ぼくのニワトリは空を飛ぶー菅野芳秀のブログ

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全号の冒頭部分の再掲載です。
再度、お読みいただいたらありがたい。
一部修正しています。


今年に入って二つの文章を書いた。
その中の一部をここにあげたい。題して・・
「コカ・コーラの瓶の中のトカゲ・・」
 俺は最近、よく寺山修二のコカ・コーラとトカゲに関わる詩を思い出す。(「書を捨てよ 町に出よう」から)
 「中学校の頃、公園でトカゲの子を拾ってきたことがあった。コカコーラの瓶に入れて育てていたら、だんだん大きくなって、出られなくなっちまった。コカコーラの瓶の中のトカゲ、コカコーラの瓶の中のトカゲ。おまえにゃ、瓶を割って出てくる力なんてあるまい、そうだろう、日本。(後略)」
コカコーラはアメリカで、トカゲは日本。その一節はやがて有名な「身捨つるほどの祖国はありや。」と続くのだが・・・。
 戦後80年にもなろうとしているのに・・国の外交政策も、国内政治の舵取りも、その予算編成も、当然ながら沖縄も、その他の基地問題も、原発も、農業政策でさえもコカ・コーラのビンの中だ。こんな国は世界に例がない。誇りを失った国、「植民地」ニッポン。
「イイじゃないか、その方が、安上がりでトクだから」
 バカタレ!損得の話でない!この国の自立とそこにすむ我々の尊厳にかかわることだ。
 過日、鹿児島の知覧に行って来た。若くして、特攻隊の一員となって死んでいったたくさんの青年たちの手記に出会うためだ。
18歳で、19歳で、20歳・・で。自分たちの死から教訓をくみ取ってくれるなら、俺達の死も決して無駄ではないはずだ。無駄にして欲しくない・・・。
未来に希望を託し、そう信じて飛び立って行った多くの青年たち。そんな彼らの、たくさんの手記に出会えた。
俺は昭和24年生まれの戦後世代だ。彼らが託した「未来」の中に生まれ、育ち、生きている。
 そして、悔しいが、いまだにビンの中だ。
 彼らに対して恥ずかしい。
何とかして、何とかして・・と思い続けているうちに願いが叶えられないまま俺も76歳になってしまった。
せめた彼らに顔向けができない生き方はしたくはない。それは当然だが、単なる個人の「生き方」に留まってはならない。
俺は百姓だ。いま、農業に関わり、国の自立に関わる深刻な課題が横たわっている。コカ・コーラの瓶の中の農業政策。さて、どうする。どこから始める?
まずは選挙だ。
戦後世代の責任ををもってしっかりと向き合う!
そうだよな、ご同輩!百姓の仲間たち!

https://kanno-nouen.jp/
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