは「温湯法」と呼ばれている方法で、モミを60℃の温度に10分間浸すだけの簡単な方法だ。60℃という温度は生玉子が白く固まり、ゆで卵に変質していく温度。種にとっても危険な温度なのだが、漬け込む時間を守りさえすれば、ほとんど農薬使用と同じぐらいの効果を上げることができる。更にこの方が農薬代はかからないし、使用後の廃液に頭を悩ますことも環境を汚すこともない。私がこの方法に改めたのはある事件がきっかけになっている。その事件とはこんなことだ。
「チョット来てみてくれ。大変なことになった。」緊張した表情で我が家を訪ねてきたのは近所で同じ米づくりをしている優さんだった。急いで行ってみると優さんの池の鯉がすべて白い腹を上にして浮いていた。その数、およそ60匹。上流から種モミ消毒の廃液が流れてきて我が家の池に入ったに違いないと優さんはいっていた。こんなことになるとは・・それらの鯉は優さんが長年かけて育てて来た自慢の鯉だった。
農薬の袋には、魚に対する毒性があるので使用後の廃液は「適正に処理するように」と書かれている。農協も、河川に直に流さず、畑に穴を掘り、そこに浸透させるようにと呼びかけていた。でも、畑に捨てたら土が汚染し、浸透させれば地下水だって汚れかねない。また浸透させたつもりでも雨が降って、再び表面水となり流れ出すことだって充分考えられる。たいがいの農家は廃液を自分の農地の下流に捨てていた。一軒の農家の下流はもう一軒の農家の上流にあたる。そんな数珠つながりが上流から下流まで続いていた。更にひどいことに下流では飲み水にも利用している。そのため、廃液をどうするか。種モミの殺菌効果は完璧だが、毎年おとずれるその処理に頭を悩ましていた。そんな中での優さんの事件だった。
そこでであったのが「温湯法」である。この方法を教えてくれたのは、高畠町で有機農業に取り組む友人。方法はきわめて簡単で、しかも、単なるお湯なのだから環境は汚さないし、薬代もいらない。モミの匂いを気にしなければ使用後、お風呂にだってなってしまう。なんともいいことずくめの方法なのだ。
へぇー、こんな方法があったんだぁ。始めて知ったときは驚いた。いつのころから行われていたのか詳しくは分からないが、あっという間に広がっていくだろうと思っていた。もちろん私も近所の農家に進めてまわったのだけれど、我が集落で同調する農家はごく少数。どうも私には技術的な信用がないらしいとしばらくの間、あきらめていたのだが、先日、農業改良普及センター経由で山形県のうれしいニュースにであえた。
山形県では「温湯法」で種子消毒をする面積はずいぶん増えて、全水田面積の28%に及ぶと言う(平成29年)。少しずづ増えてはいると思っていたのだが、これほどまでとはおもわなかった。いらっしゃったのですねぇ。ねばり強く環境を壊さない農法の普及に取り組んでいた方々が。久しぶりにいい気持にさせていただきました。俺もあきらめずにがんばるべえ!そんな気持ちになりましたよ。
まだまだ毒性をもった膨大な量の廃液が日本の河川から海へと流れて行っている。どうぞ皆さん!お取引のある農家があれば、くれぐれも農薬に寄らない「温湯法」を進めてください。必ずお近くに「温湯法」の農家がいるはずですから。今年はまだ間に合います。
2020.03.18:
kakinotane
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FBの投稿から
フェースブックに投稿された一文です。適切なコメントだと思います。共有していただきたくブログにアップいたしました。前回のモノとあわせてお読みください。
以下
「新型コロナウイルス感染症について、私の大学の先輩である医師がfacebook上で以下のコメントをされています。是非ご一読ください。
↓
小林クリニックでは今、全員に以下の説明をさせていただいています。
手洗い、睡眠などの一般的な管理については、もう十分語られてますからここでは省略します。
朝から晩までテレビでコロナコロナ!の連呼ですが、彼らコメンテーターは専門家でもなく、よく出てくる「自称専門家」もかなり信憑性の欠けたコメントをしている場合が多いです。
〇〇県でまた1人感染者が〜!と言う陰で何百人が治ってることは言いません。
今や日本中がコロナ感染症で溢れたかのように騒がれていますが本当でしょうか?
さて、あなたのお知り合いでコロナになった人いますか?
今のところ私のクリニックでは一人もそのような方はいません。
つまり、多くの町には、ほとんどいないのです。
感染してる人は現在のところ非常に珍しいのが事実です。
しかも、企業が十分トイレットペーパーは生産してます!と再三言ってるのに、わざと空の棚をクローズアップして群集心理を煽っています。山積みの倉庫には決してカメラを向けません。
はっきり言って今社会は集団ヒステリー状態に陥っています。誤った情報に振り回されているのです。
結局マスコミは視聴率を稼ぐため群衆を煽っているのです。それが彼らの収入源ですから。
こういう情報を首ったけで見ていると、不安、恐れ、絶望感ばかり植え付けられ、結果としてあなたの免疫はドドーンと低下します。免疫が下がるということは感染症にかかりやすくなるということです。
今大事なのは免疫力をつけることなのです。
笑いが免疫力を高めることは科学的に証明されています。
免疫力をつける=気分をよく保つことです。
前向きな明るい気分が1番のワクチンなのです。
・この病気は何もしなくても8割の人が自然に治る病気です。安心してください。
・限られた医療サービスを本当に必要としている免疫弱者が受けれるようご協力ください。
・少しでも死亡者を出さないようご協力ください。
・ワイドショーは見ないでください
・テレビを見るなら、サザエさんとか気分を上向きにしてくれるものだけを見てください。
・手段は問いません。できる範囲でご自分の気の向くことをして、ご自分の気分を良くしてください。
・珍しい病気、嫌なことにだけ注目するのではなく、自分の周りに溢れている素晴らしいことに目を向けてください。当たり前に生活できていることに感謝しましょう。感謝の気持ちは免疫をバリバリに強化します。
・自分の気持ちを明るくすると同時に、誰か一人でも周りの人の気持ちを明るくしてあげてください。明るい気持ちの連鎖を広げてください。すると社会から感染症が収束します。社会の混乱もおさまります。
・咳をする人を厳しい目で見たり、人を誹謗中傷するのはやめましょう。 明るい思いやりの気持ちがこの社会の閉塞感を救います。
・文句は誰でも言えます。その前に今、自分は社会にどう貢献できるのか、ちょっとで良いから考えてみませんか?不要な買いだめを控える。明るい笑顔でも十分な貢献です。
このコロナ騒ぎで今、人類は試されているのだと思います。」
2020.03.10:
kakinotane
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藤井聡さん(京大教授)による自粛とキャンセルについて
コロナウィルスによる混乱が続いている。コロナをきっかけにしてこの国の抱えている「病理」があふれ出ている。これをどう理解するべきか。その上でどう対応するべきか。ここに藤井聡・京都大学大学院教授の文章を紹介したい。混乱を整理する上で、貴重な示唆を与えてくれています。
以下
今、コロナ対策として安倍総理は、直々に国民に対して、「多数の方が集まる」ような「イベント」の中止・延期を要請しました。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/newpage_00002.html
この総理要請のインパクトは絶大で、今日本中で三月中のイベントや会議は、軒並み、中止・延期となっています。
もちろん、あらゆる会合はキャンセルした方が「感染確率」が下がるのは事実です。
しかし皆があらゆるイベントや会合をキャンセルしてしまえば、日本の経済や社会は根底から破壊されることになります。
事実、もうどこの町でも、観光地も繁華街も飲食店は皆ガラガラ、交通事業者も商店も、軒並み大幅かつ深刻な「減収」に苛まれ始めています。このまま続けば我が国はそのうち、激しい倒産のラッシュが続き、とんでもない不況、恐慌へと突入することは目に見えています。
だから我々人間は、「感染を封じ込めることのメリット」と、「それに伴うデメリット」を比較し、時にリスクを取りながら是々非々で判断していく態度を持つことが必要なのです。そもそも「リスク」というものは、ただ単に「封じ込める」ものなのでなく、「付き合う」べきものなのです。
実際、国会では国会議員達が連日、超濃厚接触を繰り返しています。が、あれが許容されているのは、国会停止の「デメリット」が大きすぎるので、国会議員達は国会で感染が広がるリスクを受け入れているのです。
これと同様に、あらゆるイベントのキャンセル判断は、
「キャンセルすることによって得られる『感染リスク低減』メリット」
と
「キャンセルすることによってもたらされるデメリット」
を比較(衡量)する態度が必要なのです。
にも関わらず、そういう比較を何もしないで、ただただ空気に流される形で、日本国内であらゆるイベントがキャンセルされまくっているのが現状。つまり我が国には、「ヒステリック」な「やり過ぎ」のコロナ対応が蔓延してしまったのです。
では、このヒステリーがなぜ起こったのかといえば―――言うまでもなく、安倍総理大臣が、国民に対して直々に「多数の方が集まる・・・イベント等については・・・中止、延期・・等の対応を要請」したからに他なりません!
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/newpage_00002.html
この要請は、国民のヒステリーを誘発する「極めて悪質」なものです。
第一に、「多数の方」という言葉が曖昧で、それが10人なのか千人なのか1万人なのかが分かりません。だからあらゆるイベントの主催者を「不安」にさせるのです。
第二に、イベント「等」と書かれており、(その前に全国的だとかいう言葉が書かれてはいるものの)結局は全てのイベントが対象だと解釈できることから、ここでもまた、イベント主催者達を「不安」にさせます。
そして何より第三に、ここまで曖昧な要請なのに、その要請者が、行政府の長である「安倍総理大臣」であり、これを無視することが後に激しいバッシングを誘発するのではないかというさらなる強い「不安」をイベント主催者にもたらします。
こうした数々の「不安」が、全国のイベント・会合主催者にパニックをもたらし、あらゆる会合を思考停止しながらキャンセルしまくる集団ヒステリー状況をもたらしたわけです。
ついては、このヒステリーを納めるにはどうすべきかと言えば―――科学的な根拠に基づく、会合・イベントキャンセルの「基準」を考えることが必要なのです。
ついては、その「基準」を検討するために、簡単な「確率シミュレーション」を行ってみました。
この表をご覧ください。
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=2338748136226116&set=a.236228089811475&type=3&theater
この表はとてもシンプルな確率計算結果(文末に式を掲載します)を示したものです。この表の見方は次のようなものです。
まず、会合の数が大きければ大きいほど、感染リスクが高まります。その中の一人でも感染していれば、その集団内で感染が広がるかもしれないからです。
今、仮に日本国内に潜在的な感染者が「1000人」いると考えましょう。
今のところ、感染者数は260名(3月3日時点)ですから少々多いかもしれませんが、もしそうだとすると、この表に示したように、100人程度の会合をやっても、その集団に感染者が含まれている確率は四捨五入すると「ゼロ」になります(具体的には0.1%)。
仮に、潜在的感染者が「1万人」いるというかなり危険な状況を想定した場合でも、50人未満の会合なら、その会合に感染者が含まれる確率は、四捨五入すると「ゼロ」になります(具体的には0.5%)(ちなみに、中国人の人口14億人中感染者7.7万人ですから、日本人も同様の比率とすると約7000人となります。ですので、この想定は中国よりもさらに感染が拡大しているという想定です)。
しかも、以上の前提は、ほとんど誰もマスクもしなければ咳エチケットも守らない、という極端な状況ですから、そうした対応を図れば感染リスクはさらに縮小できます。
もちろん、ほんの僅かなリスクでも「避けたい」と考える主催者はキャンセルをすれば良いわけです。が、そのイベントに一定のメリットがあるなら、この程度のリスクなら中止は不要だと判断するのは、至って合理的と言えるでしょう。そう判断するなら、一定の対応を図った上で、今の国会が開催されているように、イベントを粛々と開催すればよいのです。
ちなみに、首都直下地震と南海トラフ地震の少なくともいずれか一方が発生する確率は約8%(!)もありますから、そんな災害リスクを完璧に無視しながら、それよりも圧倒的にリスクの小さいコロナリスクばかり考えているような態度は、著しく不条理なのです(さらに言うと、椎名林檎のライブは5000人規模でしたが、ここでの感染拡大リスクは、上記の巨大地震が今年に起こるリスクよりも圧倒的に小さい水準[2%]です)。
・・・
いずれにしても、単なる「根性論」や「思いつき」で学校を閉鎖したり、イベントを中止するようなことをしていると、日本経済は完全に失速し、とてつもない禍根を日本に残すことになります。結果、不況によって自殺に追い込まれる方々の数が、コロナで亡くなる方を圧倒的に凌駕することになるでしょう。
そうした最悪の悪夢を避けるためにも、政府は例えば、次のような、数理的根拠に基づく、より具体的な要請・説明をすべきなのです。
「100人程度以下のイベント・会合なら、感染リスクは僅少なレベルですので、その必要性を踏まえて是々非々で開催判断をなさってください。
ただし、参加者数が拡大していくと感染リスクも拡大していきますから、1,000人を超えるような大規模イベントについては、当該イベントの必要性と感染拡大リスクの双方を鑑み、中止・延期・規模縮小を選択肢にいれてたご検討をなさってください。なお、イベントサイズと感染拡大リスクとの関係の目安は、以下となっています。ご参考にしてください。
—————————-
参加者数と
感染拡大リスクの目安
(令和2年3月4日時点)
—————————-
5人 0.0%
10人 0.0%
50人 0.0%
100人 0.1%
1000人 1.0%
5000人 4.9%
—————————-
(※ この表は、感染者数が1000人のケースを想定しています)
とはいえ、安倍内閣はこうした基準を示すことはないと思います。これまでの振る舞いから類推するに、安倍内閣が「具体的な基準を示す」ことのリスクを取るような振る舞いをするとは、考えがたいからです。
もしもそうだとすれば−――誠に残念ですが、我々国民がこうした客観的検討を行い、パニックやヒステリーに陥ることを避けつつ、「冷静な振る舞い」を自ら心がけていくしかないのだと、思います。
さもないと、日本経済は本当に、根本から破壊されてしまうことになるでしょう・・・。
2020.03.09:
kakinotane
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「ぼくのニワトリは空を飛ぶ〜養鶏版〜」
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貧乏人大酒飲み会ほお誘い
「こんな時だけ『全国』にいれるな!
アホな自粛ムードを吹っ飛ばせ!貧乏人!大酒飲み会(仮称)」
への呼びかけ
「コロナ」の片りんすら見つからない、こんな小さな田舎町で、
保育園、幼稚園から高校に至るまで、すべての卒業(園)に伴う祝賀会、謝恩会が中
止だという。
「キャンセルに次ぐキャンセルで手の打ちようがない」
それらを頼みにしていた友人が嘆いていた。
ただでさえ落ち込みの激しい長井。この小さな経済社会に襲い掛かる消費税、
暖冬による除雪作業の消滅、さらにコロナによるキャンセルと。
只でさえ冷え切っていた地域経済にこれでもか、これでもかと襲い掛かって来る。
そんな中、仲間と相談して上記の気楽な酒飲み会を持つことにした。
年齢、性別、一切関係なし。あえて言えば長井が好きなこと。
何人集まるか、どなたが来てくれるかは全く見当がつかないけど、
お出でいただけたならうれしい。
日時;3月14日(土)pm6時〜
場所;長井市中央会館
会費;4,000円
呼び掛け;青木文男090-8926-3028/金子俊郎090-4559-9224
菅野芳秀090-4043-1315/村田孝090-3645-6745
申し込み;なるべくなら早めに呼びかけ人に
2020.03.03:
kakinotane
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雪がない。
今年の冬はどうなっているんだろう。
今まで経験したことがないほどの雪の少なさだ。
田畑に雪がない。
例年の2月なら田畑には1・5mほど、山にも3〜4m前後の積雪があって当たり前。
これでは雪女だって行き場を失ってしまう。
心配なのは水。雪は春に向けての水の貯金だ。
それが十分でないと田植えができない。いや、更に心配なのは飲み水だろう。
もし今年がカラ梅雨ならば日本列島は深刻な水不足になるだろう。
給水車がどうしたというレベルの話ではない。
そんなことではとても追い付けない水不足が心配される。
2020.02.03:
kakinotane
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しっ!静かにしよう!(再掲載)
白銀の世界が広がっている。冬は土の休息の季節。雪の下で静かに、ひっそりと眠っている。
土は今まで生きていたものたちの遺体の集合体。地上に最初に棲みついた植物はコケのようなものだったのかもしれない。それらが朽ちて少しの土ができる。その何千、何万回のくり返しの中からやがて草や木ができ、動物達が生まれ、それらが次々と遺体となり、土となってきた。数十センチという土の層は膨大な歳月をかけた、生きていたものたちの堆積。
森のブナの木が、その種を土の上に落とす。やがて成長し大木となる。その成長を支えるものは、かつてその場で土となった全ての生きものたち。幾百万、幾千万の生きものたちの力によってブナの木は成長していく。
畑の大根を育むものも、やはりその場で土となり、養分となった生きものたち。大根のいのちのなかに、かつて生きていたものたちが参加していく。
私たちは、大根を食べながら、同時に大根のなかに参加し、活かされたおびただしいいのち、あるいはいのちのつながりをいただいている。
空を飛ぶ小鳥も、森を駆けるウサギも、道端の草も、私も、君も・・・ひとつひとつの生きものは、かつてその地で生きていた、たくさんのいのちの集まり。
これから生まれてくるものたちも、私たちを含む全てのいのちの集積として新しいいのちを得ていくのだ。
遠い過去からはるかな未来に至るまで、いのちがかたちを変えながらめぐって行くところ、壮大ないのちの循環の場。それが土。
春にまた種が撒かれる。いのちのめぐりのはじまり。
シーッ!静かにしよう。土が休んでいる。春まで起こしてはいけない。雪がせっかくつつんでくれているのだから。
(写真は昨年の冬の光景です。)
2020.01.06:
kakinotane
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元旦の朝
どの地方にもそれぞれの元旦の朝の行事があると思いますが
私たちの所では、お供えのモチと、干し柿、栗、ミカンを一つのセットにして、家の要所、要所にお供えする。作業舎、農業機械庫、鶏舎・トラック、乗用車、家の台所、神棚など全部で15カ所。1年間の無事を願いながら、手を合わせ、お供えしてまわる。それが終わってからみんなで仏様などに手を合わせ、ようやく食事だ。
2020.01.01:
kakinotane
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